2001年の6月、紀伊国屋サザンシアターでのひょうご舞台芸術第23回公演が、「プルーフ/証明」でした。私も観劇しました。デヴィッド・オーバンの戯曲、小田島恒志翻訳、鵜山仁演出。主演は内田稔さん、寺島しのぶさん、田中実さんでした。
天才数学者の父を亡くしたキャサリン。天才であるが故に狂気の晩年を過ごした父。キャサリンは、その介護をしていました。父を亡くし、気が抜けたような生活をしている彼女のもとに、父の元教え子というハロルドという青年がやって来ます。父の残した“ノート”を整理しに。
葬儀の日、ハロルドはかつてからのキャサリンへの思いを告げます。心を許したキャサリンは、彼に父の大切なノートの保管場所を教えてしまうのでした。そこには未発表のある数学の証明が、書かれていたのです!自分が解いたと言うキャサリン。反発するハロルド。
言い争い、わかれてしまった2人。しかし、証明にはつい最近の方法論が使われていて、父親ではないことに気付いたハロルド。2人の和解で、舞台は終わります。この舞台作品が、映画になりました。
それが、「プルーフ・オブ・マイ・ライフ」です。この映画はすごいです!まず、監督がアカデミー作品賞を受賞した「恋に落ちたシェイクスピア」のジョン・マッデン。同作品で主演女優賞を受賞した、グィネス・パルトロウ。「羊たちの沈黙」で主演男優賞を受賞した、アンソニー・ホプキンス。そして「ドニー・ダーゴ」「デイ・アフター・トゥモロー」など若手の、ジェイク・ギレンホール。(←注目!)
舞台作品の映画化。映画は映画で楽しめますが、舞台を見た人は見比べてみるのも良いかも!“プルーフ”とは、証明のこと。単に難しい数学の証明だけではなく、生きること、信じること、愛することの証明を描いている作品です。じっくり、堪能しましょう。
天才数学者の父を亡くしたキャサリン。天才であるが故に狂気の晩年を過ごした父。キャサリンは、その介護をしていました。父を亡くし、気が抜けたような生活をしている彼女のもとに、父の元教え子というハロルドという青年がやって来ます。父の残した“ノート”を整理しに。
葬儀の日、ハロルドはかつてからのキャサリンへの思いを告げます。心を許したキャサリンは、彼に父の大切なノートの保管場所を教えてしまうのでした。そこには未発表のある数学の証明が、書かれていたのです!自分が解いたと言うキャサリン。反発するハロルド。
言い争い、わかれてしまった2人。しかし、証明にはつい最近の方法論が使われていて、父親ではないことに気付いたハロルド。2人の和解で、舞台は終わります。この舞台作品が、映画になりました。
それが、「プルーフ・オブ・マイ・ライフ」です。この映画はすごいです!まず、監督がアカデミー作品賞を受賞した「恋に落ちたシェイクスピア」のジョン・マッデン。同作品で主演女優賞を受賞した、グィネス・パルトロウ。「羊たちの沈黙」で主演男優賞を受賞した、アンソニー・ホプキンス。そして「ドニー・ダーゴ」「デイ・アフター・トゥモロー」など若手の、ジェイク・ギレンホール。(←注目!)
舞台作品の映画化。映画は映画で楽しめますが、舞台を見た人は見比べてみるのも良いかも!“プルーフ”とは、証明のこと。単に難しい数学の証明だけではなく、生きること、信じること、愛することの証明を描いている作品です。じっくり、堪能しましょう。