【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

雨後の静寂(しじま) ~ その2

2015-04-01 19:49:28 | 香る庭の花綴り

【野菫(スミレ)】


【花芽を付けた 「木香薔薇(モッコウバラ)」】


【ジャスミン】







 一日中、降り続いた小雨も、
夕方には上がって、大きな銀色の
宵の明星が、砂州の上で瞬いていた。
(中略)
「今晩は 空気が
ぴかぴか光っているじゃあないの

すっかり雨で洗われたせいね」
とフェイスは楽しそうに言った。                   
               【「虹の谷のアン」 第21章】







   今日から4月。
  4月の第1日目は、昨日の青空から一転して雨となりました。

   この雨が花散らしの雨とならなければいいのですが。
  それにしても見事に天気予報通りの空。

   昨日の黄昏時などは晴れ渡った空に、
  銀色の月が浮かんでいて、雨の降る気配など
  微塵もありませんでしたのに。

   ピタッと当たる最近の天気予報は、
  有り難いけれど、人間の本来持っている
  勘のようなものは退化するばかりでしょうね。
  











   雨上がりの庭は、
  空気もそうですが、
  雨の宝石を纏った
  植物は文字通り、
  ぴかぴか光って
  います。

   一方裏庭には、
  匂い菫に遅れる事、
  3週間余り。
  今年も野生の菫が。

   同様に
  木香薔薇が、その
  枝をぐんぐん伸ばし、
  花芽を付ければ、
  ジャスミンは、
  その芽を赤くして
  います。

   桜がいよいよ満開。
  これから満を持して
  薔薇と・・。

   花に溢れる、
  春っていいですね。