だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

ジャンベの響き

2009-05-12 21:22:13 | 映画
楽器のことには疎い私。ジャンベという楽器は見たことがあるような、ないような。たぶんなにかの映画かも。ジャンベは、ギニア、セネガル、マリ、コートジボワールなど西アフリカ一帯で、演奏されている伝統的な太鼓のこと。調べました。

このジャンベが登場する映画が、「扉をたたく人」(07)です。舞台はNY。2001年9月11日のあの日以降、移民希望者や不法滞在者に厳しい処置を取るようになったアメリカ。

コネティカットの大学で経済学の教授をしているウォルター・ヴェイル(リチャード・ジェンキンス)は、5年前に妻に先立たれ、すべてに心を閉ざし孤独な日々を送っている62歳。ある日、同僚の代理で学会に出席するため、NYへ出張します。

久々にマンハッタンの別宅を訪れると…、そこには見知らぬ女性が!彼女はセネガル出身のゼイナブ(ダナイ・グリラ)で、悲鳴を聞いて駆け付けたのがシリア出身のタレク( ハーズ・スレイマン )でした。2人とも移民でグリーンカードを持っていないため、警察は呼ばないで!と頼みます。

グリーンカード(永住許可証)がなければ、国外追放になってしまう…。素直に家を出る2人の忘れ物に気付いたウォルターは、後を追いしばらくの間、部屋に泊めることにします。ウォルターの優しさに感激したタレクは、彼に自分が演奏するジャンベを教えることに…。

かつてピアノを習っていたウォルターは、はじめて触れるアフリカン・ドラムのジャンベに興味を示します。こうしてウォルターとタレクの交流がはじまり、友情が深まっていくのでした。しかし、突然タレクが拘留されてしまいます。

数日後、ウォルターの元にタレクの母、モーナ(ヒアム・アッバス)が訪ねて来ます…。果たして、タレクは?監督はトム・マッカーシー。「グッドナイト&グッドラック」(05)「オール・ザ・キングスメン」「父親たちの星条旗」(06)の他、「デュプリシティ」(09)でB&R社のジェフ・バウアー役で出演。初監督です。

本作は公開時のわずか4館が、口コミで270館までに大ヒット。6ヶ月に渡って上映されました。主演のリチャード・ジェンキンスは、1953年12月2日生まれの大ベテラン。「バーン・アフター・リーディング」(08)のテッド役ですね。

ウォルター役で、本年度アカデミー賞の主演男優賞にノミネートされました。楽しみにしています。
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