だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

ゾーイ・チップ?リメモリー?

2005-12-11 20:28:44 | 映画
最近のロビン・ウィリアムズは、得意のコメディタッチの映画からシリアスドラマ、それも悪役もやるようになって来ましたね。数々の映画賞にノミネートされ、受賞歴も豊富。1997年の「グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち」で、見事アカデミー賞助演男優賞も受賞しました。おめでとう~!(遅いけど…)

「ガープの世界」(82)「ハドソン河のモスコー」(84未)「グッドモーニング、ベトナム」(84)「いまを生きる」(89)「レナードの朝」(90)「フィッシャー・キング」(91)「ミセス・ダウト」(93)「ジュマンジ」(95)「パッチ・アダムス」(98)「アンドリューNDR114」(99)「聖なる嘘つき/その名はジェイコブ」(99)などなど…、限がありません。

彼の映画は、欠かさず見ている私。突然、イメージチェンジを図ったのかとびっくりしたのが、「ストーカー」(02) 続く「インソムニア」(02)もそう。そして、公開される「ファイナル・カット」も、コメディとはほど遠いです。

ロビン演じるアラン・ハックマンは、近未来のある編集者(カッター)。何をカットするかというと、『人生の記憶』。その時代、人間の脳には全人生を記録するチップが、埋め込まれています。その人が亡くなるとチップは取り出され、編集者によって感動的なシーンのみを綴った“編集映像”が、出来上がるのです。

葬儀の追悼会での上映。それはひとつのステータス。仕事として淡々と他人の人生をカットしていたアランは、ある時、自分を苦しめていた幼い時の記憶を思い出させる映像に遭遇します。やがてアランは、必死になって過去の記憶の真実を探し始めるのです!

面白そう~。アランの協力者ディライラを演じるのは、「誘惑のアフロディーテ」(95)でアカデミー助演女優賞を受賞した、ミラ・ソルヴィーノ。「パッション」で、イエスを演じたジム・カヴィーゼルも出てます。監督はレバノン出身のオマール・ナイーム。うむ、レイトショーに相応しい映画です。見たい!
コメント
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