【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

美しくも儚き絆の花

2015-08-12 18:03:56 | 香る庭の花綴り

















 「この庭が大好きですわ。
古風な花 が一杯あるんで
喜んでいるんですよ。・・・」          
                     【「アンの夢の家」 第8章】























   朝晩が随分、しのぎやすくなりました。
  昨日もお伝えしましたが、クマゼミに混じって、
  ツクツクボウシが鳴けば、空もほら、こんな空に。  

   起床時、何の変哲もなかった
  (春から夏にかけては、いつもそう)空が変わって来ました。

   朝がこんな空でしたから日中もカンカン照りと、
  あのうだるような暑さは、ひとまずお休みです。

   こうなると、夏の終わりも間近。
  尤も、このまま終わる事はありませんが、
  少々、切ない気分になりますね。

   さて、又々、朝顔の話題です。
  一体、今年は何度目になるでしょう。
  取りも直さず、今満開です。

   ところで、古風な花と言えば、
  朝顔ほどピッタリの花はない気がします。

   平安時代に中国から渡来したと言いますから、
  かれこれ千年以上。日本原産でないのも意外。
  尤も、一般的に広まったのは江戸時代とか。

   垣根などに蔓がしっかり巻き付いて離れない様は、
  まさに絆の花。「固い約束」という花言葉も、
  そんな所から生まれたのでしょう。