霧の降りた野の上に青白い春の星が輝き、 沼地には猫柳が芽を吹いていた。 樹木の小枝でさえ、 俄かに透明な冷たい性質を失い、 柔らかく物憂くなったかのように見えた。 初めて駒鳥が来た時は大騒ぎだった。 【「炉辺荘のアン」 第14章】 |
起床時は真珠色の空でしたが、時間の経過と共に晴れ間も。
今日も暖かくなりました。
今日は早朝、鶯(ウグイス)の鳴き声を聞きました。
僅か、ひと鳴きでしたが、今年初。
ここに来て、株を増やした菫の甘い香りにふっと癒されています。
それは匂い菫だけでなく、三色菫やヴィオラに至るまで。
そしてお隣と、お向かいからは沈丁花の香り。借景ならぬ、借香ですね。
春本番、匂い立つ季節に向かっていよいよ・・の感がします。
さて、日本のスローフード、甘酒の第4弾。
今日は、国菊(篠崎)の甘酒を。Amazonより届きました。
甘酒は、缶や紙パック入りの 【前回】 より、
やはり・・と言いますか、酒蔵の 「麹天然仕込み」 がいいですね。
今回は、「国菊」 の甘酒2本との飲み比べです。
そのうちの1本は、発芽玄米入りです。
尤も、小豆色(あずきいろ)をした、
黒米入りを注文した筈が、うっかりミスしてしまって。
そしてもう1本は、前々回頼んだ 「ぶんご銘醸」 のもの。
ゆっくり味わって頂きます。
国菊の甘酒は、どちらかと言えば、アッサリ系。
ぶんご銘醸の方が、より濃厚だったような気がします。
その差額は150円。迷う所です。