「この庭が大好きですわ。 古風な花 が一杯あるんで 喜んでいるんですよ。・・・」 【「アンの夢の家」 第8章】 |
朝晩が随分、しのぎやすくなりました。
昨日もお伝えしましたが、クマゼミに混じって、
ツクツクボウシが鳴けば、空もほら、こんな空に。
起床時、何の変哲もなかった
(春から夏にかけては、いつもそう)空が変わって来ました。
朝がこんな空でしたから日中もカンカン照りと、
あのうだるような暑さは、ひとまずお休みです。
こうなると、夏の終わりも間近。
尤も、このまま終わる事はありませんが、
少々、切ない気分になりますね。
さて、又々、朝顔の話題です。
一体、今年は何度目になるでしょう。
取りも直さず、今満開です。
ところで、古風な花と言えば、
朝顔ほどピッタリの花はない気がします。
平安時代に中国から渡来したと言いますから、
かれこれ千年以上。日本原産でないのも意外。
尤も、一般的に広まったのは江戸時代とか。
垣根などに蔓がしっかり巻き付いて離れない様は、
まさに絆の花。「固い約束」という花言葉も、
そんな所から生まれたのでしょう。