信じる？信じない？

“臨死体験”という言葉の意味は、とても複雑な内容を含んでいて簡単に説明するのは難しい。しかし、それを承知で簡単に言うと、心停止の状態から蘇生し…

その間に体験した色々な様子を“臨死体験”と呼ぶそうです。ベッドの上に横たわる自分を上から見ていたり（幽体離脱）、暗いトンネルを抜けると眩い光が見えたり（光体験）、

過去の人生が走馬灯のように見えたり（人生回顧）、死んだ親族や友人などに出会ったり、予知能力が目覚めたり…。ランドール・ウォレス監督「天国は、ほんとうにある」（１４）は…

トッド・バーポ＆リン・ヴィンセント著『天国は、ほんとうにある／天国へ旅して帰ってきた小さな男の子の驚くべき物語』の映画化。アメリカのある家族が経験した実話。

ネブラスカ州インペリアル市の田舎町の牧師トッド・バーポ（グレッグ・キニア）は、小さな修理会社も営んでいました。妻（ケリー・ライリー）と３人の子供がいます。

ある日、３歳の長男コルトン（コナール・コラム）が高熱を出し、嘔吐を繰り返すようになります。病院で“穿孔虫垂炎”と診断され、生死を彷徨う事態となってしまうのでした。

トッドは絶望のあまり、神に怒りをぶつけます。その甲斐あってか、コルトンは奇跡的に回復！やがてコルトンは、自分は天国へ行って来た…と言い始めるのでした。

彼の知るはずのない生まれる前の出来事を、無邪気な様子で話すコルトン。トッドたちは、驚くような話についてその意味を考えるようになるのでした…。果たして？

ジョン・ウェルズ監督「８月の家族たち」（１３）のマーゴ・マーティンデイルと、サム・レヴィンソン監督「アナザー・ハッピー・デイ ふぞろいな家族たち」（１１）のトーマス・ヘイデン・チャーチ共演。

冒頭の“臨死体験”もですが、こうした出来事を信じるか、信じないか？常にその判断には「？」が付くけど、１人だけではないんですね。なので、あるんだと思います。ぜひ、知りたい！