【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

若い真珠

2010-04-09 15:27:15 | 香る庭の花綴り




   日替わりの空は、
  今度は花曇りになりました。

   同時に気温も下がり、
  肌寒くなっています。

   おまけに今日は南風も
  吹いています。南風は・・

   エミリー によれば、
  “小さな灰色の妖精”
  でしたね。
  
   確か北風は、“がみがみおばさん” でしたから、
  南風が一番ロマンティックです。

   それにしても普段、我家は風だけは当たらない所ですから、
  それが、このように感じられるという事は、かなり強いのでは・・と思います。
  こうなれば、満開の桜が気になります。

   そう言えば、昨夜テレビでも・・。
  “明日は、薄紅色の雪が降るでしょう・・” ~なんて、言っていましたっけ。
  花吹雪の事でしょうが、やはり春は誰をも詩人にさせるようですね。

   そうそう、昨日は美しい鶯の鳴き声をたっぷり聞きましたが、(一応山ですので)
  今朝は、こちらでも。すぐそこで鳴いているように思ったのですが、勿論姿は見えません。
  それにしても次のフレーズは言い得て妙ですね。 
   
   “目は見るだけでは満足せず、耳は聞くだけでは満足しない”
                                      【「エミリーはのぼる」 第11章】



   さて、相も変わらず蕾ばかりを集めている私です。
  蕾って、沢山の夢や希望を一杯に持っているからこそ、
  それを見ているこちら側にも、それらを分け与えてくれているような気がします。

   それは、アン の言う、曲がり角にも共通する気がします。
  年を重ねるに従って、だんだん先(未来)が見通せる、
  真っ直ぐな道になって来たような気がしますから。

   「道を曲がった所に何があるか、全然、見当がつかないわ ――
  知りたいとは思わないの。分からない方が素敵ですもの」

                                           【「アンの愛情」 第2章】

   ところで、マーガレットはギリシャ語で 「真珠」 の事なのだそうですね。
  今日のタイトルは、ここからも引用させて頂きましたが、
  それでなくても夢は、どれも美しい真珠のような気がします。





     明日(10日)は、ブログをお休みさせて頂きます。
    勝手を申しますが、どうぞよろしくお願い致します。