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今日も概ね晴れの天気になりました。
それにしても今朝の寒かったこと!
どうやら寒の戻りのようで、
朝だけではなく、日中もあまり気温が上がりません。
今年は本当に気候が不安定ですね。
さて、昨日の映画。
私にとっては本当に久し振りの映画となりました。
その映画とは勿論、イギリス映画 『アンナ・カレーニナ』。
今を時めく凛とした美貌の女優、キーラ・ナイトレイ主演です。
昨日も記しましたが、贔屓(ひいき)にしていた地元の映画館が
なくなった事で、映画熱がプツンと切れたと言いますか・・。
これでも昔は、手当たり次第に観ていたものです。
今の私は、好みがかなりはっきりしていますので。
その意味ではイギリス、フランス、イタリア映画等など・・
厳選して封切っていましたから重宝していたという訳です。
それに何より近くというのが一番ですものね。
~なんて。いい加減に諦めなければいけません。
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前置きが長くなりました。
申すまでもなく、「アンナ・カレーニナ」 と言えば、
ロシアの文豪、トルストイ作。これまで何度も映画化されていますね。
残念ながら私は観ていないのですが、
1997年にはソフィー・マルソーの主演でも。(米映画)
そう言えば、カトリーヌ・ドヌーヴも、この役をやりたかったそうですね。
「運命の愛」 なんてロマンティックに記しましたが、
一言で言えば、不倫愛。尤も、一言で記す事ではないかも知れませんが。
とは言え、帝政ロシア末期(1870年代)のロシア貴族の暮らし振りや、
豪華絢爛な衣裳や宝石、きらびやかな社交界、華麗なダンス等など・・
次から次へと繰り広げられるそれは、まるで舞台。
おまけに、アンナ・カレーニナ役の
キーラ・ナイトレイの洗練された美しさと言いましたら・・。
彼女が社交界の華である事は言うまでもありません。
そうそう、この映画はアカデミー賞衣裳デザイン賞を
受賞したそうですね。(実際は、シャネルの衣裳とか)
久々に観ているだけで、うっとりの映画でした。
ところで一番下の写真の衣裳。
ここでは普段着? のようですが(勿論、スカートは針金入りで膨らんでいます)
色、デザイン共に私の好み。画面上でも思わず引き付けられ・・。
立ち襟で短めの丈のブラウス。素材は絹でしょうか。
スカートは長めのフレアー、もしくは A ラインにすれば、
今でも十分、着れますね。