【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

夕焼け雲に心乗せて

2014-08-01 18:20:18 | 四季のスケッチ



【西の空の夕焼け雲】


【黄昏の東南の空】









アンは西の部屋の窓際に膝まずき、
夕焼け空を眺めていた。
空は火のようなしべに、クロッカスの
花びらを持った大輪の花のようだった。
アンはデイヴィーの方を向いて、
夢見るように答えた。
「月の山越え、影の谷を下る」                
                【「アンの青春」 第18章】







   今日から8月ですね。
  最近、空が趣きのあるものに変わりつつあります。

   毎朝、空を眺めるのは長年の習慣ですが、
  春から夏にかけての空は、ほとんど変化のない空。
  従って空の写真がないのも、この時期だけになっています。

   季節は盛夏。
  それでも既に庭には、そこかしこに “秋” を感じてもいます。

   そしてそれは空にも。
  暑いのは最高潮であっても、
  季節の移ろいをひしひしと感じる瞬間です。











【優しい朝の空】







   さて、冒頭の写真。昨日の黄昏のものです。
  (生憎、今日は曇っています)

   そしてこちらの写真(4、5枚目)は、今朝のもの。 
  何とも穏やかで優しい空です。            

   昨日は水やりをしていて、ふと見た西の空が真っ赤。
  水やりもそこそこに慌ててカメラを持ち、外に飛び出たものです。

   そこにバス停からの坂道を上って来られた方。
  「今晩は! 夕日の写真ですか・・?」
  親しげに満面の笑顔で尋ねられます。

   「アッ、はい! 夕焼けが綺麗なものですから・・」
  こちらもつられて笑顔で答えながら、
  心の中では “どなたでしたっけ・・?” と、自問自答。

   思い切って振り返り、入って行かれる家を確認。
  “あぁ、「萩の月」 の君!”

   実は引っ越しの挨拶に仙台銘菓、
  【萩の月】 を持って来られた方。

   その時、「仙台の方ですか?」 と尋ねると、
  凄く嬉しそうな顔をしていらしたのが印象的でしたっけ。
  勿論、この時も笑顔。

   最初の頃は朝など出がけに道で何度かお会いして、
  挨拶は交わしていましたが、最近は全然。
  それに私は元々、近眼な事もあって人の顔を覚えるのが苦手です。

   それにしても引っ越して来られて2年になろうとしているのですね。
  2年前は青年のイメージだったのですが、堂々たる貫録。
  でも笑顔は健在。「笑顔の君」 に名称変更しましょうか・・?