【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

たゆたふ薔薇時間

2014-08-04 18:23:28 | 薔薇の追憶














アンは一人、窓にもたれて
夕焼け空をうっとり眺めながら、
青春の希望に燃えた黄金の糸で
未来の夢を織り出していた。
アンの前途は 薔薇色 に輝き、
一年一年が満開の 薔薇不朽ふきゅう花冠はなかんむり
織り成して行くかのようであった。 
                【「赤毛のアン」 第35章】







   午前中一杯は、今日も雨降り。
  その雨は、断続的で降りっ放しというのではありませんが、
  蒸しますし、鬱陶しい事に変わりありません。

   これも台風の影響ですね。
  何だか四国では大変な事になっているようです。

   幸い雨は、こちらはたいした事はなく、
  午後になってからは止んでいます。

   とは言え、次の台風11号は大型ですから、
  今後の進路が心配です。それにしても今年は台風が多いですね。

   さて、冒頭の写真。
  昨日は、まだまだ蕾でしたが、
  今日は大分膨らんで来ました。雨粒の宝石も纏って。

   こちらの薔薇が開花したのは本当に久し振りですので、
  花色をすっかり忘れていました。
  何と 「ばら色の薔薇」 ではありませんか。


   朝の美人、朝顔の清涼、
  ハイビスカスの華麗さ・・

   夏の素敵な花は、
  沢山あります。

   でも庭の片隅に、
  たった一輪、薔薇が
  咲いているだけで、
  このウキウキ気分。

   一体、どうしたと
  言うのでしょう!

   薔薇独特の
  オーラでしょうか・・。

   傍にいるだけで
  親しみが湧き、
  思いも深まると
  言うものです。

   それにともすれば、
  遠去かりつつある・・
  薔薇色の世界に
  思いを馳(は)せたり。

   思いは自由ですものね。
  世に薔薇ファンが多い事も頷けます。

   そして、薔薇とは縁遠い? 茄子(なす)。
  これまで、野菜を育てるなんて思いもしませんでしたが、
  背に腹は代えられません。何より新鮮で美味しいですから。

   そうそう、今年は藜(アカザ)が不作のようです。
  元々が繊細な葉っぱ、穴だらけになり上に伸びません。

   その分、紫蘇(シソ)が大繁殖。背丈も随分、伸びました。
  どうやら小さな庭にも厳しい生存競争があるようです。