【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

花と蕾のファンタジーⅡ

2010-04-16 16:33:16 | 香る庭の花綴り


   



   起床時は、降っていなかった雨。
  いつの間にか・・音もなく降り出しています。
  その雨は、目を凝らして漸(ようや)く分かるほどの霧雨なのですが・・。

   気付いたのは、午前9時過ぎ。
  “今日は、午後からだったのでは・・?”
  ~なんて、空に向かって呟いてみても詮方ありませんね。

   おまけに2月下旬の気候とか。
  灯油の方も残り少なくなっているだけに暖かくなって欲しいのですが・・。
  それにしても・・。

   “・・・美しい、気紛れな、渋々やって来るカナダの春・・・”
  『アンの世界』 で、こんな文章を目にした記憶がありますが、
  本当に今年の春は気まぐれで、渋々・・のような気がします。






【小手毬】   【フランス菊】


   


   さて、今年の何とも気紛れな天候と寒さ。
  巷では野菜の高騰が話題になっていますが、庭の花たちは続々と蕾を付け、
  花開き、百花繚乱の態勢を整えつつあるように思います。

   「小手毬(コデマリ)」 がツンと白く、丸い小さな蕾を付けたかと思えば、
  マーガレットに似た 「フランス菊」 は、これで何度目の開花でしょうか・・。
  かと思えば、一足早く咲いた黄色に続いて紫色の蕾を付けたのは、「フリージア」。

   「蔓日々草」 や、「星花(花韮)」 に至っては、例年以上に花を付けていますし、
  「ラベンダー」 や 「セージ」、「ベルガモット」 等など・・
  ハーブの生育も今の所、何ら変わりありません。


   そうそう昨年、生協より求めたワイン色のラベンダーが、
  小さな小さな花芽を付けているのを発見。
  昨日も記した、リラの樹と共に楽しみです。

   「・・・ 略 ・・・青い、成長して行くものを相手にのんびり仕事をし、
  毎日可愛らしい新芽が出るのを見守っているのは、
  創造の仕事に手を貸しているようなものだと思いますわ。
  丁度、今うちの庭は信仰に似ていますわ ――
  希望しているものの実質ですわね。
  でも、ちょっと待たなくてはなりません」

                                 【「アンの夢の家」 第18章】