【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

春色の囁き

2007-02-20 17:13:21 | 『カフェ「薔薇の詩(ポエム)」』編
   今日も、どこを見渡しても、雲一つない空です。
  今年は、こんな空が本当に多く、アンでなくても

   “今朝は日が照っていて嬉しいわ。
  これだけでも、今日という日は、
  幸せな一日が約束されているようなものね。”


    ~なんて、華やいだ気分にも、なれるというものです。
  一方、「アンの世界」 では、3月でさえ、

 


   “恐らく、一年中で一番見栄みばえのしない季節であろう。
  夕日の光でさえ、この活気のない、
  じめじめした重苦しい風景に、
  色彩を添えることは出来なかったし、
  溶けかかって黒ずんでいる
  港の氷の醜さを隠せなかった。

   生ある物の姿は一つとして見えず、
  ただ大きな黒い鳥が一羽、
  鉛色の原の上を飛んでいるだけだった。”
   
                  【「アンの夢の家」 第29章】


 


   それに比べれば・・まだ2月なのに、
  この太陽と空の青さ・・。

   色とりどりの花も咲いている・・・。
  もしアンなら、一体何と言ったでしょう・・・?






 


 


   いかにも春を思わせる、
  柔らかいすみれ色の陽射しの中の今日のティータイムは、
  こんな清水焼のカップにしてみました。

   珈琲に “おはぎ”? と思われる方も
  いらっしゃるでしょうが、私は平気なのです。
  と、いう訳で・・・。

   おはぎに合わせて和風のカップに。
  このカップ、とりわけ暑かった夏の日、
  京都産寧坂のお店で買ったことを思い出します。

   1客の珈琲カップは、珈琲の香りと共に、
  思い出も運んでくれます。