だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

トレードマークは、Pコート

2010-03-29 23:00:48 | 映画
2001年に公開された「処刑人」(99)、見ました?1996年当時25歳のトロイ・ダフィーは、バーテンダーでした。無名のダフィーが書いた脚本が、その過激な設定とハードなバイオレンス描写が話題になり、ミラマックス社が45万ドルで購入。

しかし脚本家の意に沿わないハリウッド流の配役に、ダフィーは契約を見送り、脚本はその後数々の有名プロデューサーの手に渡ることに…。やがてダフィー本人の手で監督することになるのでした。うむ、ありがち…。

主演はショーン・パトリック・フラナリー、ノーマン・リーダス、ウィレム・デフォー、ビリー・コノリー、デヴィッド・デラ・ロッコ。サウスボストンに住むコナー(フラナリー)とマーフィー(リーダス)マクマナス兄弟は、精肉工場で働く敬虔な信者。

聖パトリックの祭日。“悪人を処刑せよ”との神の啓示を受けた兄弟は、ロシアン・マフィアを次々に処刑していくのでした。祈りながら…。そんな奇抜で斬新な設定がユニークなバイオレンス・アクションで、大ヒット。

その続編がようやく公開です。「処刑人Ⅱ」(09)、監督・脚本はもちろんトロイ・ダフィー。製作も前作と同じ、クリス・ブリンカー他。主演の2人も続投!二卵生双生児の2人は、相変わらず敬虔な信者。

前作から8年、ボストンの街で起きた神父殺害事件。それは何者かが“処刑人”兄弟に送り付けた、挑戦状だったのです。アイルランドの片田舎で平穏な毎日を送っていたコナーとマーフィーは、ボストンに帰って来ます。

再び、法で裁くことのできない悪人たちを処刑すべく、正義の戦いがはじまるのでした…。新たなる敵の登場。また新たなる仲間の誕生。そして父“イル・ドゥーチェ”(ビリー・コノリー)の過去とは?ヒット作の続編だけあって、共演者も豪華。

「サンシャイン・クリーニング」(08)のクリフトン・コリンズ・Jr、「シャッフル」(05未)のジャド・ネルソン、「ゴーストライダー」(07)のピーター・フォンダ。ビリー・コノリーも。彼は、1942年スコットランドのグラスゴー出身。

ミュージシャン、コメディアン、映画俳優として活躍。「Queen Victoria 至上の恋」(97)で、アルバート公に先立たれたヴィクトリア女王(ジュディ・デンチ)の従僕ブラウン役が印象的。白髪がステキなおじさまです。はい。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする