だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

ウディ・アレンのミューズたち

2009-05-22 21:42:38 | 映画
1935年12月1日ブルックリン生まれのウディ・アレン。彼の作品のミューズと言えば、「アニー・ホール」(77)のダイアン・キートン。「インテリア」(78)「マンハッタン」(79)「スターダスト・メモリー」(80)「マンハッタン殺人ミステリー」(93)で共演しています。

次に、「サマー・ナイト」(82)のミア・ファロー。「カメレオンマン」(83)「ブロードウェイのダニー・ローズ」(84)「カイロの紫のバラ」(85)「ハンナとその姉妹」(86)「ラジオ・デイズ」「セプテンバー」(87)「私の中のもうひとりの私」「重罪と軽罪」(89)「アリス」(90)「夫たち、妻たち」「影と霧」(92)で共演。

その後しばらくミューズ不在の時期が続き、「僕のニューヨークライフ」(03)で主演したクリスティナ・リッチの登場で、おおっ!と思ったものの1本で終わり。予想を裏切りました。うむ、ウディ・アレンめ。

で、70歳を間近にした「マッチポイント」(05)でウディの心を鷲掴みにしたのが、スカーレット・ヨハンソン。1984年生まれの20歳。う~む。続く「タロットカード殺人事件」(06)も。「マッチポイント」から本拠地NYを離れロンドンで製作をはじめたウディは、最新作でヨハンソンを連れてスペインへ!

それでも恋するバルセロナ」(08)。バルセロナと言えば、建築家アントニ・ガウディの“サグラダ・ファミリア教会”や“グエル公園”、パブロ・ピカソやジョアン・ミロの美術館など、見どころ満載。もちろん、映画にも登場!

学生時代からの友人、クリスティーナ(スカーレット・ヨハンソン)とヴィッキー(レベッカ・ホール)。2人は夏のヴァカンスで、バルセロナへ。男性に対し、誠実さと安定を求めるヴィッキーは真面目な青年ダグ(クリス・メッシーナ)と婚約中。一方のクリスティーナは、情熱的な恋を求めるタイプ。

ヴィッキーの親戚の家に宿泊する2人は、情熱的で開放的なバルセロナを堪能。ある晩、親戚夫妻と出かけた画廊のパーティで、ファン・アントニオ(ハビエル・バルデム)と出会います。2人の反応は、またしても正反対。

深夜レストランでファン・アントニオと再会した2人は、彼からオビエド(スペイン北部の町)に誘われます。さぁ~、どうする?さらに、彼をナイフで刺し離婚した元妻マリア・エレーナ(ペネロペ・クルス)も登場。大~混乱は目に見えています。

ぺネロぺは、この作品で念願のアカデミー賞助演女優賞を受賞。美しさだけでないことを実証しました!それにしても、ウディって!見ますけど…。
コメント
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