



今日は詩のような春の日だった ―― (中略) 愛する日光よ、 何とあなたは力ある薬だろう。 一日中私は妙なる白い花嫁姿の 世界の美しさの中で喜んだ。 【「エミリーの求めるもの」 第12章】 |

今日も良いお天気となりました。暑からず、寒からず。
大層、過ごし易い気候となっています。
この所のお天気で、木香薔薇や小手毬(コデマリ)、
卯の花などが一気に開花しています。
そうそう、薔薇。
蕾を沢山付け、今や開花秒読み段階。楽しみです。


さて、昨日もお伝えした友人の家。
友人は私同様、家具や雑貨が大好きで、
これまでも様々な物を買い、思い切り良く手離し・・。
私と違って物に執着なく、豪快な気質。
そんな彼女ですから私の描いた随分昔のトール作品など、
とっくに手離されたものと思っていました。
趣味や好みは、年月と共に
変わって行くものもありますから。ところが・・。
彼女自作のパッチワークキルトが掛けられている、
まるで 「赤毛のアン」 の部屋を思わせるゲストルームに
かつての私の作品が置かれているではありませんか。
思わず目を疑いました。
しかも、自分自身でさえ忘れている代物。
とは言え、その絵は明らかに私が描いたものです。
さり気なく置かれているけれど、
素敵にレイアウトされていて、
駄作も生きるというものです。感謝、感激です。



こちらは「ヒラパー」 で有名な枚方公園駅近くの街並み。
友人の家に行く、最寄駅です。
一気に、昭和にタイムスリップですね。
江戸時代には 「枚方宿」 の本陣が置かれていた町。
それこそ、町家を利用した喫茶店もあるそうです。
今度、ゆっくり訪れましょう。