だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

家族で暮らすために…

2011-08-01 22:26:31 | 映画
1953年3月10日、カナダのオンタリオ州ロンドン出身のポール・ハギス。1970年代からTVシリーズの企画、製作、脚本に携わり、あのチャック・ノリス主演「炎のテキサス・レンジャー」(93~01)

ハリー・ハムリン主演「L.A. LAW/7人の弁護士」(86~94)などがあります。ポール・ハギスの名前を認識したのは、クリント・イーストウッド監督・主演の「ミリオンダラー・ベイビー」(04)でした。

この作品で、脚本と製作を担当。しかし、次の初監督作品「クラッシュ」(04)は大好きなブレンダンが出ていて、大注目でした。ロスを舞台に多彩なキャストで、次々と引き起こされる衝突の連鎖。すごかったです。

そのハギスが久々に監督した作品が、「スリーデイズ」(10)。実は、昨年2月公開された仏映画、フレッド・カヴァイエ監督、ヴァンサン・ランドンとダイアン・クルーガー主演「すべて彼女のために」(08)がオリジナル。

予告編を見た時、『似てるなぁ~』と思ったはず。ピッツバーグで大学教授をしているジョン・ブレナン(ラッセル・クロウ)は、妻ララ(エリザベス・バンクス)と幼い息子ルーク(タイ・シンプキンス)と暮らしていました。

ある日、警察が家に突入し、殺人の容疑でララが逮捕されてしまいます。それから3年。ジョンは幼い息子を育てながら、妻の無実を証明するために奔走していました。しかし控訴は棄却され、ついに殺人罪が決定します。

ララは絶望から自殺を図ってしまいます。ジョンは打つ手がなくなり、自分の手で妻を刑務所から脱獄させる事を決意。大学教授のジョンは犯罪とは無縁の人生でしたが、計画実行のために着々と準備を進めます。

平凡な一般人が妻を脱獄させるという内容の本作。アクションスターでもあるラッセル・クロウに、あえてアクションをさせないという設定です。うむ。ハギスは製作、脚本も担当。キャスティングも注目ですね。

ジョンの父ジョージ・ブレナンに、ブライアン・デネヒー。ナブルシ警部補にレニー・ジェームズ。他にオリヴィア・ワイルド、ヘレン・ケアリー、ダニエル・スターン、リーアム・ニーソンが共演。

フランスとアメリカじゃだいぶ事情が違うと思うのですが、大好きなラッセル・クロウとハギス監督。音楽はダニー・エルフマン。楽しみ。
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