途中ずっとアンの心は歌い続けた。 楽しい家へ帰るのだ。 その敷居をまたぐ者誰でもが これが我家だと感じる家、 (中略) アンを喜び迎えてくれる部屋部屋・・・ 辛抱強く待っている椅子や アンを待ち受けている押入れの中の衣類・・・ (中略) 「家へ帰るのが嬉しいとは幸せなことだわ」 【「炉辺荘のアン」 第3章】 |
【「小手毬(コデマリ)」】
今日も晴れの空で明けました。
ただ、ちょっぴりヒンヤリの朝。
今の季節、毎朝のように
何らかの新しい発見がありますね。
庭に出るのが楽しくて。
今日は木香薔薇(モッコウバラ)
と小手毬(コデマリ)が開花。
木香薔薇は白だとばかり
思っていましたら淡いクリーム色。
写真を・・と思ったのですが、
開花したのは最も撮りにくい
場所でしたので、断念。
それにしても結構小さな虫が
折角の蕾を食い荒らしています。
木香薔薇は虫が付きにくい
と聞いていたのですが・・?
ところで何を思ったか? 今日は春らしい、
アンティークピンクの優しい薔薇模様のワンピースに着替えました。
大好きなロマンティック花柄の 「ローラ・アシュレイ」。
その上に綿レースの白いカーディーガンを羽織って。
こんな格好をしましたら・・あら、アラ不思議。俄かにアン気分。
さすがに先日の原っぱに出掛けるのは億劫です。
そうだ、庭にしましょう。ピクニック気分で。
外出するのもいいけれど、特に最近、
こんな事が好き勝手に出来る 「家」 が気に入っています。
ただ今日の例文とは、かなり意味合いが違って来ましたね。
同じ戸外でもいつもの椅子席とは又、違った感覚です。
足を投げ出して思い切り伸びをして。
~なんて楽しんでいましたら・・
どうしたのでしょう、急に風が強くなって来ました。
そうこうするうちに雨もパラパラと。
お天気には敵いませんね。でも、庭ですから片付けるのは簡単。
結局、ほんの束の間のアン気分だったという訳です。