




空はどこまでも澄んでいるが、 山の側には軽そうな雲が一切れ、 遊ぶように浮かんでいた。 【夏樹静子著 「霧の向こう側」】 |

ここ2、3日、不安定な空が続いていましたが、
今日は快晴となりました。
今日も涼しい朝を迎えました。
蝉も、いつの間にかツクツクボウシだけに。
もうクマゼミの声は聞こえません。
庭のあちこちには、蝉の抜け殻。
お盆も過ぎ、夏の終わりが近付いています。

【野辺の花 ~ 「嫁菜(ヨメナ)」】
さて、晩夏・・と言うには、まだ早いかも知れません。
しかしながら、今年は既に “秋” さえ感じている私。
そう言えば、薄紫色の野菊(嫁菜)も・・。
薔薇に至っては、まさにそう。
秋は他の季節に比べ、より格調高く美しくなる季節。
それは、香りも然(さ)る事ながら、
「匂い立つような美」 でもありましょう。
そうそう、今日の薔薇。
春には、アンティークピンク、
もしくは淡い藤色でしたのに、今回は開花すると白に。
写真の通り、比べて見ると一目瞭然ですね。
わが家の白薔薇は、咲く度に形が違います。
今度は色まで変化・・?
尤も、土や肥料によっても変わるそうですが。
ともあれ、ピンクの薔薇は力強さこそありませんが、
見ているだけで、優しさに包まれます。
勿論、ロマンティックな夢なら全てお任せです。