【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

恋待蕾~焦らす薔薇

2007-02-24 17:16:21 | 香る庭の花綴り

【天使の階段】




   今日はこんな空で明けましたが、
  いかにも冬の空と言った感じになりました。

   “そうそう、いつもの空は、こんな空だった・・”
  と、懐かしささえ、覚える始末です。

   そして気温も又、昨日までの春から
  一気に冬に逆戻りです。

   雲一つない青空は、それは嬉しくてわくわくします。
  でも、それが何日も続くと・・微かな不安・・・。

   心から喜べないのは、今盛んに叫ばれている、
  地球温暖化現象が根底にあるでしょうし、
  はたまた、人間が幸せの絶頂にいる時、
  ふと覚える不安と似たようなものなのかも知れません。

   写真の 『天使の階段』、ふと見上げた空に、
  光のショー!!  アッと思い、
  慌ててカメラを探し、(こんな時に限って見つからない) 
  二階に駆け上がったのですが・・・。

   ほんの僅かな時間だとは思うのですが・・
  一番素敵なシーンは、取り損(そこ)なってしまいました。



   「ご覧なさい、3分前には黄昏だったのに、
  もう月明かりよ。
  あの移り目の刹那を
  掴まえなかったのは残念だわ。
  でもそんな瞬間は
  どうしても掴まえる事は出来ないわね。」


   


   黄昏でもありませんし、移り目の刹那・・と言うのとは、
  ちょっと違うようですが、このアンの言葉は心に沁みます。

   写真では、もう少しでしたが、
  肉眼ではしっかり見る事が出来ましたので、
  良しとしましょう。      



   もう一つ、寒い時、気になるのは
  先日来からの蕾の薔薇です。

   「今日咲くかな、明日咲くかな・・」 
  と、本当に心待ちにしている薔薇・・。

   でも、今まさにこの季節。
  そんな待ち焦がれる蕾の・・
  ぴったりの名前が、
  ちゃんとあったのですね。
  その名は・・・。

   恋待蕾こいまちつぼみ。 何と、美しい名前なのでしょう。
  写真の 『美人の日本語』 には・・。

   “恋の蕾、夢の蕾、どんな蕾でも心に、
  ほんのり灯りを灯してくれ、例え、
  ほろ苦い思い出になったとしても、
  蕾の心はずっと後になって愛おしく思い出されるもの”

   ~と あります。
  美しい国の美しい言葉、大切にしたいですね。