だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

マイセンでお茶を。

2010-12-18 21:50:46 | 展覧会
ブルース・チャトウィン原作、ジョルジュ・シュルイツァー監督作「マイセン幻影」(92)は、どうしたことか未見。旅行にでも出かけていたのかもしれません。渋谷のル・シネマで、93年の8月末から9月末までの上映でした。

旧体制下のチェコスロヴァキアで、マイセンの銘品を集め続ける男爵カスパー・ウッツ(アーミン・ミューラー=スタール)。1980年オークション会場で彼は、ニューヨークの古美術商マリウス・フィッシャー(ピーター・リーガート)と知り合います。

マイセンの人形を競り合った2人。ウッツはユダヤ人で、メイドのマルタ(ブレンダ・フリッカー)と小さなアパートに住んでいました。9年後ウッツは心臓発作で倒れます。オーリック博士(ポール・スコフィールド)から知らせを受ける、フィッシャー。

果たして、ウッツのマイセン・コレクションの行方は?今度、ぜひ見なくっちゃ。そのマイセンですが、ドイツのドレスデン地方に位置します。日本のマイセン 公式HPを見ると、夢のようなその作品を堪能できます。

もしマイセンをご存じないのなら、サントリー美術館で開催の「マイセン磁器の300年展 壮大なる創造と進化」をお勧めします。サブタイトルは、“日独交流150周年記念・国立マイセン磁器美術館収蔵”。

展覧会は、第1章:西洋磁器の創成期/第2章:王の夢、貴族の雅/第3章:市民階級の台頭と万国博覧会/第4章:モダニズムの時代 アール・ヌーヴォー、アール・デコ/第5章:創造の未来へ の5つに分かれます。

17世紀、オランダ東インド会社を通じて大量にヨーロッパに伝わった中国の白磁。ザクセン公国のアウグスト強王(1670~1733)は、錬金術師ヨハン・フリードリッヒ・ベトガー(1682~1719)を幽閉し、白磁の製作を命じます。

1710年、王立ザクセン磁器工場が設立。なお、べドガーは幽閉を解かれることなく37歳で死亡。そんな歴史を秘めたマイセンの300年。“柿右衛門写し”や“シノワズリ(中国趣味)”など見どころいっぱい。

マイセンのブルーオニオンのカップ&ソーサーなど、かなり高価。ファンにはたまらない展覧会です。
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