【青い余韻】
【晩夏の盃】
暫くは後にして来た昔ながらの 懐かしいもの全てに思いを馳せていたが、 やがて思いは先の方へと回り、 前方に控えている 懐かしいものへと飛んで行った。 (中略) 「家へ帰るのが嬉しいとは幸せな事だわ」 【「炉辺荘のアン」 第3章】 |
【早朝の優しい空 ~ 午前6時頃】
今日も厳しい
残暑になっています。
日の出と同時に
カンカン照り。
それでもそこここに、
秋の気配を感じています。
それはもっと前の・・
夏の盛りにも感じて
いたもの。
しかしながら、お盆の
終わった今は、それはより
顕著になって来ています。
日の出が遅くなり、
(逆に日の入りは早く)
遥か頭上にあった太陽は、
少しずつ斜めに。
勿論、いち早く “秋” を
教えてくれた庭の植物
たちは申すまでもありません。
さて典型的な夏の花、「朝顔」 と四季咲きの 「薔薇」。
暑さをものともせず、断続的に咲き続けています。
尤も咲き方には、それぞれ特性がありますけれど。
ただ、これら花たちも、この季節になりますと、
その色合いも優しく感じられてなりません。
多分に感覚的なものもあるのかも知れませんね。
とは言え、色合いは気温や湿度、日射しの強弱にも
影響するそうですから、単なる感覚的というだけはでなく、
それ自体の色も微妙に変化しているのでしょうね。
そうそう、今日の 『アンの世界』 。
ちょっと前までは実家に帰りますと、(実家の方が良くて)
その後、元の生活に戻るまで随分、引き摺っていたものです。
最近になって、やっと家の方が良くなりました。
随分、遅い目覚め? ですね。