【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

心の花束

2008-07-11 16:56:34 | リラのお気楽ユメ日記


 今日も、涼しい朝を迎えました。真珠色の空です。
でも、今のこの時間には、青空に鯖雲が、浮かんでいます。

 昨夕は、庭に出てちょっとばかり草むしり。
ふと空を眺めると、西南の空には、半月の白いお月様。

 思わず、手を休めて見惚(と) れてしまいましたが、「上弦の月」 だったのですね。
夜空のお月様もいいけれど、こんな風に暮れ泥(なず) む空のお月様も、いいものですね。

 そして、暮れ泥むという、その言葉も、なぜか風情があって好きです。
暮れようとしているのに、なかなか暮れる事が出来ない空。
丁度今頃の・・夏の空は、特にそんな感じが、するような気がします。

 “ビロードのような夕闇を、大きな夜の蛾が突っ切る黄昏時を
そこに座って過ごすのが気に入っていた。”

                                        【「アンの夢の家」 第38章】

   今日も、朝早くから、この蝶やって来ました。
  「ヤマトシジミ」 と言うのだそうですね。

   余程、ここが気に入ったのか、朝7時頃から
  3時間余り。それもその筈・・。

   止まっている花は 「ハローエンジェル」
  なのですから。

   何だか去年も同じ事を書き込んだような気が
  しますが、天使の使いの蝶が、「こんにちは、
  天使さん」 の花に止まるなんて・・。

   偶然では片付けられない何かが・・?
  あるような気がしてなりません。

 ところで・・。普段は、あまり感じていない? 
年齢を感じる時って、どんな時でしょう・・?

 冒頭の写真の 「ジュリアン」 は、まだ春浅き頃、
“ジュリアンの君” (勝手に名前を付けました) に、頂いた物です。

 今時の学生には珍しく? とても礼儀正しくて、
鉢でハーブを育ててもいる、心優しい若者です。

 新聞の集金なので、1ヶ月に1度の来宅ですが、その都度、
「お花が綺麗ですね。」 とか、「朝顔を植えられたのですね。」 等など・・。
必ず、何らかの声掛けがあるのです。

 それは、とても爽やか。でも、爽やかであればあるほど、
自分の年齢を感じてしまう瞬間です。ある淋しさも伴って・・。

 「・・・あたしも少し年を取ったという気がするのは、
雑誌の挿絵を見る時だけよ。
描いてある主人公も女主人公もあたしには、
あまりにも若過ぎるように見えて来たの。
でも、かまわないわ、ダイ、・・・」
             【「炉辺荘のアン」 第1章】