



白い六月の百合 は 微風に揺らめいていた ―― 彼女は古い友達の風のおばさんが その花々の上に身をかがめて 白蝋のような頬に触れているのを 見るような気がした。 【「エミリーはのぼる」 第24章】 |


【趣きのある空 ~ 午前 6 時】
昨日は台風一過のような良いお天気。
今日は曇りと傘マークの天気予報でしたが、
午前中、ザ~ッと来たものです。
しかしながら雨は、その一回きりで、その後は安定。
ただ台風の影響からか、かなり風は吹いています。
それも、ひどく湿った風。不快指数も鰻登りです。


【今朝の朝顔】
そんな今日。
何とも爽やかな花が開花しました。(冒頭の写真)
(勿論、濃淡の 「青い美人」 こと朝顔は今日も健在です)
六月の百合ならぬ、
八月の百合が咲いているのを今朝、見つけました。
しかも植えた覚えのない、所謂(いわゆる)、
自然からの贈り物。そんな贈り物に、たいそう癒されています。
一番最初は、1本だったものが今では5本に。
庭の片隅に、ひっそりと咲いています。
華麗なのに華奢で俯(うつむ)いているせいか、
どこか愁いのある百合。
そんな百合からは、
どうしても真珠を連想してしまうのです。
これから続々開花する百合、楽しみです。