だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

なぜ、振り返ったのか?

2014-11-26 21:45:27 | 映画
世界第7位の国土面積(3,287,590km2)を誇るインド。映画大国であることも映画ファンは、よ~くご存じ。インド映画好きなので、最近のインド映画ブーム再燃はとってもうれしい。

ところでインドは広いため、言語がいくつもあります。ヒンディー語、タミル語、テルグ語、カンナダ語などです。特にヒンディー語映画は、“ボリウッド・フィルム”と呼ばれるほど。

ヒンディー語映画にはSRKことシャー・ルク・カーン、サルマン・カーン、アーミル・カーンの3カーン。タミル語映画のスーパースター・ラジニカーント。テルグ語映画はNTRこと…

ナンダムリ・タラーカ・ラーマ・ラオ。NTRジュニアも活躍。(カンナダ語については、不明)今度は、1974年1月9日ムンバイ出身のファルハーン・アクタル主演「ミルカ」(13)です。

監督は、ラケーシュ・オームプラカーシュ・メーラ。←長くて覚えられない…。1963年デリー出身。ところで“ミルカ”とは、実在のオリンピック陸上選手、ミルカ・シンのこと。

“空飛ぶシク教徒”の異名を持つ実在のインド人ランナー。3度のオリンピックに出場するなど活躍。栄光の陰で、国家間の紛争に翻弄される男の半生を描いています。

1960年のローマ・オリンピック。ミルカ・シン(ファルハーン・アクタル)は、400m走に出場するインド人選手。直前に世界記録を出し、メダル獲得を期待されていました。

好調にスタートしたものの、ゴールの手前でなぜか振り返ってしまい、4位に終わります。その後パキスタンとのスポーツ大会開催が計画され、彼はインド選手団団長に指名されます。

しかし、固辞するミルカ。果たして、その理由は?本作はインドのアカデミー賞と言われる国際インド映画アカデミー賞で、作品賞、監督賞、主演男優賞など合計14部門を受賞。

「DON 過去を消された男」(06)「闇の帝王DON ベルリン強奪作戦」(11)の脚本、監督したアクタルが、体脂肪率を5%まで落としてまで挑んだ本作。凄すぎます。
コメント
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