だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

どんな秘密?

2005-12-22 21:54:33 | 映画
監督で、アトム・エゴヤンってご存知ですか?私は、97年の「スウィート・ヒア・アフター」が、最初でした。その年のカンヌ映画祭で、グランプリの“パルムドール”を受賞しました。「スウィート・ヒア・アフター」は、平凡な日常を一変させてしまう事件を描いています。

スクールバスの転落事故。雪に埋もれたカナダの町。子供たちを亡くしてしまった親たちが、集団訴訟を起こすことになります。その代理人の弁護士(イアン・ホルム)の物語と言ってもいいでしょう。実に考えさせられる、深い内容でした。

この作品で、私はアトム・エゴヤン監督を知りました。エジプト生まれで、両親はアルメニア人。カナダで育ちました。その後は、「フェリシアの旅」(99)「アララトの聖母」(02)と、続きます。そして久々の新作が、「秘密のかけら」です。

この映画は、1950年代のアメリカ、ショービズの世界が舞台です。なんだか驚き。今までと違うイメージですよね。余計に期待します♪ ラニー(ケビン・ベーコン)とヴィンス(コリン・ファース!)は、人気・名声・富・成功を手にしたディオ。

エンタティナーとして最高に輝いていた時、スキャンダラスな事件によって解散。ホテルの一室で、全裸女性の死体が発見されたのです。事件は闇の中に…。15年後、事件の謎を解くべく、1人の女性ジャーナリスト(アリソン・リーマン)が現れます。

果たして、その封印された謎とは? ルパート・ホルムズの原作を映画化。ハリウッド黄金期に実在した、有名なディオをモデルにしています。ただし、ヴォンス役をイギリス人に変更し、アメリカと英国との対比をも、描いています。

おかげで、コリン・ファースのエンタティナー振りが見れる!!コリン・ファース大ファンの私は、涙が出るほどうれしい♪「真珠の首飾りの少女」のような時代劇、「ブリジット・ジョーンズ」シリーズの現代劇。どれも大・大・大~好きっ!たまりません。行かねば…。
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