だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

狼の帝国

2005-12-04 20:21:20 | 映画
1948年7月30日、モロッコのカサブランカで生まれた、ジャン・レノ。スペイン系のフランス人を両親に持つジャン・レノは、TVや舞台で活躍後、リュック・ベッソンに出会い、83年の「最後の戦い」で映画デビュー。ベッソンとは「グラン・ブルー」(88)「ニキータ」(90)「レオン」(94)でも、組んでいます。

日本では、日本語が話せるフランス人としても有名。下積み時代にデューティ・フリー・ショップで日本人相手に販売員をしてたとか…。(本当?)親しみやすい人柄で、大きな体に笑顔がステキ♪TVーCMでも、お馴染みですね。私もファンで~す。

特に最近は「クリムゾン・リバー」(00)と、「クリムゾン・リバー2 黙示録の天使たち」(04)で、演じたニーマンス警視役が印象的。ストーリーの面白さもあって、私的に苦手なフランス映画を見に行く機会を広げてくれました。メルシー♪

で、最新作が「エンパイア・オブ・ザ・ウルフ」です。予告で見た時は、ニーマンスかと思ったくらい内容が「クリムゾン・リバー」っぽい。しかし、登場したジャン・レノは、ニーマンスとは大違いの顔!シルバー・ブロンドを短く刈って、おヒゲも超~個性的。おまけに十字架のタトゥーまで!さて、どんなお話?

連続猟奇殺人事件の潜入捜査官ジャン=ルイ・シフェール(ジャン・レノ)と、若き刑事ポール。反発しあいながらも、事件に挑む2人の前に現れた記憶喪失の女、アンナ。失った記憶こそが、シフェールとポールが追う事件の核心だったのです!おおっ。

やがて表面化する、トルコの過激派組織“灰色の狼”。私たちには馴染みのないこの組織は、ヨーロッパでも公言することが憚られていた、まさに「タブー」だったのです。原作は「クリムゾン・リバー」のジャン=クリストフ・グランジェの『狼の帝国』。←だからねぇ~!

「クリムゾン・リバー」ファンの私は、この暗さがたまらなく好き!フランスのミステリー映画を楽しみにしています。ワクワクしながら、ニーマンスならぬシフェールに会いに行こうっと。はい。
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