だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

クリーニング、始めました。

2009-05-29 21:02:42 | 映画
「リトル・ミス・サンシャイン」(06)は、サンダンス映画祭で評判になりインディズの映画としては異例の大ヒット。本作でアカデミー賞助演男優賞受賞のアラン・アーキン、グレッグ・キニア、トニ・コレット、スティーヴ・カレル、ポール・ダノ、アビゲイル・ブレスリンと個性的な俳優が揃い、大いに楽しみました。

ピーター・サラフ、マーク・タートルトーブ、ジェブ・ブロディが2004年に創立した“ビッグ・ビーチ・フィルム”。そのチームが再び製作した映画が、「サンシャイン・クリーニング」(08)です。監督は、グウィネス・パルトローとダニエル・クレイグ主演「シルヴィア」(03)のクリスティン・ジェフズ。2作目です。

ハイスクールでチアリーダーだったローズ(エイミー・アダムス)は、30代半ばのシングルマザー。ハウスキーパーの仕事をしながら、高校時代の恋人マック(スティーヴ・ザーン)と不倫中。ローズの妹ノラ(エミリー・ブラント)はというと、どんな仕事も長続きせず、父親のジョー(アラン・アーキン)と同居中。

ローズの息子、8歳のオスカー(ジェイソン・スペヴァック)はちょっと変なクセがあり、そのせいで小学校を退学する羽目に…。なにもかもうまく行かないと嘆くローズ。父親のジョーも新種のポップコーンの訪問販売に夢中だし…。

そんな時、マックから『事件現場の清掃は大金が稼げる』という言葉を聞いて、生計を立て直すためにローズが考えたのは…。そう!事件現場の清掃業。嫌がるノラを誘って、“サンシャシン・クリーニング”をスタート。掃除道具店の店員ウィルソン(クリフトン・コリンズ・Jr)から掃除テクのサポートもあって、徐々にコツをつかんでいきます。

果たして、ローズとノラの姉妹はうまくやって行けるの?ジョーとオスカーの問題いっぱいの家族は大丈夫?「リトル・ミス・サンシャイン」もそうでしたが、不器用な家族だからこそ、リアルな物語が生まれます。

ザ・クリーナー」(07)でも、同じような事件現場の清掃を扱っていました。そのブログにも書いた、「フェティッシュ」(96)も。あっ、TV「24」のクロこと、メアリー・リン・ライスカブも出てま~す。必見!
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