だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

黒澤明の30作品

2010-03-10 20:57:09 | 映画
マイブログは洋画中心で邦画が登場することはほぼないのですが、尊敬を込めて…日本映画を代表する映画監督の1人、黒澤明。1910年3月23日~1998年9月6日。そうなんです、生誕100周年なんですね。

それを記念して、上映会やDVD、ブルーレイなどの発売が続きます。監督作品は全30作。デビュー作は「姿三四郎」(43)。以下“世界のクロサワ”と呼ばれる巨匠となり、数々の作品がのちの映画や映画人に影響を与えました。

東宝は、全30作品を一挙公開。「黒澤明 生誕100周年記念」です。作品リストはサイトを見ていただくとして、ここでは洋画に影響を与えた作品を見て行きます。「羅生門」(50)は、マーティン・リット監督、ポール・ニューマン主演「暴行」(63)に。

「七人の侍」(54)は、 ジョン・スタージェス監督、ユル・ブリンナー主演「「荒野の七人」(60)に。「隠し砦の三悪人」(58)は、ジョージ・ルーカス監督の「スター・ウォーズ」シリーズの登場人物に。ストーリーは「スター・ウォーズ」(77)に。

「用心棒」(61)は、セルジオ・レオーネ監督、クリント・イーストウッド主演「荒野の用心棒」(64)、それとウォルター・ヒル監督、ブルース・ウィリス主演「ラストマン・スタンディング」(96)に。細かい部分でこの他にも影響された作品は、もっとあるはず。

ルーカスやスピルバーグ、コッポラとの交流は有名ですね。監督を尊敬する俳優には、クリント・イーストウッド、リチャード・ギア(ギアさまは「八月の狂詩曲」(91)に出演)、マーティン・スコセッシ(「夢」(90)に出演)他多数。

異色なのは、当時ソ連で撮影した「デルス・ウザーラ」(75)で、アカデミー賞外国語映画賞を受賞。ロシア人探検家ウラディミール・アルセーニエフによる探検記録(23年出版)に基づき映画化された、日ソ合作映画。

1902年、シベリアのウズリ地方に地質調査のために入った探検隊の隊長ウラジミール(ユーリー・サローミン)と、案内人となった猟師デルス・ウザーラ(マクシム・ムンズク)との友情を描きます。公開当時を知っていますが、未見。

これを機に見ようかと思っています。みなさんはどれを見ます?
コメント
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