
【野菫(スミレ)】

【花芽を付けた 「木香薔薇(モッコウバラ)」】

【ジャスミン】

一日中、降り続いた小雨も、 夕方には上がって、大きな銀色の 宵の明星が、砂州の上で瞬いていた。 (中略) 「今晩は 空気が ぴかぴか光っているじゃあないの。 すっかり雨で洗われたせいね」 とフェイスは楽しそうに言った。 【「虹の谷のアン」 第21章】 |

今日から4月。
4月の第1日目は、昨日の青空から一転して雨となりました。
この雨が花散らしの雨とならなければいいのですが。
それにしても見事に天気予報通りの空。
昨日の黄昏時などは晴れ渡った空に、
銀色の月が浮かんでいて、雨の降る気配など
微塵もありませんでしたのに。
ピタッと当たる最近の天気予報は、
有り難いけれど、人間の本来持っている
勘のようなものは退化するばかりでしょうね。


空気もそうですが、
雨の宝石を纏った
植物は文字通り、
ぴかぴか光って
います。
一方裏庭には、
匂い菫に遅れる事、
3週間余り。
今年も野生の菫が。
同様に
木香薔薇が、その
枝をぐんぐん伸ばし、
花芽を付ければ、
ジャスミンは、
その芽を赤くして
います。
桜がいよいよ満開。
これから満を持して
薔薇と・・。
花に溢れる、
春っていいですね。