【侘びと寂び ~ 備前焼】
「備前焼 は土と火だけの作品。 では単調かと言えばそうじゃなくて、 炎の当たり方や灰のかぶり方で、 計算し尽くせない変化が起こるものらしいわ」 「釉薬を使わない備前焼は、 炎と土の出会い方一つに 勝負がかかっている。 どんなに計算しても決してし尽くせない」 【夏樹静子著 「霧の向こう側」】 |
雨こそ降っていないものの、鬱陶しい天気になりました。
ここ何日かは気温こそ、30度を切っていますが、
今の湿度は70%弱。午前中は70%台後半も。
遥か南の海上に二つもの台風が居座って
いるからでしょうか、これではたまりません。
さて、随分久し振りとなりました。
およそ2週間振りですね。
『カフェ「薔薇の詩(ポエム)」』、開店です。
珈琲は毎日、それも1日に何度か頂いていますが、
なかなか開店までには至りません。
おまけに最近は、珈琲豆の方にばかり
入れ込んでいましたから、尚更です。
本来の器などへの気配りは、当然なおざりに。
今日は、これも久し振り、備前焼のカップを取り出しました。
折角ですから、昨日の白薔薇も備前焼の花瓶に挿しましょう。
そうそう珈琲は、「富久栄珈琲」 のリピートです。
こちらのお店の珈琲を色々、試してみたくて、
(ブラジル・スペシャルカキェンドを除き)違った銘柄の物を。
今回は他に、「グァテマラ・インフェルト」、
「富久栄ブレンド」、「ビターブレンド」 の4種。
全1kgなので当分、楽しめそうです。
グァテマラは、前回注文の、
「グァテマラ ラ・ソルダ」 の方が好みでしたけれど。
これまでストレートオンリーでしたが、
ブレンドもイケる事を知ったのは、こちらのお店から。
とは言え、これまでリピートは2回が最高。
まだまだ他のお店の誘惑しきり。
次は、深焙煎専門のお店にしましょうか・・?