だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

大人になったアリス

2010-03-04 11:38:31 | 映画
英国の作家ルイス・キャロルの代表作『不思議の国のアリス』(1865)は、何度も映画になっています。33年版はシャーロット・ヘンリー、ゲイリー・クーパー、ケイリー・グラント主演。脚本ジョセフ・L・マンキウィッツ、音楽ディミトリ・ティオムキン。

どんな作品だったの?73年版は未公開ながら、ピーター・セラーズ、マイケル・クロフォード、ハイウェル・ベネットが出演。85年のTVMは超豪華!レッド・バトンズ、スコット・バイオ、アーネスト・ボーグナイン、ロイド・ブリッジス

サミー・デイヴィス・Jr、ロディ・マクドウォール、ロバート・モーレイ、アンソニー・ニューリー、ドナルド・オコナー他。99年のTVMも負けていません。ティナ・マジョリーノ、ウーピー・ゴールドバーグ、ピート・ポスルスウェイト

マーティン・ショート、クリストファー・ロイド、ベン・キングズレー、ピーター・ユスティノフ、ミランダ・リチャードソン。DVD探してぜひ見ましょ!最新作はもちろん、「アリス・イン・ワンダーランド」(10)です。監督はティム・バートン。

主演のジョニー・デップとは、7作目のコラボ。ちなみに「シザーハンズ」(90)「エド・ウッド」(94)「スリーピー・ホロウ」(99)「ティム・バートンのコープスブライド」(05)「チャーリーとチョコレート工場」(05)「スウィーニートッド」(07)で組んでます。

ディズニーアニメの名作「ふしぎの国のアリス」(51)とは、まったく違うアプローチの本作。ティム・バートンは、アリスを19歳に成長させました。1855年のロンドン、6歳のアリスの冒険から13年が過ぎていました。

最愛の父を亡くしたアリス(ミア・ワシコウスカ)は、母と姉が仕組んだパーティで青年紳士からプロポーズ。驚いたアリスはその場から逃げだし、チョッキを着て懐中時計を持つ白ウサギを追って、再び深い穴の中へ。

白の女王(アン・ハサウェイ)からアンダーランドを奪い、独裁者となった赤の女王(ヘレナ・ボナム=カーター)。そこにはアリスの帰還を喜ぶ奇妙な生き物たち。そして帽子屋マッドハッター(デップ)も。

救世主とされるアリスの冒険は、今はじまります。他に芋虫:アラン・リックマン、白ウサギ:マイケル・シーン、チェシャ猫:スティーヴン・フライ、ジャバウォック:クリストファー・リー、ハートのジャック:クリスピン・グローヴァー。楽しみ!
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