【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

さり気なく香り美人

2010-02-18 17:25:17 | 香る庭の花綴り


   真珠色以外の朝の空と言いますと、
  一体何日振りの事でしょう。

   今朝は、本当に久し振り、
  写真のような桜色の空になりました。

   昨日は、本当に寒い1日でしたが、
  今朝は、寒さ・・気温の割には、
  あまり感じません。

   どうやら久し振りの美しい空に、
  心を奪われていたようです。

   とは言え、午前中こそ青空でしたが、いつもの冬空に。
  今は又、真珠色の重い空に逆戻りです。

   さて、冒頭の写真の 「ラベンダー」。
  たった1輪だけですが、花を咲かせたのは一体、いつだったでしょう。
  
   こんな薄紫の、所謂(いわゆる)ラベンダー色の・・せいでしょうか。
  今日のタイトルそのままに、さり気なく、優しく、控え目に・・そこに佇んでいます。
  勿論、仄かな香りも健在です。まさに癒やしの花、香り美人ですね。

   それは周りの景色に溶け込んで、決して邪魔になりません。
  随分背丈も伸び、ゆうに1メートル以上は、あるでしょうか・・。

   すぐお隣には、赤紫、ワイン色の 「ラベンダー」 も植えました。
  春に向かって、こちらもぐんぐん背丈を伸ばしています。

   そして白色から淡いピンクに変わるという、「香りマーガレット」 も。
  そうそう、今年は 「匂いすみれ」 の花も待ち遠しくてたまりません。
  いずれも生協で求めたものです。



   生協と言えば・・。バレンタインデー以来、ちょっぴりチョコに食傷気味。
  いいえ、食傷・・と言うより、セーブしなければ・・という気持ちが働いているのですけれど。
  
   “アフターチョコ” として登場は、こちらの 「珈琲館キャラメル」 です。
  こちらも生協の商品で、カタログに掲載されると必ず買い求めてしまう、大のお気に入り。
  
   ただ、チョコレート同様、ついつい手が伸びてしまい、
  アッと言う間になくなってしまうという代物でもあります。
  こんな風に、生協でなければ買えない物・・というのがあり、嬉しい限りです。

   そうそう、今週のカタログに 「四葉のクローバー」 の苗がありました。
  可愛いオレンジの小さな花が咲くのですね。花期も長いのだとか。
  
   結局やめたのですが、今ちょっぴり後悔も・・。
  これこそ、『アンの庭』 そのものですのに。次に期待するとしましょう・・。

春を待つ貴婦人

2010-02-17 18:16:58 | 香る庭の花綴り



【芝桜】

   今朝は日の出があったにも関わらず、
  ほとんど青空がありません。
  
   そして、その寒かったこと! 
  昨日より3度以上低い朝の気温です。
  
   当然の事ながら、
  日中も気温は上がりません。
  (写真は昨日の黄昏の空)

   今年ばかりは例年以上に春を
  待ち侘びていますのに・・。
  
   春の神様は、なぜかイヤイヤをしているような・・? 
  そんな気さえしています。

   さて、バンクーバーオリンピック。
  昨日は、スピードスケート 500mで銀、銅、二つのメダル。
  
   いよいよ今日からは、男子フィギュアが始まりましたね。
  日本選手も好発進。フリーでは、どんな演技をしてくれるでしょう。
  メダルの期待も高まります。

   ところで、こちら日本は寒いけれど、バンクーバーは暖かいそうですね。
  これも温暖化現象? なんて、つい思ってしまいますが、
  同じカナダの100年前の『アンの世界』 にも、こんな記述があります。
  何だか安心したりして・・。

   “・・・・・珍しく 暖かな冬 で雪もあまり降らなかったので、
  アンとダイアナがほとんど毎日、
  「樺の道」 を通って学校に行けたほどだった。・・・”

                                       【「赤毛のアン」 第26章】


【ユリオブスデージー】

   ところで、こちらの黄色い花。
  これまでずっと1輪だけ
  咲いていました。

   正式には、「ユリオブスデージー」、
  通称、「ハローエンジェル」 です。

   2月も半ばを過ぎますと、
  そろそろ 1輪、2輪と、ゆっくり
  ゆっくり花芽が開き始めました。

   ただ、こちらは葉っぱの色が、
  緑ではなく、銀色です。

   そう言えば、三色すみれも一時に比べれば、随分花芽を増やして来た気がします。
  外はまだまだ寒いですが、草花達も華やかな春に向けてその準備を着々としているのですね。   

気分は 「大草原の小さな家」 カフェ

2010-02-16 19:08:58 | 『カフェ「薔薇の詩(ポエム)」』編


   昨日以上に暖かい朝を迎えました。
  そして真珠色の変わり映えのしない
  朝の空が続きます。

   ただ今朝は、その空に微かに、
  オレンジに染まった3本の線のような
  雲が印象に残ったものです。

   ちょっぴり胸騒ぎ。
  その後、7時34分に地震。
  
   幸いすぐに治まりましたけれど。
  でも地震は、本当に無気味です。

   今日は時折太陽は顔を覗かせるものの、いつの間にか雨がパラッと来たり、何とも変な空。
  午後も遅くなって、やっと写真のような青空も見えて来ましたが寒くなりました。



     この所の不安定な天気に気分がくさくさして、
    何だか急に緑の草原が恋しくなって来ました。

     こうなれば・・。お得意の「想像の余地」 に遊ぶ事にしましょう・・。
    そう言えば・・ 【去年】 の秋の日、緑の布地を買い求めましたっけ。

     蒲公英(たんぽぽ)やクローバーの咲く草原に、
    ペタンと座って、珈琲やサンドイッチを頂きたい・・。

   そんな訳で、草原のイメージ
  ぴったりのクロスを用意しました。
    
   と言っても、
  写真では分かりませんが・・。
    
   それでも、テーブルの上が
  パ~ッと明るくなり、
  一気に春らしくなりました。
  となりますと・・。

   久し振りに、
  『カフェ「薔薇の詩(ポエム)」』 の
  オープンと致しましょう。

   と、申しましても・・
  “アラッ!? 毎日のように
  お茶してるじゃない・・” と
  思われる方も、
  いらっしゃるかも知れませんね。

   でも、それは珈琲カップが、
  当店のものではありません。
  なので・・区別しております。
  ~なんて。
  (実は、ダブっているカップです)

   ちょっと早いけれど、春のイメージで苺の絵柄。
  カップもお皿も 「ノリタケ」 です。

   そして、こちら。包み紙の色も薄荷色、北海道は北見の 「ハッカ飴」 です。
  その飴は葉っぱの形。袋にも書いてあるように 「北の香り」 がします。

白い微笑

2010-02-15 16:45:15 | 煌きの硝子(ランプ含む)


     夜半から降り出した雨は、
    引き続き朝になってもやむ事を知りません。

     起床時は意外にも暖かい雨。(室温12.5度)
    逆に日中は雨のせいか、あまり気温が上がりません。

     それでも辺りが明るくなったような気がして、窓を開けて外を眺める事も何度か。
    降っているかいないような細かい雨が、音もなく降り続いています。

   昨日を除いて、ずっとお天気悪い・・なんて思っていましたが、
  実際は、曇りで真珠色の空・・というだけだったのですよね。

   少々、うんざりしかけていた私・・。
  でも、『アンの世界』 のこんな天候 ↓ に比べれば、まだまだましというものですね。

   “・・・雨が降って降って降りぬいた。
  「世界がもう一度乾く事があるかしら?」 と、
  ダイが絶望してうめいた。
                  【「炉辺荘のアン」 第29章】

   そんな事を申しながら、
  私は今日も、
  いそいそとお茶の支度を・・。
  
   と、言いますのも・・。
  大好物のロイズの生チョコレート
  (ホワイト)がありますから。

   口の中一杯に、
  とろっととろけて幸せ気分。
  
   でも、ちょっと頂き過ぎですね。
  気を付けなければ・・。

   ところで、こちらのランプ。
  オルゴール付きで、赤、青、黄、
  緑、4色の電気の焔が上に
  ス~ッと上って行くように
  なっています。

   ところが真ん中のシェードを
  割ってしまって捨てようか、
  どうしようかと思っていた代物です。

   と言うより実は、その存在さえ忘れていました。
  でも、私の事ですから、ここでちょっと待って・・と思い直しました。
  手持ちの硝子瓶を物色。イタリア製のクリスタルの花瓶を見つけました。
  
   逆さにしてかぶせてみましたら、ピッタリ。何だか素敵!
  ~なんて、一人悦に入っています。これだって立派なリサイクルですよね。     

春の訪れを告げる使者

2010-02-14 16:57:57 | 四季のスケッチ




   今朝の空は、な~んにもない空。
  本当に久し振り、晴れ渡りました。

   こうなりますと人間とは勝手な
  もので、“空には若干、
  雲がある方が素敵なんだけれど・・”
  ~なんて、のたまっております。

   いいえ、そんな不敬な事を
  申してはいけませんね。
  慌てて取り消しましたけれど。

   さて、こちらの写真。
  青空を背景に、
  やっと白梅の写真を撮りました。

   と言っても我家のではなく、
  お隣のもの。そう言えば・・。

   昨日出掛けた際、
  雑貨店を兼ねた園芸店の店先に、
  「白梅」 と 「紅梅」 の盆栽が、
  仲良く並んでいました。

   目を引いたのは、その梅に付けられている名前。
  白梅が「月の桂」、紅梅が 「紅筆」
  
   何と美しい名前ですこと!
  日本的な美しい名前に心も動きます。

   これまでそのお店でお花を求めた事はありませんが、
  いつも季節の花が何鉢か並んでいます。
  ひょっとしたら、ご自分で育てていらっしゃるのかも知れません。

   お値段も付いていません。そして、そこにはどなたもいらっしゃらない・・。
  それをいい事に、“盆栽って、私でも大丈夫かしら・・!?” 
  余計な心配が頭を掠(かす)め・・。結局、そこを後にしたものです。



   話が前後しました。今日は、「聖バレンタインデー」 ですね。
  早速、自分用のチョコを開けました。

   チョコレートは、どれも美味しいですが、
  このような高級チョコをゆっくり、じっくり味わって頂く味は格別です。
  ワインと一緒に。こんなひと時、音楽は静かな方がいいですね。
     
   ワイングラスの向こうには、オレンジの焔・・。
  暖炉には赤々と火が燃えております。焔で揺らぐ影・・。
  微かに聞こえる港の汽笛・・。~なんて。

   想像の窓 が開いて見せる王国のいかに美しいものか」
                                           【「アンの青春」 第15章】

明日に佇む風情

2010-02-13 16:37:37 | リラのお気楽ユメ日記


   起床時こそ真珠色の空でしたが、久し振りに太陽のお出ましとなりました。
  それにしても、ここ何日かの朝のつまらなかったこと!

   今日こそは・・と思いながら、雨戸を開け、その途端にがっかりという繰り返しでしたから。
  尤も、それは今朝まで続きましたけれど。

   兎にも角にも太陽のお出ましは、時間は少々遅かったけれど嬉しくて。
  毎日のように空を見上げている私にとって、閉塞感は否めませんでしたから。

   “・・・彼は西の国へ上る途上の巡礼のように快活であり、
  幸福 というものは見つけた時に取らねばならぬという事 ――
  その場所に印を付けておいて、もっと都合の良い時に
  取りに戻っても無駄だ、その時にはもうないのだから、
  という貴重な秘密を心得ていた。
   ショウ老人 のように、小さな事柄の中に喜びを見出す方法
  よくよく知りつくしてさえいれば、訳なく幸福になれるものである。
  老人は今も昔も人生を楽しんで来たし、
  他の人達も楽しむように力を尽くして来た。・・・”

                                           【「アンの友達」 6.】

   さて、冒頭の写真。
  久し振りの青空が目に沁みます。

   そんな中で、
  やはり気になる存在の蕾の薔薇。

   薔薇には、よもや「翌檜」のような
  気持ちはないと思いますが、
  「翌檜(あすなろ)」の気持ちは、
  胸に迫ります。

   一生、「檜(ひのき)」には
  なれないと思いながらも、それでも夢に向かって努力する・・。
  
   かつては、それこそ日本人の典型だったような気がするのですが・・。
  いつの間にか日本人みんなが、明日を信じなくなったような気がします。

   「人生は 『あれから』 という過去と、『これから』 という現在、
  そして 『それから』 という明日が巡り、巡り合って作られて行くもの」


   当たり前の事ですが、改めてこの言葉を噛み締めています。
  その上で、過去 はいたずらに追わず、未来 をいたずらに待たず、現在 を大切にする・・」
  それはいみじくも、ショウ老人 の生き方でもありますね。

   久し振りの青空に誘われた訳ではありませんが、ちょっと下まで。
  その帰りに、リラ版 「恋人の小径」 まで廻り道。お馴染みの場所。
  葉っぱを綺麗さっぱり落とした公孫樹と共に、変わらぬ姿でそこに佇んでいます。
  

セピア色の時間(とき)の中で・・

2010-02-12 16:43:16 | 趣味の器(壺)~その他


   こちらは、
  今日も真珠色の空になりました。
  
   そう言えば・・ここ何日か、
  真珠色の空なれど、起床時には
  なぜか雨、降ってはおりません。
  
   しかしながら、
  “気が付けば雨・・”状態の昨今。
  
   今日も雨は降っていません。
  午後になりますと・・
  雲の切れ目からやっと青空も・・。

   そんな空に、早くもお隣の枝垂(しだ)れ梅が、花を付けているのを見つけました。
  仄かな芳香も伴って・・。実はこの梅、春の訪れを真っ先に教えてくれる使者なのです。
  写真は、青空になるまでお預け。真珠色の空には白色の梅は映えませんもの。



     さて連日飽きもせず、蝋燭やランプの灯り。
    このブログを読んで下さっている方々は、
    もうお気付きですね。先日の壺の上です。

     寸胴型のそれは、ほぼワインテーブルの大きさ。
    ちょっとしたテーブル代わりには十分です。
    
     それに、コロコロと転がせばどこだって移動可能ですから、
    所謂(いわゆる)、“どこでもカフェ&気儘カフェ” という訳ですね。
    
     そうそう後ろの手動ミシン。
    実際には使っていませんので、単なる飾りです。
    
     それならば・・と、蝋燭を載せる事にしました。
    段差が少しついただけですが、蝋燭の持つ表情も微妙に変わります。
   
   揺れるオレンジの光と影は、優しくて柔らかで、いつもながら心に沁みます。
  この仄かな光の中に身を置いていますと、心も身体もすっかり弛緩した状態に・・。
  勿論、良い意味でですが・・。
  
   蝋燭は溶け出してからの姿の方が、新品以上に絵になりますね。
  点けたり消したりしているものですから、形も歪(いびつ)なものもありますが、
  これも愛嬌というものでしょう。

   性懲りもなく今日も、その “壺テーブル” で引っ張っている私です。
  となれば・・ティータイムは、やはりここで。部屋の片隅の小さな私だけの空間。
  これが意外に心地良くて。

   それにしても、存在感たっぷりの茶色の大きな壺。
  それは、ともすれば邪魔な存在になりがちですね。でも、どうしてどうして・・。
  
   結構、懐が深くて和洋どちらでも自由自在。
  クロスを変えれば、容易に気分転換出来るというものです。
  今日は今一度、額や蝋燭立ても変えてみました。

   午後も遅くなりますと、ちょっぴり冷えて来ました。
  いつもの珈琲ではなく、甘酒にしましょうか・・。
  
   ほんの少しですが、アルコールも入っています。(「大関蔵元造り」)
  器は 「備前焼」 です。(本来はビール用)

   生姜も入っていて、身体がぽかぽか温まります。
  今の季節に、ぴったりの飲み物ですね。 

レトロな温もり

2010-02-11 17:52:18 | ちょっとアンティーク


     起床時の室温は今日も 15度。暖かい朝となりました。
    しかしながら、ゴミ出しの時感じたのは、
    意外にも空気の冷たさ。

     朝の真珠色の空も相変わらずですし、
    おまけに雨も降り出して来ました。結構強い雨・・。

     こうなりますと日中は、
    昨日までの暖かさ・・最早、ありません。

     それはそうですね。まだ 2月ですもの。
    この 2月という季節は、一時に比べれば随分、日も長くなり、
    お天気の良い日などは光に満ち溢れています。

     そんな事もあり、ついつい “このまま春・・?”
    ~なんて錯覚してしまうのかも知れません。

     “苦い 2月の気候に何事か起こった。
     2月は何とひねくれた月 であろう。
    この数週間の天気は確かにマレー家の伝説に叶っている。
    恐ろしい吹雪が吹き荒れていて、
    風は山の上の木々を追いかけている。
    ・・・ 略 ・・・
     けれども外の大きな黒い風の夜は、
    ぱちぱち跳ねる火の燃えている私の小さい部屋を居心地良くして、
    あの 1月の美しい夜よりももっとこの世に対して満足した。・・・”

                                      【「エミリーの求めるもの」 第13章4.】

   ところで、もうすぐ
  バレンタインデーですね。

   2月・・もうすぐ春という、
  この季節だからこその、わくわく感。

   別にお菓子会社のCMに
  乗っている訳ではありませんが、
  チョコなど、ちょっとしたプレゼントが
  行き交う季節って、素敵ですね。

   そのチョコレート・・嫌いな人って、
  まずいないでしょうし、今度は笑顔が行き交います。
  それに売り場も、幸せな雰囲気に包まれていますもの。

   そのプレゼント・・男性でなくてもいいのですものね。自分にだって・・。
  又、常日頃、プレゼントされると嬉しいと思えるものをチェックしたり、
  贈る人の好みを知って置く事も大切ですね。

   さて、こちらは自分用のものです。奇しくも去年と同じものになってしまいました。 
  それには、ちょっとした理由もあるにはあるのですが・・。
  
   この 「ゴディバ 」 のチョコレートの事は、昨年も記していますので、【こちら】 をどうぞ。
  とは言え、日本の 「ロイズ」 の生チョコなど、本当に美味しいですものね。
  それなのに・・ 「ゴディバ」 を求めてしまう、この心理・・。面白いですね。

   そうそう、ちょっと早いけれど、今日生協のオニイサマにも差し上げました。
  案の定、満面の笑顔・・だった事をお伝えしておきます。

空極の香水の使い方

2010-02-10 16:16:16 | ハーブと香り雑学


     雨こそ降っていませんが、起床時の空は今日も真珠色。
    おまけに室温は17度と春の気候。

     しかも、この1週間の天気と来ましたら・・。
    まるで梅雨を思わせるかのように、曇りと雨マークです。

     庭の草花達も・・特にこれから咲こうとしている春の花達・・。
    一体、何を思っているのでしょう・・。
    
   春の花と言えば、「フリージア」 は年末にその芽を出し、今も順調に育っています。
  そして同時期に植えた、もう一つの花 「チオノドクサ」、別名 「雪の栄光」。
  今日、芽が出ている事を確認しました。薄紫色の花が咲きます。

   こんな風に・・春に咲く花の事を綴っているだけで、
  やはり、わくわくして来ますね。そうそう、「ニオイスミレ(匂い菫)」 も楽しみです。

   ところで、サイドボードに納まっている珈琲カップ達。
  何だか、あまり変わり映えしなくなって来ました。
  
   まだ日の目を見ていないカップが、どこかにあるのではないかと・・
  押入れの中を探していましたら・・。

   もう、すっかり忘れてしまっていた香水が出て来ました。(冒頭の写真)
  どうやらお土産に頂いた物のようです。
  
   ワインならいざ知らず、香水ですものね。
  香水の古いのって、どうなのでしょう・・? でも、使い道はありますけれど。

   その上、後生大事にしまっていた紙袋には・・。
  手紙・・? なんて思ったのですが、何の事はありません、切り抜きの束。
  
   しかしながら・・一度、目を通したらお終いですね。
  そこに座り込んで夢中になります。おまけに昨夜は、大層暖かでしたから。

   思わず、目を引いたのは次の記事です。(何かの雑誌の切り抜きのよう)
  そう言えば、こんな CM、ありましたね。優雅と言いますか、痛快と言いますか・・。

 その美しい人は、香水店で香水を選んでいた。
後ろで見守る店主らしき老紳士の、無表情とり返るように
真っ直ぐな姿勢が、香水店の格式を物語る。
 彼女は19世紀風のクラシックな香水ボトルを手に取り、
そっと鼻を近付ける、そして決めた。
 
 店から出たその人は、店の前に止めてある愛車に近付き、
しかしドアを開けずにボンネットを開ける。
そして何と今買った香水をその中のタンクにドボドボと
入れ始めたのである。丁度、ガソリンを入れるように。
・・・略・・・
 その人は素知らぬ顔で車に乗り込み、ガガガ・・とエンジンをかける。
次の瞬間、フロントガラスのワイパーが動き出し、
それと共に “ウォッシャー液” がプシューッと出て来て、
車の周囲にシャワーのように勢い良く飛び散った。
店主は、度肝を抜かれたように目を大きく見開く。
 
 そう、その “ウォッシャー液” こそ先程買った香水で、
彼女の愛車 “アウディ” から、目が覚める程フレッシュで上品な香りが、
辺りにサ~ッと広がったのである。
実はこれ、ちょっと前に流されていた “アウディ” の CM
・・・略・・・

小さな春を探して・・

2010-02-09 18:45:18 | レトロ(素敵)な空間~散策


   昨日の午後には、
  青空も覗かせていた空。

   しかしながら今朝も、
  真珠色の空で明けました。

   一転して暖かい朝! (14度)
  上ったり、下ったり・・。
  
   まるで、
  シーソーゲームのような温度差です。

   今日は午前9時頃? から、
  雨との予報だった筈・・。
      
   でも、薄日も射して来て、
  降りそうもありません。
  
   ならば・・と、
  ちょっと外出する事にしました。

   やはり・・と言いますか、
  戸外も寒くありません。
  
   それどころか、自転車に乗って
  いますと汗ばむくらい・・。
  
   それもその筈・・後で知ったのですが、
  4月中旬の気候だったとか。

   用事を済ませて帰途に着きましたが、一向に降る気配はありません。
  おまけに雨・・という事で、一眼を持って出るのをやめた私。
  今日こそ、さっさと帰るつもりでしたのに。

   幸いバッグの中に、コンデジが入っていましたので、
  ついつい・・いつもの癖で、廻り道 & 道草。
  だからと言って周りの景色に、目新しいものは何もありません。
  
   野原は、相変わらず冬枯れのまま。
  既に先日見つけた、「オオイヌノフグリ」 こそ、至る所で目にするのですが・・。

   それでも昭和の面影たっぷりの住宅街を歩いていますと・・
  早くも 「沈丁花」 の花の匂いを嗅いだような・・。



   住宅地を通り過ぎますと、
  冒頭の写真のような、
  牧歌的な場所に出ます。

   ふっと心が解き放たれるような、
  ほっとする場所・・。

   そこに・・。
  農作業をする、ご主人を見守りながら、
  静かに待っている、こんな芝犬に遭遇。

   今日は暖かいので、
  本当に気持ち良さそうです。
  
   それは、まるで「忠犬ハチ公」のよう・・。
  私などが近付いても吠えません。ちょっぴり眠そうにも見える犬でした。