リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

肩の力を抜いてみようよ

2017年11月13日 | 日々の風の吹くまま
11月12日(日曜日)。雨。三連休の中日。大嵐が接近中。場所によっては最大風速が25
メートルになるそうで、メトロバンクーバー全域に注意報発令中。警報に格上げされる可能
性もあるらしく、ニュースではしきりに停電に備えるようにとアドバイスしている。ニューウェ
ストはフレーザー川の河口から奥に入ったところにあって、周囲を山脈や丘陵に囲まれてい
るせいか、あまり極端な影響は受けない感じだけど、それでもすごい大風が吹くことには違
いないから、今夜はルーフデッキとバルコニーにある飛ばされそうなものを取り込んでおか
ないと。25階のバルコニーからデッキチェアが吹っ飛んだことがあったし・・・。

暇だから午前中は新しい脚本の構想を練ることに集中。場所は郊外の分譲団地。ちょっと
気取って説明すると、人間観察を趣味とするペットの老犬をナレーター的な役に仕立てて、
娘の結婚式を控えた50代半ばのおじさんの一家の騒動記をコメディタッチで展開・・・という
ところ。タフな男の権威の発揚に必死のおじさん、隠れフェミニストの奥さん、遠くに住む長
男、でき結婚を仕組む長女、上の2人と年が離れていて父親に「アクシデント」と呼ばれる高
校生の次男。この家族に長女の(こてこて保守の)婚約者、結婚式に帰って来た長男が連
れて来たルームメイト(男)、さらに隣のおせっかいおばさんを絡めたら・・・?

ともすれば堅苦しくなるテーマのストーリーを、軽口をたたくのが得意なワタシがコメディに
仕立てようというわけだから、ナレーター役の老犬は絶対に長い垂れ耳のバセットハウンド
でなくちゃ。短足だからローアングルから人間さまを見て、いつも上目遣いで「何でやねん」
と困惑したような顔をしている哲学者犬に、気立てはいいんだけど地頭はちょっとどうかと
いう生意気盛りの次男坊を絡ませてみたら、ちょっと漫才っぽい雰囲気になるかもしれない
な。重々しいテーマの作品を渾身の力で書き上げるなんてきつい仕事は主義主張に確信を
持った人たちに任せることにして、目指すはニール・サイモン・・・。

最近は、演劇界にも時事問題に関する(作者の)主義主張を強く押し出して、上から目線的
に「考えろ!」と迫るような、肩の凝る作品が溢れている感じがするから、時事問題にぼかし
をかけて、肩の力を抜いて楽しんでもらえる娯楽的な作品があってもいいんじゃないかと思
うんだけど、はて、どうかなあ・・・。

何となくそういう感じ・・・

2017年11月12日 | 日々の風の吹くまま
11月11日(土曜日)。曇りのち雨。今日はRemembrance Day(戦没者追悼記念日)。こ
の日はカナダ各地の戦没者慰霊碑で午前11時に追悼式が行われる。ニューウェストの慰
霊碑は市役所の前庭に建っていて、式の前後に第二次大戦の戦闘機が追悼編隊を組ん
で上空を飛び、毎日24時間ぶっ通しでロックを流しているラジオ局も午前11時直前から追
悼の辞に続いて粛々と葬送ラッパを流し、11時から1分間の黙祷。最近は追悼式に参列
するミレニアルズ世代(20代~30代半ば)が増えているそうで、何となく世の中の流れが
変わって来ている感じ・・・。

掃除でひと汗かいた後は、のんびり。今日は2人とも出るのが億劫な気分だし、メインの食
材を3日分調達しておいたから、雨足が強くなったら買い物に行かなくても大丈夫。というわ
けで、何となく「一応」完成した芝居の脚本を開いたのが運の尽きで、舞台を想像しながら
読み直して、前からどうも流れがしっくりしないと感じていた2つの場を切り取って「分析」。も
ともと話の軸が似ていて、ひとつは軽め、もうひとつは重い話なんだけど、バージョン4まで
は重い方が第1幕にあって、第2幕で軽い方が中途半端に出て来ていたのがしっくりしない
原因だったような感じ・・・。

そこで、場の順序を逆にして、アファール猿人ルーシーが木から落ちて死んだらしいと言う
新説に言及する軽めの会話を第1幕に持って来て、現代に起きた悲しい事故の話を第2幕
に移して、細かい描写を調整してから脚本に戻したら、収まりがよくなった感じなので、バー
ジョン5として保存。基本的には3組のラブストーリーなんだけど、「住」と言う大きなテーマ
を背景に「家族」というサブテーマがあって、発達障害の疑いのある子、賃貸不足の中で取
り壊されるアパートからの転居先を必死で探す夫婦に生まれてくる子、事故で父親を亡くし
た子、事故死した子と、どれも子供が絡んでいて、男2人のブロマンス的なノリで書き始め
たのに、思いもよらない展開になった感じ・・・。

新しく書き始めた脚本も「家族」がテーマで、中心人物は男(一家の長)。最初の劇作講座で
書いた「処女作」も4人の男の裏と表で駆け引きするコメディで、先生に「女の視点でないと
ころがおもしろい」と言われたっけ。どこから見ても間違いなく女のワタシが「女」を主役にし
て書かないのはどうしてなんだろう。なぜかいつも自然に男が主人公になってしまう感じ・・・。

マイクロソフトとけんかしても

2017年11月11日 | 日々の風の吹くまま
11月10日(金曜日)。曇り時々晴れ。今日はワタシはほぼ切らした化粧品を買いに、カレ
シはバッテリの充電状態がおかしいSurface Bookを見てもらうために、9時半に一緒にメ
トロタウンへ。もうずいぶん長いことクリニークの化粧品を使っているけど、引っ越したらクリ
ニークが入っている一番近いデパートがバーナビーのメトロタウンになって、前は片道が
「徒歩30分」だったのが今は「徒歩/バス+電車で30分」。所要時間は変わらないのに何
となく遠くなったと思ってしまうから、人間の心理って不思議。

メトロタウンのモールはまだクリスマスシーズンじゃないのに駐車場がほとんど埋まってい
てびっくり。中では10時の開店を待っている人が大勢いてさらにびっくり。Mujiとユニクロが
オープンしたのつい最近だけど、Mujiの隣に日本語で「てつおじさんのチーズケーキ近日
開店」と書いてあってまたびっくり。聞いたことないけど、これも(中国人に人気の)日本のビ
ジネスらしい。マイクロソフトの店はユニクロの隣。ちょうどドアを開けているところで、カレシ
が予約時間になるのを待っている間にワタシはベイにひとっ走りして自分の買い物を済ま
せて、後はカレシの「相談」が終わるのを待つ間、髪を真っ赤に染めたブラジル人のスタッフ
と意気投合してぺちゃくちゃ・・・。

カレシのSurface Bookはキーボード側のバッテリが不具合とわかったけど、タブレット側と
合わせて全体を新品と取り替えなければならないと言われてカレシはびっくり。さらに、不具
合品を送り返して交換品を送ってもらうのに、保証金が必要と言われてまたびっくり。帰って
来てサポートに電話して、あれこれやったけど、結局は同じ診断で、交換には新品の価格
(37万円)を保証金として払えと言われて大むくれ。会話が録音されているのを知っている
ので徹底的に苦情を言ったら、メキシコにいるサポート君が電話を切ってしまったので、さら
に大むくれ。また一からやり直しだとぶつぶつ言いながらサポートに電話し直して、やっとつ
ながったサポート嬢を相手に、初めから事情を説明・・・。

最終的に保証金をクレジットカードに「保留」請求して交換品を送ってもらい、不具合品を送
り返して到着したらカードの請求をキャンセルすることで一件落着したのは午後2時半。た
かがバッテリひとつなのにそっくり交換なんて!と怒っているけど、モバイルはすべて一体
化していて、一部だけの取替えは不可能なんだと思うよ。

水をこぼさないのが先決だと思うけど

2017年11月10日 | 日々の風の吹くまま
11月9日(木曜日)。曇り。カレシが英語教室に下りて行った後、のんびりと掃除。まず寝室
でルンバ君を走らせることにしたけど、いっつもたんすの下のドッキングステーションのコー
ドをひっかけて向きを変えてはドッキングできなくなるので、ステーションを両面テープで固
定してあげた。ルンバ君がガァガァ、ゴツン、ジャージャーと走り回っている間、寝室のドア
を閉めて、リビング、ダイニング、オフィス、キッチンをまず掃き掃除。火曜日にきちんと掃除
をしたのでごみはわずか。

温度を下げて冬ごもりする鉢物を置いてあるスペアの寝室のドアが開けっ放しになってい
たのでのぞいて見たら、おや、大小たくさんある鉢の周りに枯葉がぱらぱら。これは掃除を
しなきゃと、箒を持って掃き出したら、あれ、枯葉が濡れてるよ。カレシが水遣りしたときに
狙いが外れて鉢の外に水がこぼれたようだけど、念のためにとシートの端を持ち上げてみ
たら、ああああ、床がびっしょり。ちょこっと拭き取れるような量じゃないから、えらいこっちゃ。
放っておくとラミネートのフローリングの継ぎ目に浸み込んで床が膨れて来てしまう。

とりあえず鉢を全部外のバルコニーに移したら、元凶はどうやら一番大きなフクシャの鉢。
カレシが水をやりすぎたのか、それとも水が土に浸み込まずにそのまま底から流れ出たの
かは不明だけど、ビニールシートを剥がして水をふるい落としたら、バルコニーに水溜りが
できたくらいの量。大急ぎでモップで床の水をしっかり拭き取って、床が乾くのを待って、鉢
の下に敷くつもりで買って来てあったゴムのマット2枚を端を重ねて敷いて、その上に新しい
ビニールシートを広げて、水がこぼれても下に回らないように四辺を内側に巻き込んで、鉢
置き場の「防水工事」は完了。外に出した鉢を取り込んで、並べて・・・くたびれたから、今日
はもうモップかけはやぁ~めた。

教室が終わって帰って来たカレシに報告したら、「土が古くて固くなってるから水が浸み込ま
ないんだ。植え替えしなきゃなあ」。あっ、そう。「水をこぼしても大丈夫なフローリングに変
えたいね。オレ、しょっちゅう水をこぼすもんな」。まあ、いずれ改装するつもりではいるけど、
カレシの「うっかり」や「上の空」は昔からなんだから、ここは水遣りをするときには如雨露を
底が濡れたままで持ち歩かないように、鉢の外にこぼさないように心するのが先決じゃない
のかなあ・・・。

だんな様は三食昼寝付き

2017年11月09日 | 日々の風の吹くまま
11月8日(水曜日)。曇り。きのう「小包到着」のメールが来ていたので、受取り代行オフィス
へ。エレベーター1号機は未だに「故障中」。あっ、そう。まだやってるのね。今日の小包は
通販で注文したポータブルDVDプレーヤー。バッテリが1回の充電で4、5時間持つそうな
ので、長時間のフライトにぴったりだし、RCAプラグでテレビに接続できる。ヘッドフォン2個
とリモコン付き。おもちゃのようなもんだけど、これでお気に入りのロッキングチェアに収まっ
て、DVD講座でお勉強・・・。

小さい仕事があるけど、さぼりモードで午後は小町横丁の散歩。普通はタイトルを見て適当
に突っ込みを入れる程度だけど、今日は「夫が定年後の自宅での昼食、どうしていますか」
というのを開いてみた。 昔から古くて新しい主婦の悩みだろうと思うけど、一番(ワタシに)
受けた回答は「旦那さんの仕事が休みだった日と同じ」。そうそう、定年になって自宅でラン
チを食べる日が毎日になっただけのことで、週末の延長みたいなもの。カレシが退職したの
は2000年の秋。それまではどんなに夜なべしても早起きしてお弁当を作っていたので、楽
になるぞぉ~とうれしい気持がしたっけ。

あれから17年経って、実際に楽になった。今日は残り物の魚のフライでフィッシュバーガー。
残り物は1日置いて使うことにしている。他に定番と言えるのは、和風/洋風パスタ、うどん
やラーメン、ホットドッグ、チーズトースト、電子レンジやオーブンで温めるだけの冷凍の既
製品、ときには近くのウクライナベーカリーのボルシチ。たまには早めに炊いて冷ましてお
いたご飯と残り物の肉でチャーハンを作ったり、時間がないときは韓国のカップめんで済ま
せたり。汁物のとき以外はカレシはトマトジュース、ワタシはにんじんジュースを添えて、ごく
たまにクッキーとエスプレッソのデザート。家でひとりで仕事をしていた頃はいい加減なラン
チだったから、カレシが退職したおかげでワタシもまともなランチを食べるようになった感じ。

午後3時。今日はカレシと連れ立って買い物。ロビーに下りたら、エレベーター1号機の上に
「G」の表示。ちょうどドアを拭いていた清掃係のグルディープが「やっと直ったわよぉ」。カレ
シはすかさず「今度は2号機が壊れるんじゃないの?」とまぜっ返し。帰りは1号機のドアが
開いたので一瞬乗るのを躊躇したけど、何事もなく23階に到着。実に3週間半ぶり・・・。

クレイジーロッカーだって

2017年11月08日 | 日々の風の吹くまま
11月7日(火曜日)。曇り。朝のテレビで、きのう郊外のアボッツフォードで殉職した警察官
の遺体がニューウェストにある病院に移送されるのに、メトロバンクーバー中のパトカーが
儀礼の「護送」に参加したというニュース。ゆうべ11時過ぎ、赤と青のライトを点滅させなが
らゆっくりとポートマン橋を渡って来る車の長い列が窓から見えた。かって制服や私服の警
察官たちが出入りする犯罪捜査機関に勤めていて、昼休みに爪楊枝をくわえた刑事さんと
ジンラミーに興じていたワタシは切ない気持。哀悼。

カレシを送り出して、のんびり掃除をしていたら、カレシから「コピー2部」と電話。今までは
教室のあったところでコピーをしてもらえたのが、自前の教室となると教材の印刷もコピーも
その手間も自前。常に新入りや飛び入りや脱落があって、正確な人数を予見できないので、
生徒さんにあげるプリントは最低限だけ印刷して行って、足りないときはワタシが「注文部
数」をコピーして届けるシステムにしてみた。まあ、同じ建物の中だからできることで、「先生
の奥さん」の出前が生徒さんたちに受けているようで、ときどき「奥さんに」と手製のお国料
理のおやつを差し入れしてくれる。

出前が終わったら、掃除の仕上げ。ラジオから流れるディスコのリズムに乗ってちゃっちゃ
か、ちゃっちゃかとモップかけ。FMのLG104.3を流すようになってからというもの、80年代
のハードロックにはまってしまった感じ。何よりもリズムがいい。気に入った曲はプレイリスト
をチェックしてタイトルとアーティストを調べて、特に気に入ったものは歌詞を探すんだけど、
先月そのプレイリストが表示されなくなってラジオ局に問い合わせたのがきっかけで、プロ
グラムマネジャーとメールで何度かbantering(軽口のやりとり)があって、「楽しいメッセー
ジをみんなでシェアして楽しませてもらったから、プレゼントを送ります」。ええ?と思ってい
るうちに送られて来たのがかっこいいサングラスとDJたちのサイン入りカードとバンバース
テッカーや小物類。

局のマネジャー氏から「クレイジーロッカー」のあだ名をもらってしまったので、カレシのお気
に入りの帽子を拝借して、サングラスをかけて、ちょっぴり気取って自撮り。カレシが「おお、
いいねえ」とひっくり返って爆笑したので、勢いで友だち限定のFBに載せちゃったけど、古
希が目前でも、ハードロックのリズムで体を動かせば、人生また楽しからずや!
     

お金は天下の回り物だけど

2017年11月07日 | 日々の風の吹くまま
11月6日(月曜日)。晴れ。きのう時計を戻したせいで、いつもより早く目が覚めてしまった。
まだ寒いけど、暖かくなりそうな気配。ちょうどWespacから請求書が来て、ロウルの作業
時間と新しいサーモスタット4個の代金を合わせて税込み8万円。サーモスタットは1個1万
円だけど、評判のある電気工事会社はウォルマートで売っているようなものは持って来ない
からこんなもんだし、寒波の週末の間中はうれしいくらい快適だったし、暖房の最適化で電
気料金が減ればそのうちに元が取れるだろうから、そこのあたりを考えたら高いってことは
ないか。

今日はまず先週から予約が入っていた校正の仕事。校正はやっとことないと言ったら、お
客さんから「前にやったじゃないか」という返事。へえ、そうだったっけ?ぜぇんぜん覚えてな
い。でも、数千円の仕事だし、英日だし、翻訳者は有能な人だということでオッケー。いつも
は校正してもらう側なので、校正はすごく気を使うからほんとはめんどうくさい。翻訳はA言
語をB言語に置き換えるという単純なものじゃないので、翻訳者が10人いたら10通りの
訳文ができるくらいだから、人様の翻訳がどんなに正確でも、訳語が気に入らなかったり、
自分にしっくりする表現に変えたくなったりする。結局はちょこちょこと手を入れて、しっくりし
なかったら元に戻してねと返送したら、異論なしでそのまま納品。

別の客先から10月分の請求を出せとメールが来たので、9月と10月の分をまとめて処理。
ここは発注や納品の追跡、請求、支払いの処理システムがあるので、ログインして、請求処
理して、3分でログアウト。半引退だからと言うことで仕事量を大幅に減らしたので、月ごと
に小額のアメリカドル建ての支払いを海外送金してもらうとコスト高になるし、こちらは生活
費として必要なわけではないので、一定の累積額を超えた月にまとめて請求する取り決め
をしてある。まあ、長年のご愛顧へのささやかなお返しのつもり。

我が家のあるマンションで最近4戸もばたばたっと売りに出てびっくり。戸建てが高くなり過
ぎたせいでマンションが売れ筋なんだそうで、売り出し価格がまたびっくり。我が家より小さ
い3寝室の17階の角部屋はほぼ1億円。エレベーターが止まってばかりの億ションなんて、
売れるのかなあ。あ、もしかしてエレベーターが止まってばかりだから売ることにしたとか?
でも、叩き売りでその値段はないだろ・・・。

時計を1時間戻せばいいってもんじゃないの

2017年11月06日 | 日々の風の吹くまま
11月5日(日曜日)。晴れ。寒っ!今日から「標準時間」。公式の切り替えは日曜日の午前
2時だけど、ゆうべオフィスを閉めたときに自動的に切り替わらない時計9つの時間を1時
間戻して、ゆっくり寝酒。午後10時半がいきなり9時半になるので、何となく中途半端な気
分で落ち着かない。でも、いつもの就寝時間の11時過ぎ(夏時間では午前12時過ぎ)にな
るまでがんばって、「普通の時間」にベッドに入ったら、「普通の時間」の午前7時半に目が
覚めた。メディアは「今夜は1時間長く眠れますよぉ~」と喧伝するけど、体内時計ってそん
な簡単なもんじゃないんだよねえ。

でも、ニュースによるとBC州ではホーガン首相が夏時間制度を廃止することを「真剣に」
考えているとのこと。州の市町村連合が廃止を提案したのがきっかけで、州民が望むなら
考えるから「直接メールして」と言ったらメールが殺到したそうで、最初は考えようかと言うス
タンスだったのが、廃止賛成のメールが止まらないもので「真剣」になったらしい。今どきは
時計の針を進めたり戻したりする意味がなくなったし、カナダのど真ん中のサスカチュワン
州やBC州の一部地域(ロッキーの向こう側)では1年中同じ時間で不都合がないんだし、
ワタシも夏時間の廃止は大、大、大賛成!わずか4ヵ月後の3月初めにまた夏時間に戻る
ので、来年には間に合わないかもしれないけど、ホーガンさん、頼んまっせ。

カレシはスカイプレッスンが入っていないので、今日はぐうたらの日。ジンが切れたし、ワタ
シのレミも半分になったので、エコーの運動をかねてMarket Crossingまでひとっ走り。何
しろ車が1台だけになったからバッテリが上がってしまったらタイヘン。駐車場に下りたら、
あはっ、2本の柱の間の2台分並んだスポットにエコー君が何だかさびしそうにぽつん。ちっ
ちゃいから隣の空きスペースの大きさが目立っちゃうなあ。ま、冷え込む中で路駐していた
頃と違って地下の駐車場だから、週一くらいで走らせていればそう簡単にはバッテリが上が
ることはないと思うけど、これからはちょっと小まめに運動に連れて行ってあげないとね。

きのうまでは午前8時過ぎだった日の出が今日からは7時過ぎ。目が覚めると辺りはもう明
るくなっているけど、日の入りは午後4時43分で、5時過ぎには夕闇が迫って来て、6時前
にはもう真っ暗。突然1時間早く暗くなるようになった感じで、やっぱり何か調子がヘン・・・。

不便があってもマンション暮らしはやっぱり便利

2017年11月05日 | 日々の風の吹くまま
11月4日(土曜日)。曇りときどき雪ちらちら。ルーフデッキの気温はマイナス3度。バルコ
ニーは1.2度。家の中は適温の23度。サーモスタットが去年からすでに較正外れになって
いたと思われるので、電力消費にどれだけ差が出るか興味津々。隔月で送られて来る電気
料金請求書には消費量を前年同期と比較できる棒グラフがあって、次の請求対象期間は
サーモスタットの取替えと前後する10月半ばから12月半ばまで。去年の同期もけっこう寒
かったから、どういう結果になるか・・・。

掃除の後はマンション前で始まるマーケットへ。エレベーターの下りのボタンを押したらすぐ
消える。おいおい、2号機も故障はないだろ・・・と思いつつ、何度か押しているうちに消えな
くなった。やれやれ。かなり待って、やっと来てドアが開いたら、うわっ、ほぼ満員。奥に管理
人のシェリーがいて「大丈夫」と言うのでぎゅっと割り込み。故障したのかと思ったと言ったら、
「犬の糞を残して行った人がいて、掃除する間だけロックしたの」。へえ、そんな行儀の悪い
飼い主がいるんだ。ペットOK(犬は体重制限あり)だから、犬を飼っている人が多くて、仲
良くなったわんちゃんも何匹もいるけど、みんなお行儀がいいけどなあ。誰なんだ、もう!
(エレベーター内にセキュリティカメラがあるのでシェリーにはわかるんじゃないかな。)

午後に雪の片がちらりほらりと舞う中を買い物に行って、帰って来たらロビーとエレベーター
の中にあるデジタル掲示板に「エレベーターの修理は月曜日に完了予定」というお知らせで、
みんな「だといいけどねえ」。今回は18階から地下3階までの全フロアの部品を取替えて、
費用はサービス会社との契約がカバーするので管理組合の負担はゼロ」となっていて、「は
はぁ、だぁからちんたらちんたらやってるんだ」。日常の保守点検をもっとしっかりやってもら
える契約なら、管理費が少々上がっても文句は出ないんじゃないかと思うけど、でも、そうし
たら向こうの思う壺になっちゃうかなあ・・・。

便利な街中のマンション暮らしにも何かと不便はあるけど、カレシはちらつく雪を眺めながら
「それでもオレはここから動きたくない」。うん、前の冬に周りに戸建ての住宅しかないところ
に住んでいなくて良かったとにつくづく思ったもんね。いずれ車の運転ができなくなっても生
活必需品はすぐそこにあるから困らないし、雪かきしなくてもいいし・・・。

冬ごもり・・・

2017年11月04日 | 日々の風の吹くまま
11月3日(金曜日)。曇り。朝の7時前にガンガン、バンバンと言う音が響き渡って目が覚め
た。断続的に30分くらい続いていたけど、エレベーターの修理かな。寝直すのも中途半端
な時間なので、起き出してブラインドを巻き上げたら、あはっ、雪景色だ!デッキの上はせ
いぜい1センチか2センチだけど、山並みはすっかり雪化粧。川向こうのサレーでは南部の
地域でどかっと積もって、朝のニュースは車の屋根の雪をかき下ろしている人たちの映像。
いやぁ、川を隔てただけでこの違い・・・。

寒いし、エレベーター1号機はまだ「故障中」だしで、今日は「冬ごもり」。先月サーモスタット
を取り替えたおかげで、リビングもダイニングもほぼ均等に暖まるようなって、相変わらずの
素足にミニのままでいてもいたって快適。デジタル式だから、保温程度なら陽炎のような線
が1本、がんがん暖めているときは5本、設定温度に達してオフになると何も表示されない
ようになっているので、暖房の状態がひと目でわかる。今のところ、リビング/ダイニングは
オン23℃/オフ20℃で午前6時にオン、午後11時にオフ、オフィスは23.5℃/18℃で
午前7時にオン、午後10時15分にオフ、寝室は23℃/20℃で午前6時にオン、午前8時
にオフ、午後8時にオン、午後11時30分にオフというサイクルになっているけど、春までこ
れで快適なら後は何年も放っておけるから、ものぐさには最高・・・。

天気予報では土曜日も日曜日も「冬型」なので、念のために午後の買い物は3日分の食材。
そういえば明日はマンションの前の道路で春まで月に2回開かれる冬のファーマーズマー
ケットの第1回。季節が季節だから農家(ファーマー)の参加はほとんどないけど、エレベー
ターで下りて外に出るだけで、重いトートバッグを担いで坂道を上がって来なくてもいいから、
たまには地元のクラフトビールS&Oのビールをカレシに買ってあげられるし、朝のトースト
にするブリオシュローフを毎回必ず買うベーカリーが来てくれるから、ワタシは文句なし・・・。

冬ごもりの1日、探し物をしていて見つけミニの万華鏡。長さが6、7センチ、直径1.5セン
チの真鍮製。引越しのごたごたでなくしたと思っていたけど、雑多なものが入った靴の空き
箱の底から出て来た。なつかしがって遊んでいるうちに、ふと思いついて、カメラのレンズに
くっつけてのぞいて見たら・・・。
   
   
   
   

冬来たりなば、雪遠からじ?

2017年11月03日 | 日々の風の吹くまま
11月2日(木曜日)。雨。雪の注意報が出ていて、内陸は雪。メトロバンクーバーでは白くな
るのは海抜300メートル以上という予報。我が家は海抜から計っても120メートルくらいの
レベルだから大丈夫かな。去年の冬のてんやわんやに懲りたもので、どこも「越冬プラン」を
見直して、市民に「準備万端」をアピール中。バーナビー山は雪が降るたびにバスが止まっ
て頂上にある大学が休講を余儀なくされるんだけど、今年は試験的にバスの後輪タイヤに
特殊な「ソックス」を履かせるんだって。午後には気温が急降下して、雨に混じって重そうな
雪がぼたぼた。初雪と呼べるのかどうか知らないけど、20分くらいぼたぼたぼた・・・。

エレベーターの修理は今日で終わるはずだけど、果たしてほんとに終わるのかな。当面は
予約が入っていないから、さほど不便はないし、いざとなれば階段を下りられるけど、障が
いのある人には死活問題。きのうのコーヒークラブでもエレベーターがロックされている間に
救急車を呼ぶような事態が発生したらどうするというのがみんなの懸念だった。高層階で心
臓発作を起こしたら助かる可能性は限りなくゼロに近いそうだけど、ゼロじゃないから当然
救急車が来る。そんなときに1台しかないのにロックされて下りて来ないエレベーターを待っ
ていたら、助かったかもしれない人が助からないと言うことになる。つまりは人命に関わる
大問題だよね。

小町横町の井戸端会議では「タワーマンションを選んだ人の自己責任でしょっ」とやられそ
うだけど、行政が住宅不足対策として「高密度化」(高層マンション化)を促進しておきながら、
ライフラインとなるエレベーターに関しては寡占業界の過当競争を野放しにして、維持管理
の監督規制を怠っているのは由々しき懈怠じゃないのかな。買い物に出るのにロビーへ下
りたら、エレベーター1号機のドアに「故障中」という札があった。へ?いったんは直ったけど、
動き始めたらまたすぐ故障しちゃったってこと?みんなもう顔を見合わせてきっつい冗談だ
ねえと苦笑するしかなくなった感じだな。次の引越し予定は12日だから、それまでに復旧し
てくれれば上々というところか。

夜になって冷えて来て、ルーフデッキの温度計は0度、バルコニーは4度。明日は晴れるこ
とになっているけど、まさか夜の間に雪になって、朝起きたら見渡す限りの銀世界だった、
なんてことはないだろうなあ・・・。

さようなら、タコマ君・・・

2017年11月02日 | 日々の風の吹くまま
11月1日(水曜日)。晴れ。今日から11月。いっつも言ってるけど、時の足は年を取るにつ
れてどんどん速くなる感じ。今日は月例の「コーヒークラブ」で、公証人役場を売って引退し
たばかりの理事のグロリアが来ていて、話題の中心はエレベーター。維持修理については、
マンションが完成して管理組合法人が発足する前に開発業者が10年契約を結んだので、
契約解消や業者の変更はかなり難しいそうだけど、住人の中には建設関係の法律が専門
の弁護士やエレベーターのテクニシャンがいて、理事会にいろいろと知恵を提供していると
いうのは心強いかな。

午後に中古車ブローカーのラリーが来るので、その前に着いているずの通販品を取りに宅
配受取行オフィスにひとっ走り。新しく入った女性が「ありません。来ていたらメールが行っ
ているはずです」。いや、通知のメールが来ていないけど、発送元からは配達完了のメール
が来ているから、あるはずだ~とねばって、やっと大きな箱の陰になっていたLLビーンの
緑色の袋を見つけてもらった。裏がフリースの防水ジャケット2着。カレシのと同じスタイル
のは今どき用で、フリースが厚いのは本格的に冬になったとき用。金曜日から週末は最低
気温がマイナスで、雪がちらつくという予報・・・。

午後3時過ぎにラリーが来てトラックの引渡しの手続き。といっても、合意した値段(120万
円!)の小切手をもらって、強制保険の残り期間の払戻しに必要なナンバープレートと保険
証をもらって、スペアを含めた3本のキーを引き渡して、売買は完了。奥さんが一緒に来て
いて、ラリーがトラック、奥さんが乗って来た車を運転して帰って行った。さよなら、タコマ君。
あまり走らせてあげられなくてごめんね。今度は思いきり走らせてくれる人に出会えるとい
いね。カレシは空になった駐車スポットを見てちょっと寂しそうだったけど、もうバッテリが上
がる心配をしなくてもいいし、年間15万円の強制保険が不要になったしで、終わり良けれ
ばすべて良し。それにしてもこんなに高く売れるとは思わなかった・・・。

買い物に出たついでに銀行に寄って小切手を入金して、今日の夕ご飯はトラックの売却完
了のお祝いってわけじゃないけど、ちょっと贅沢にHマートで見つけて来たカンパチとアルバ
コアマグロの刺身、松茸たっぷりのご飯、昆布だしで煮たかぶとスナップエンドウ。ねえ、久
しぶりにTojoさんの「おまかせ」を食べに行かない?

トリックもトリートもあるハロウィン

2017年11月01日 | 日々の風の吹くまま
10月31日(火曜日)。曇りがち。今日はハロウィン。元々基本的に子供の行事だったのが、
今では子供たちはご近所の家々を回る代わりにモールとかコミュニティセンターのような
「安全な」ところで監督されてTrick or treat(お菓子くれなきゃいたずらするぞ)をやり、大人
になり損ねたような元子供たちが仮装パーティで大騒ぎ。ま、ハロウィンは元々ケルト人の
サウィンという収穫の祭をヨーロッパにキリスト教を広める(マーケティングの)過程で取り入
れたものだから、あんがい大人のどんちゃか騒ぎの方が本来の姿なのかも。

朝、カレシを送り出して掃除をしていたら電話で、「コピーを14枚頼む」。はいはい。デスク
に置いてあった教材を14枚コピーして、1階の教室まで「出前」。向かいのオフィスから出て
来たシェリーが「エレベーターの修理、終わるのは木曜日ですって」。明日1日休んで木曜
日に完了ということらしい。閉じ込め事故があった後の修理費用はメインテナンス会社の負
担だそうなので、金にならないからとちんたらちんたらやってるんじゃないかと勘ぐってしま
うな。午後に管理会社からお知らせメールが来て、最後に「管理組合理事会は今回の対応
を極めて不満として契約の見直しをする予定です」と書いてあった。そう、潮時だよ、潮時。

午後には中古車ブローカーのラリーから「110万円から120万円の間で買い取る」という電
話があって、うひゃぁ。中古のタコマは人気があるんだそうだけど、もう買い手がいるのかな。
やっぱり走行距離1万キロがモノを言ったかな。マージン、どれくらいかけるんだろうね。明
日さっそく引き取りに来ると言うので、夕食後に駐車場に下りて行って、荷台に「保管」して
あった園芸道具や土をロッカーに移してから、車内のごみやガラクタ、ジャンバーケーブル
や雪かきブラシの片付け。どこで拾ったのか大きな石があったり、何年も前の芝居のプログ
ラムがあったり。荷台の積荷を固定するラチェット式のバーはおまけ。

今年のハロウィンはときたま爆竹が鳴る以外は何だか静かだなあと思っていたら、8時を過
ぎて、あっちこでもこっちでもほぼ270度見渡すかぎりの花火、花火。遠くで上がるのは音
なしだけど、近いのはすぐ目の前でドンドン、パチパチ。ご近所さん同士で競争でもしている
ように派手にドカドカ打ち上げるところもあるし、10時近くまでぐるりと花火に取り囲まれて
更けて行くハロウィンの夜・・・。