「あたしは古い、空家を見ると たまらなく悲しくなるのよ」 とアンは夢見るような表情で言った。 「過ぎ去った昔の事を考え、 楽しかった時代が返って来ないのを 悲しんでいるような気がするのよ」 【「アンの青春」 第2章】 |
連日の雨となりました。
日射しがありませんから、
気温の割に体感温度が低い気がします。
それにしても、今年は雨が多いですね。
そのせいでしょうか、今年はドクダミが、
例年に比べて出現も、生長も早い気がします。
既にもう地面にぎっしり。
今年は、おおいに収穫が期待出来そうです。
さて又々、
昨日の続きです。
思いの外、写真を
撮っていましたので。
何度か来ていますが、
自分の住んでいる
町ではありませんから、
物珍しさもあって、
ついついパチリ。
そこは野辺の花も咲く、
昔ながらの古い町。
町の至る所に、
昭和が点在しています。
町家風のしもた屋は、
今も現役のようです。
それぞれ手入れされ、
大事に使われているのが
垣間見えます。
1軒のお宅からは、
手押し車を引いた、高齢のご婦人の姿も。
一方、元商家。
こちらは看板のペンキは剥(は)がれ、
今では廃屋に。
“ここは昔は、よろず屋さんだったようね”
“そして、こちらは八百屋さん”
かつては活気に満ちていたであろう、それらの家。
何だか忍びなくて写真はありません。
これでも以前は平気で撮っていたのですが。
物悲しくなりますね。