だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

カーペンター監督の少女たち

2011-08-04 23:18:04 | 映画
この春公開された「エンジェル・ウォーズ」(11)、面白かった~。見ました?「300」(07)や「ウォッチメン」(09)のザック・スナイダーが、製作・原案・脚本・監督した本作は監督独自のヴィジュアルで見応え大。

家族を奪われ、継父の陰謀で精神病院へと送られてしまったベイビードール(エミリー・ブラウニング)。暗くつらい現実から逃避するために、想像の世界を作り出します。そして仲間と共に自由を求めて戦うのです。

ザック・スナイダーの描く5人の美しい少女たちを主人公にしたファンタジー・バトル・アクションに対し、あのジョン・カーペンターが描くと同じようなテーマでもやっぱりホラー、サスペンスになるんですよね。うふふ。

ザ・ウォード/監禁病棟」(10)です。カーペンターといえば、「ハロウィン」(78)「ニューヨーク1997」(81)「遊星からの物体X」(82)「クリスティーン」(83)「ゼイリブ」(88)「光る眼」(95)など

多くのホラー、SF作品を作り出している巨匠!原案、キャラクター創造、脚本、製作、製作総指揮、音楽と本当に多彩な人。カルト的なファンを多く持っています。「ゴースト・オブ・マーズ」(01)以来の劇場公開作品。

1959年、20歳のクリステン(アンバー・ハード)は、身に覚えのない放火の罪で精神病棟に送られます。彼女は奥の病棟に隔離され、そこにはボロボロのぬいぐるみを抱くゾーイ(ローラ・リー)

華やかなサラ(ダニエル・パナベイカー)、絵を描くのが好きなアイリス(リンジー・フォンセカ)、歌が得意なエミリー(メイミー・ガマー)の4人がいました。同年代で同じような境遇の少女たち…

ある日、担当医のストリンガー(ジャレッド・ハリス)と面接したクリステンは、自分の仕業だとされる放火を見たこと、そして自分の名前以外の記憶をいっさい失っていることに、はじめて気づきます。

そしてその夜、クリステンは廊下を歩くおぞましい顔をした女性の姿を目撃。看護師でもない、患者でもない、なにか別のもの。果たしてそれは?クリステンは病棟から脱出することができるのか?

ジョン・カーペンターは、1948年1月16日ニューヨーク州カーセージ出身。ますます元気に映画作りに燃えてます。期待しましょう!
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