だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

ゴミ山から、奇跡の物語

2014-11-18 19:54:22 | 映画
舞台演出家のスティーブン・ダルドリーが、映画初監督したのが「リトル・ダンサー」(00)でした。これをミュージカルプレイにし、さらに映画にしたのが「ビリー・エリオット」(14)です。

そのダルドリー監督の最新作も公開されます。イギリス、ブラジル合作映画「トラッシュ! この街が輝くまで」(14)です。アンディ・マリガンの原作を局本化したのが、リチャード・カーティス。

「ノッティングヒルの恋人」(99)「ブリジット・ジョーンズの日記」(01)「ラブ・アクチュアリー」(03)「パイレーツ・ロック」(09)「アバウト・タイム 愛おしい時間について」(13)などなど。

大好きな作品ばかり!スティーブン・ダルドリー監督とリチャード・カーティスの脚本となれば、期待は高まります。“トラッシュ”とは、ゴミのこと。ブラジルのリオデジャネイロ郊外。

ラファエル(リクソン・テヴェス)とガルド(エドゥアルド・ルイス)、ラット(ガブリエル・ワインスタイン)の3人は、親からも世間からも見放された貧しい少年たち。

彼らの仕事は、ゴミ山ででめぼしいものを探すこと。ある日、ひとつの財布を見つけます。その財布に入っていたのは、お金、身分証明書(ID)、ポケットカレンダー、少女の写真…

アニマル・ロトのカード、そしてコインロッカーの鍵。警察は、総力を挙げて財布を捜索!その財布には、世界を揺るがすとんでもない秘密が隠されていたのです。果たしてそれは?

少年たちは知恵と勇気で追手をかわし、謎の核心へと迫る大冒険。なんだか、ダニー・ボイル監督の「スラムドッグ$ミリオネア」(08)を思い出していました。あちらはインドが舞台ですが。

「トラッシュ!」で注目は、主演のマーティン・シーン。少年たちを導くジュリアード神父役。今年74歳ですが、元気です。もう1人、「ドラゴン・タトゥーの女」(11)のルーニー・マーラも。

主演の3人は、オーディションで選び出された無名の少年たち。監督は「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」(11)以来、3年ぶりの作品。こんな映画が見たかった!!
コメント (2)
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