だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

舞台は、炭鉱の町

2005-12-17 22:43:22 | 映画
リトル・ダンサー」を、覚えていますでしょうか?2000年のこの作品は、主役のジェイミー・ベルの好演もあって、大ヒットしました。1984年のイングランド北部の炭鉱の町。そこで暮らしているビリー少年は、踊ることが大好き!しかし、そんな女々しいことは、厳格な父親が許すはずもありません。

貧しく苦しい生活、夢を失った大人たち、希望の火も消えてしまいそうな日々。しかし、ビリーは“ダンサー”になることをあきらめず、ひたすら踊り続けていきます。やがて、大人になったビリー(ダンサーのアダム・クーパー!)は、劇場の舞台でライトを浴びて、バレエを踊るのでした。感動~♪

そのジェイミー・ベルは、第一次大戦下の塹壕を舞台にした、ホラー映画「デス・フロント」(02)に出演。(怖かったぁ~) そして、3作目が「ディア・ウェンディ」です。

この映画の脚本は、「ドッグヴィル」のラース・フォン・トリアー監督なんです。監督は、トマス・ヴィンターベア。ラース・フォン・トリアー監督を中心に結成された、『ドグマ95』のメンバーです。うむ。ちなみにドグマ95の解説は、←ここを見てくださいね。

ウェンディとは、古風な飾りが付いた拳銃の名前。偶然ウェンディを手にした、ディック(ジェイミー・ベル)をリーダーに仲間と“ダンディーズ”というグループを結成。物語は、アメリカ南東部の炭鉱の町を舞台にしています。まだ、大人になりきれていない、少年少女たち。秘密結社のメンバーは、それぞれが銃を手にすることになり…。

監督は、作品のイメージをまるで、西部劇のような雰囲気で作り上げています。それに挿入歌としてなかつかしや、ゾンビーズの『ふたりのシーズン』を採用。ヴィンテージ物の衣装と相まって、とってもスタイリッシュな映画になっています。期待!
コメント
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