「ここは風が当たらないいい場所ですよ」 岩の所に着くとジム船長が言った。 「わしは良くここに座るですが、 ただ座って夢を見るのに 素晴らしい所ですて」 【「アンの夢の家」 第20章】 |
久し振りに快晴となりました。春、本番!
今年は雨が多かったものですから、
殊の外(ことのほか)、貴重な青空です。
尤も夕方頃から黄砂との情報も。
困ったものです。
さて、春の黄金色、
第二弾、「檸檬色
(れもんいろ)の
誘惑」 です。
久し振りの道草は
檸檬色に染まった
原っぱ。
ウィークデーの
昼下がりは、
人気がなく静かです。
私だけの場所。
そう、ジム船長
ではないけれど、
夢を見る場所でも
ありますね。
こんな事も
あろうかと、
お茶とおにぎりを
携えて来ました。
藤棚の下には
石のベンチもありますから。
私だけ・・と思っていましたが、遥か向こうの方に、
叢(くさむら)に敷物を敷いてお弁当を召し上がっている人も。
うららかな春の陽の下で頂く食事は格別ですものね。
おにぎり1個でさえ、格好のご馳走です。