だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

宇宙ステーションで何が?

2009-05-28 21:35:12 | 映画
“アルマズ・プロジェクト”って?ナントカ・プロジェクトというと、どうも「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」(99)を思い出します。1994年10月、モンゴメリー大学映画学科の学生3人が、ドキュメンタリー映画を作るため、メリーランド州ブラック・ヒルズの森を目指します。

古くから魔女伝説の残るその地を取材する内、3人は消息不明に…。1年後、彼らの撮影したフィルムやビデオが発見され、そこに映っていたものとは…ということで、低予算ながら世界中で大ヒット!こ、こわかったです。

では、「アルマズ・プロジェクト」(07)とは?それは、ソビエト連邦が開発した極秘宇宙ステーション。1998年11月、地球の軌道を周っていたアルマズ号はレーダーから姿を消し、4日後地球の大気圏に突入し爆発します。本来は“サリュート”と呼ばれていました。

軍事目的の宇宙ステーションだったため、ロシアは打ち上げの事実は認めたものの、事故の原因などの情報は闇の中。計画には費用もかかり、1980年代後半にはプロジェクト自体、終了したそうです。謎多きアルマズ号については、さまざまな噂がありました。

いままでそれらの噂をすべて否定して来たロシア。ところが…。ロシア側の必死の捜索にも関わらず、ウクライナの反体制過激派グループが当局を出し抜き、ブラックボックス(フライトレコーダー)を回収してしまいます。そこには墜落までのステーション内部の様子が、一部始終納めれていたのです!

監督・脚本はクリス・ジョンソン。製作・脚本はスコット・アルトメア。脚本にはハンフリー・R・ガイドも。そう!これは、アメリカ映画で「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」と同じく、擬似ドキュメンタリーの形を取ったミステリーなんですね。主演はイワン・シュヴェドフ、イナ・ゴメス。

知らないぞ。いいんです。こうした映画はリアルでないと。有名スターが出ていては、興ざめですものね。この映画のことを知って、ソビエトからロシアに至る宇宙計画に改めて、興味をいだきました。

人類初の宇宙飛行士、ソビエト連邦のユーリイ・アレクセーエヴィチ・ガガーリン。ほら、『地球は青かった』や『神はいなかった』という言葉を残した人です。1961年4月12日のこと。知らなかったのは、地球に帰還後1968年3月28日飛行指揮官への訓練中、墜落死。

まだまだ、知らないことがたくさん。映画って、勉強になります。はい。
コメント
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