アンは一人、窓にもたれて 夕焼け空をうっとり眺めながら、 青春の希望に燃えた黄金の糸で 未来の夢を織り出していた。 アンの前途は 薔薇色 に輝き、 一年一年が満開の 薔薇 で不朽の花冠を 織り成して行くかのようであった。 【「赤毛のアン」 第35章】 |
午前中一杯は、今日も雨降り。
その雨は、断続的で降りっ放しというのではありませんが、
蒸しますし、鬱陶しい事に変わりありません。
これも台風の影響ですね。
何だか四国では大変な事になっているようです。
幸い雨は、こちらはたいした事はなく、
午後になってからは止んでいます。
とは言え、次の台風11号は大型ですから、
今後の進路が心配です。それにしても今年は台風が多いですね。
さて、冒頭の写真。
昨日は、まだまだ蕾でしたが、
今日は大分膨らんで来ました。雨粒の宝石も纏って。
こちらの薔薇が開花したのは本当に久し振りですので、
花色をすっかり忘れていました。
何と 「ばら色の薔薇」 ではありませんか。
朝の美人、朝顔の清涼、
ハイビスカスの華麗さ・・
夏の素敵な花は、
沢山あります。
でも庭の片隅に、
たった一輪、薔薇が
咲いているだけで、
このウキウキ気分。
一体、どうしたと
言うのでしょう!
薔薇独特の
オーラでしょうか・・。
傍にいるだけで
親しみが湧き、
思いも深まると
言うものです。
それにともすれば、
遠去かりつつある・・
薔薇色の世界に
思いを馳(は)せたり。
思いは自由ですものね。
世に薔薇ファンが多い事も頷けます。
そして、薔薇とは縁遠い? 茄子(なす)。
これまで、野菜を育てるなんて思いもしませんでしたが、
背に腹は代えられません。何より新鮮で美味しいですから。
そうそう、今年は藜(アカザ)が不作のようです。
元々が繊細な葉っぱ、穴だらけになり上に伸びません。
その分、紫蘇(シソ)が大繁殖。背丈も随分、伸びました。
どうやら小さな庭にも厳しい生存競争があるようです。