だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

ロンドン、ナショナル・ギャラリーの見方

2014-11-08 20:29:15 | 映画
ナショナル・ギャラリーは、国立美術館のこと。イギリスのロンドンにあるナショナル・ギャラリーは、トラファルガー広場にあります。1824年設立、所蔵作品は2300点以上。

ヨーロッパの美術館は王室や貴族のコレクションが基礎となっていますが、ナショナル・ギャラリーは一般市民のコレクションが基礎となっています。はじまりは、銀行家で、美術後援家の…

ジョン・ジュリアス・アンガースタインの収集していた38点の絵画でした。1823年に亡くなった時、コレクションが売りに出され買い取ったという話です。ちなみに収蔵番号“NG1”は…

セバスティアーノ・デル・ピオンボ作『ラザロの蘇生』なんですって。また現在の建物は3代目で、1897年にイギリス美術専用の分館ナショナル・ギャラリー・オブ・ブリティッシュ・アート開設。

これが現在のテート・ブリテンです。美術館の常設展はすべて無料。その運営は寄付から成り立っていて、館内には募金箱が。そんな美術館を紹介する映画が公開です。

「パリ・オペラ座のすべて」(09)「クレイジーホース・パリ 夜の宝石たち」(11)の監督、ボストン出身のフレデリック・ワイズマン最新作「ナショナル・ギャラリー 英国の至宝」(14)がそれ。

本作は、ナショナル・ギャラリーに3ヶ月間密着。190年もの間人々から愛され続け、年間500万人以上の人が来館している同館の秘密に迫ったドキュメンタリーです。

ナショナル・ギャラリーの所蔵作品には、レオナルド・ダ・ヴィンチの『岩窟の聖母(ナショナル・ギャラリー版)』、ミケランジェロ・ブオナローティ『キリストの埋葬』や『自画像』

レンブラント・ファン・レイン『ベルシャザルの酒宴(壁の言葉)』、ウィリアム・ターナー『解体のため錨泊地に向かう戦艦テメレール号』、ヤン・ファン・エイク『アルノルフィーニ夫妻像』

カラヴァッジョ『トカゲに噛まれた少年』、フィンセント・ファン・ゴッホ『ひまわり』、クロード・モネ『国会議事堂 日没』などなど。映画で予習をして、ぜひとも行ってみたいです。
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