だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

社会派ドラマ

2006-01-18 20:30:54 | 映画
社会派ドラマが、好き。自分では決して知ることのできない“現実”や“真実”を、見せてくれるから。「大統領の陰謀」「サルバドル」「インサイダー」「タクシー・ドライバー」「リトル・ドラマー・ガール」「レッズ」「アンダー・ファイア」「ウェルカム・トゥ・サラエボ」「ミッシング」「クライシス・オブ・アメリカ」などなど。(選択は、あくまでも個人趣味)

まだまだ、ありますねぇ~。私は“革命”や“内乱”を描いた作品が好きで、ハラハラドキドキしながら見入ってしまいます。そんな私が今見たい1本が、「タブロイド」なんです。タブロイドとは、自宅に配達される新聞とは違い、駅などで売られている通常の半分サイズの新聞のこと。

どちらかというと固い内容より、ゴシップ系の感があるタブロイドですが、この映画は違います。南米エクアドル、連続殺人犯(←シリアルキラーね)“モンスター”。真相を追ってマイアミのタブロイド番組のレポーターが、TVクルーと共にやって来ます。彼の名は、マノロ。そして現地で無実の罪で捉えられた男、ビニシオと出逢います。

マノロは、ジャーナリストとしての使命感から、ビニシオの釈放に奔走することになるのです。聖書販売員として妊娠中の妻と息子を持つ、やさしい夫であるビニシオを助けることはできるのか?

しかし、ここに落とし穴が…。マノロは、ビニシオを助ける手助けをする代わりに、ある情報を耳にするのです。シリアル・キラー“モンスター”に関する情報。それは…? 冤罪を解くことはできるのか、“情報”とは? スクープに飛びつくマノロの葛藤とは?

うう、知りたい!物語は、実話にインスパイアされたそうです。マノロを演じるのは、個性派ジョン・レグイザモ。コロンビアのボゴタ生まれで、NY育ち。スパイク・リー監督の「サマー・オブ・サム」(99)に出てました。この作品は、やはり連続殺人犯の“サムの息子”を描いてましたね。とにかく個性的な俳優です。

もうひとり、共演者に注目の女優さん。TVクルーのひとり、女性プロデューサー役にレオノール・ワトリングです。ペドロ・アルモドバル監督作「トーク・トゥ・ハー」での、昏睡状態のバレリーナ!素晴らしかったですね~。期待!あっ、監督はセバスチャン・コルデロ。見に行きます。
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残すそのマークは、Z!

2006-01-15 17:18:09 | 映画
怪傑ゾロは、今までも何度も映画化されています。古くは1940年の「怪傑ゾロ」。ルーベン・マムーリアン監督、タイロン・パワー、リンダ・ダーネルが出演していました。私が記憶している「ゾロ」は、TVシリーズの「怪傑ゾロ」。ディズニー・スタジオが製作し、1957年からABC-TVでモノクロの30分ドラマとして放映されました。

日本での放映は、日本テレビ系で1961年からでした。主演のドン・ディエゴ役は、「宇宙家族ロビンソン」のガイ・ウィリアムズ。大柄でハンサムでカッコよかったぁ~!夢中になったものです。いつもゾロにやられてしまう憎めないキャラのガルシア軍曹、覚えていますか?ヘンリー・カルビンという俳優でした。

ゾロは、お金持ちのお坊ちゃんという設定で、影で悪と戦い、正義を成す貧しき者の味方…つまりヒーローです。このスタンスは、どのリメイク作でも同じ。映画は他に、「アラン・ドロンのゾロ」(75)、ジョージ・ハミルトンの「ゾロ」(81)、アントニオ・バンデラスの「マスク・オブ・ゾロ」(98)など。

この「マスク・オブ・ゾロ」では、本物のゾロ役はアンソニー・ホプキンス。さすがのゾロも年を取り、自分の跡継ぎとして選んだのが、盗賊上がりのならず者アレハンドロ(バンデラスね)。敵役モンテロの屋敷で出会ったエレナ(キャサリン・ゼタ・ジョーンズ)と、恋に落ちて…。もちろん、ゾロ映画では必須のチャンバラもあり!かなり、楽しめます。

この続編が、やって来ま~す。「レジェンド・オブ・ゾロ」です。今回の物語も、波乱がいっぱい!まず、アレハンドロは家族のためを考えて、ゾロ引退を決意。ところがそうは行かないある事情が。しかもそこには妻のエレナが、なにやら巻き込まれている!?エレナは大丈夫?息子ホアキンは?

監督は、前作に引き続いてのマーティン・キャンベル。謎の人物アルマン伯爵役で、ルーファス・シーウェルが出演。結構うれしい♪ いろんな映画で個性を発揮している、大好きな脇役。「ロック・ユー!」も大好き。ゾロにハマりすぎのバンデラス。カッコイイ~♪ さぁ~、楽しみに行こうっと!
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いつものアレン映画。

2006-01-14 21:42:46 | 映画
NY出身の俳優で、今もNYで活躍する映画人といえば、マーチィン・スコセッシ監督、ロバート・デ・ニーロ、そしてウディ・アレンですね!特にウディ・アレンは、NYにこだわり続けています。その作品集を見れば、一目瞭然。(ほぼ、見ています。初期の方が、見逃してるのがあるなぁ~)

「何かいいことないか子猫チャン?」(65)「泥棒野郎」(69)「バナナ」(71)「ウディ・アレンの誰でも知りたがっているくせにちょっと聞きにくいSEXのすべてについて教えましょう」(72)「ボギー!俺も男だ」(72)「スリーパー」(73)「愛と死」(75)「アニー・ホール」(77)「インテリア」(78)「マンハッタン」(79)「スターダスト・メモリー」(80)「サマー・ナイト」(82)「カメレオンマン」(83)「ブロードウェイのダニー・ローズ」(84)「カイロの紫のバラ」(85)「ハンナとその姉妹」(86)「ラジオ・デイズ」(87)「セプテンバー」(88)「私の中のもうひとりの私」(89)「ニューヨーク・ストーリー」(89)「アリス」(90)「重罪と軽罪」(90)「影と霧」(92)「夫たち、妻たち」(92)「マンハッタン殺人ミステリー」(93)「ブロードウェイと銃弾」(94)「誘惑のアフロディーテ」(95)「世界中がアイ・ラヴ・ユー」(96)「地球は女で回ってる」(97)「セレブリティ」(98)「ギター弾きの恋」(99)「おいしい生活」(00)「スコルピオンの恋まじない」(01)「さよなら、さよならハリウッド」(02)「僕のニューヨークライフ」(03)「メリンダとメリンダ」(04)「マッチ・ポイント」(05未)…

読むのたいへんでしたね。おつかれさま。しかし、これで全部じゃないんですよ。監督作をご紹介しましたが、出演のみのは入ってないし、TVMも入ってません。「アンツ」(89)で、声の出演もやっているし!

最新作の「僕のニューヨークライフ」も、必見です。今度の映画もNYが舞台で、主人公はユダヤ人。うむ、いつもの通りだわ。ジェリー(ジェイソン・ビッグス)の仕事は、コメディ作家。彼を取り巻く環境、人物、いつものように悩み、成長していきます。

女優で気まぐれな恋人アマンダは、クリスティナ・リッチ。いい仕事を持ってこないマネージャーは、ダニー・デビート。相談相手の先輩作家ドーベルは、ウディ・アレン。わぁ~、個性が強いキャラクターが揃いました!これだけでも、内容の想像がつきますね。

そしてもうひとつの主人公は、NY。アレンが愛するNYを見ることができる映画。私もNYが大好きです!だから、アレンの映画は必見なんです。はい。
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生きる証

2006-01-13 17:31:17 | 映画
2001年の6月、紀伊国屋サザンシアターでのひょうご舞台芸術第23回公演が、「プルーフ/証明」でした。私も観劇しました。デヴィッド・オーバンの戯曲、小田島恒志翻訳、鵜山仁演出。主演は内田稔さん、寺島しのぶさん、田中実さんでした。

天才数学者の父を亡くしたキャサリン。天才であるが故に狂気の晩年を過ごした父。キャサリンは、その介護をしていました。父を亡くし、気が抜けたような生活をしている彼女のもとに、父の元教え子というハロルドという青年がやって来ます。父の残した“ノート”を整理しに。

葬儀の日、ハロルドはかつてからのキャサリンへの思いを告げます。心を許したキャサリンは、彼に父の大切なノートの保管場所を教えてしまうのでした。そこには未発表のある数学の証明が、書かれていたのです!自分が解いたと言うキャサリン。反発するハロルド。

言い争い、わかれてしまった2人。しかし、証明にはつい最近の方法論が使われていて、父親ではないことに気付いたハロルド。2人の和解で、舞台は終わります。この舞台作品が、映画になりました。

それが、「プルーフ・オブ・マイ・ライフ」です。この映画はすごいです!まず、監督がアカデミー作品賞を受賞した「恋に落ちたシェイクスピア」のジョン・マッデン。同作品で主演女優賞を受賞した、グィネス・パルトロウ。「羊たちの沈黙」で主演男優賞を受賞した、アンソニー・ホプキンス。そして「ドニー・ダーゴ」「デイ・アフター・トゥモロー」など若手の、ジェイク・ギレンホール。(←注目!)

舞台作品の映画化。映画は映画で楽しめますが、舞台を見た人は見比べてみるのも良いかも!“プルーフ”とは、証明のこと。単に難しい数学の証明だけではなく、生きること、信じること、愛することの証明を描いている作品です。じっくり、堪能しましょう。
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Mr.ダーシーは、コリンだけ!

2006-01-12 21:00:29 | DVD
イングランドの湖水地方を再認識したのが、このTV映画でした。そう!それこそ、BBC-TVの「高慢と偏見」です。イギリスの湖水地方は、イングランド北西部のカンブリア州中央部のこと。ここを舞台にした物語が、「高慢と偏見」。今や伝説的な人気を誇るこの映画は、1995年のTV映画で、日本では1996年NHKで放映されました。

監督はサイモン・ラングトン、主演はコリン・ファース、ジェニファー・エイル、クリスピン・ボナム=カーター。Mr.ダーシーのコリン・ファースは、「アナザー・カントリー」「ひと月の夏」「ラブ・アクチュアリー」「真珠の首飾りの少女」「ブリジット・ジョーンズの日記」などに出演。「ロイヤル・セブンティーン」もステキ!

エリザベス役のジェニファー・エイルは、「オスカー・ワイルド」「抱擁」「理想の結婚」「太陽の雫」などに出演。クリスピン・ボナム=カーターは、お察しの通り、ヘレナ・ボナム=カーターの従兄弟。似てます♪ 「バジル」「アニー2」「ブリジット・ジョーンズの日記」などに出演。

この作品の素晴らしさは、ひとことでは語れません。ジェーン・オースティンの原作を見事に映画化して、一番イメージ通りだと思います。ベネット家の5人の姉妹たちも、それぞれがきれいで可愛い。なにより、Mr.ダーシーが最高!コリン・ファースをキャスティングしたことが、成功した理由です。

男子でないと遺産を相続できない時代で、娘5人をお金持ちと結婚させようと苦心する両親。それぞれが恋をはじめる年頃。お金持ちのMr.ビングリーとMr.ダーシーとの恋。高慢と偏見によって、行き違う心。身分違いの恋。見る側は、「どうして!?」と一緒になって悩むのです。

やがてその恋は、湖水地方にあるMr.ダーシーの館“ペンバリー”で、誤解が解けていきます。湖水地方の丘や湖、本当に美しい。物語の中で、Mr.ダーシーが泳ぐ池が出てきます。映画で撮影した場所は、現在いずれも観光名所になっているそうです。行きた~い!

とにかく、あれこれ言わず、ぜひともDVDを見て欲しいです。私はNHKを録画し、DVDも買いました。ちなみに、「ブリジット・ジョーンズの日記」の原作者へレン・フィールディングは、Mr.ダーシーの大ファン!当然、物語の主人公の名前は、マーク・ダーシー。出演もコリン・ファースで、決まり!
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高慢と偏見の物語

2006-01-11 20:35:21 | 映画
“PRIDE AND PREJUDICE”と、聞いただけでワクワクしてしまう人。は~い!! ジェーン・オースティンの原作本「高慢と偏見」に、見せられた人もいるでしょう。は~い!!古くは1940年の映画(ロバート・Z・レオナード監督、グリア・ガースン、ローレンス・オリヴィエ主演)を見た方もいるでしょうね。

でも、私はやっぱり1995年のBBC-TVシリーズに夢中です!なにしろ、コリン・ファースの大ファンですから!!でも、この話は次回にすることにして、今日は最新作を。映画のタイトルは、「プライドと偏見」に変更です。

監督はジョー・ライト。撮影時33歳の長編映画監督デビュー作です。主役のエリザベスは、キーラ・ナイトレイ、この映画の後が「ドミノ」でした。映画の要、ミスター・ダーシーはマシュー・マクファディン。舞台の他、TV「嵐が丘」にも出演。ヒースクリフね♪ 「エニグマ」にも出てたそうですが、うむ、覚えていません。

物語は、18世紀末期のイングランドの田舎町。年頃の娘を5人も持つ、ベネット家。家族の関心事は、結婚のお相手。近所に独身で裕福なミスター・ビングリーが、引っ越してきます。冷静な父親、良縁に躍起になる母親、娘たちも誰がミスター・ビングリーの心を射止めるか、大騒ぎ。

ミスター・ビングリーが、催したダンス・パーティに出かけたベネット一家。長女のジェーンは、一目でミスター・ビングリーに夢中。一方、次女のエリザベス(リジー)は、ミスター・ビングリーの友人、ミスター・ダーシーに惹かれます。

ところが、ふと耳にした言葉の行き違いから、エリザベスとミスター・ダーシーは、共に反発し合うようになってしまうのです。エリザベスの小さな“プライド”と、ミスター・ダーシーの心無い“偏見” 長い長い、行き違いの物語が始まります。

この作品をご存知の方も、全然ご存じなく初めての方も、きっと夢中になるはず!もう~、ロマンチックなんですもん!!目の中に、ハートのきらめきを輝かせてします♪ 

あっ、豪華なキャストもお知らせしなくちゃ! 父親役にドナルド・サザーランド、母親役はブレンダ・ブレッシン、長女ジェーン役はロザムンド・パイク、キャサリン夫人役はジュディ・デンチ、ミスター・ビングリー役はサイモン・ウッズ。豪華!
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スパニシュ+イングリッシュ

2006-01-09 21:36:23 | 映画
スパングリッシュ」って、変わった言葉ですね。そう、これはアメリカで暮らすラテン系の人たちが話す、言葉のこと。スペイン語と英語の混ざった言葉とでも、いいましょうか。なにしろ、ラテン系アメリカ人の数は、4千万にも上るそうですから、普通に聞こえてくるんでしょうね。

ラテン系アメリカ人の俳優には、アントニオ・バンデラス(スペイン・マラガ)、アンディ・ガルシア(キューバ・ハバナ)、ベニチオ・デル・トロ(プエルト・リコ)、ペネロペ・クルス(スペイン・マドリッド)、サルマ・ハエック(メキシコ・ベラクルス)などなど。

ちなみにスペイン語を公用語にしている国は、20カ国だそうで、スペイン/メキシコ/アルゼンチン/ウルグアイ/パラグアイ/チリ/ペルー/ボリビア/エクアドール/コロンビア/ベネズエラ/グアテマラ/ホンジュラス/エル・サルバドル/ニカラグア/コスタ・リカ/パナマ/キューバ/ドミニカ/(アフリカの赤道)ギニア。もうひとつ、プエルト・リコ(アメリカ合衆国自治領)も。

で、映画の方ですが「愛と追憶の日々」や「恋愛小説家」のジェームス・L・ブルックス監督作品です。娘のために故郷メキシコを離れ、LAで暮らす主人公フロール。ハウスキーパーとして働き始めた、クラスキー家。レストランのオーナー・シェフのジョン、その妻デボラ。

メキシコ人のフロールは、英語がダメ。一方のクラスキー家の方は、スペイン語がダメ。文化も価値観も生まれ育った環境も違う、主人公たちの衝突や心模様を、“親子の絆”を描くのを得意とする監督独自の目線で描いています。

唯一、言葉が分かる娘のクリスティーナが物語の要ですね。フロール役は「トーク・トゥ・ハー」での美しさが印象的な、パズ・ヴェガ。ジョン役はアダム・サンドラー、デボラ役はティア・レオーニ。他にベテランのクロリス・リーチマン。

ラテン系女優さんは、きれ~い!内容もステキ!さっそく見に行きます。
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日本美術の里帰り

2006-01-07 17:27:23 | 映画
ニューヨーク在住のメアリー・バーク夫人。ピンと来ませんよね。私も。チラシに書かれた紹介文は、ほんの少し。“世界有数の日本美術収集家”とあります。うむ、有名な方なんですね。でも、いつの時代の方かしら?どんなバックグラウンドの方かしら?よくわかりません。勉強不足ですね。

しかし、そのコレクションはすごいです!バーク夫人が、約半世紀をかけて集めたコレクション。その「ニューヨーク・バーク・コレクション展」が、やってきます。この展覧会は、2000年にニューヨーク・メトロポリタン美術館で「バーク・コレクション 夢の架け橋」という、タイトルで展示されたそうです。

今回、岐阜、広島、東京と巡回してきました。東京の後は、MIHO MUSEUMだそうです。日本での展示は「日本の美 三千年の輝き」が、テーマになっています。

バーク夫人が、収集したコレクションの数々。縄文時代から江戸時代を中心に、絵画/書/彫刻/陶磁器など、多岐にわたります。展示品の中で目を引くのが、桃山時代の黄金に輝く屏風たち。

日頃、西洋美術品の展覧会によく出かける私ですが、日本人でありながら日本美術のことをあまり知らない、自分がいます。たぶん、日本美術を紹介する展覧会が、西洋のそれと比べて少ないからかも知れませんね。日本画は大好きで、よく見るんですが…。

1月29日に、バーク夫人についての講演会があります。残念!予定がありました。やはり、縁がないのかなぁ~。春までに見に行こうっと。
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すべてのルーツを求めて…

2006-01-06 21:56:32 | 映画
1996年のフランス映画に「ミクロコスモス」という、作品がありました。ご覧になった方もいらっしゃると思います。最近は、素晴らしい映像のドキュメンタリー映画が、大ヒットを続けています。「アトランティス」「WATARIDORI」「ディープ・ブルー」「皇帝ペンギン」などですね。

これらは、すべてフランス映画。「ミクロコスモス」は、草原の草むらに生きている、小さな小さな虫たちの映画です。虫というと「うっ」と思う人も、映画の中の昆虫たちの驚きの生態に釘付けになるはずです。日本にも昆虫カメラマンの栗林 彗さんが、有名ですね。(NHK、見ました?)

その「ミクロコスモス」の監督最新作が、「グレート・ビギン」です。ネイチャー・ドキュメンタリーのファンには、たまらない作品です。いえ、映画を見ることで“未知”の世界を垣間見ることができる、誰にとっても驚異の映像です。

今回はタイトルの示すように、”偉大なる始まり”がテーマ。宇宙の始まり、いかにして地球は始まったのか、壮大な誕生物語に迫ります。やがて微生物や単純な生物が現れます。彼らはどうやって地上に上がってきたのか?

生存のための戦い、共存、種の保存… そしてこの映画の最大のテーマは、ヒトの誕生です。母親の胎内での、胎児の映像は見るものを圧倒するでしょう。怖い?いえいえ、いま生きている自分もかつてそうだったと思うと、絶対見たくなるはず。

他にも、ガラパゴス諸島の見たこともない、動物たち!海の中の不思議な生き物たち! 「生きる」ことに、あらためて感動してしまいます。これは、必見ですね。全撮影に16年もの歳月を費やした、超大作です。そして、すべて“真実”の映像です。すごい!
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ミュージカルの夜

2006-01-05 16:08:08 | 私のお気に入り
お正月のNHK、うれしい番組が放送されています。元旦から6日までの6回シリーズで、「華麗なるミュージカル・ブロードウェーの100年」です。ミュージカルファンには、たまらない内容です。最近はご無沙汰のNYですが、あの劇場、この劇場の歴史や、リアルタイムでしか見れない“ステージ”を垣間見ることができる感動の番組でした!

もっともっと見たいし、DVDでの発売も願って止みません。(出てるのかしら?)その中で紹介された作品の1本。私のお気に入りは、「王様と私」~♪~♪ もちろん、他にも大好きなミュージカルは、山とあります。語り始めたら限がないくらい。

ブロードウェイに毎年のように通っていた、1990年代初め。95年のトニー賞リバイバル・ミュージカル作品賞にも輝いたのが、「王様と私」(The King and I)でした。主演のアンナはドナ・マーフィー、王様はルー・ダイヤモンド・フィリップス。素晴らしい作品でした。きついスケジュールの中、2回も見に行き、何回も出待ちしちゃいました♪

映画は、1956年のウォルター・ラング監督作「王様と私」が有名。アンナ役のデボラ・カーの知的な美しさは、抜群でしたね。もともとデボラ・カーは、大好きです。でもこの作品の一番の魅力は、王様役のユル・ブリンナーです!(タプティムは、リタ・モレノ)

ブリンナーは、1915年の7月7日ロシアのウラジオストック生まれ。「追想」「十戒」「王様と私」の3本は、56年の作品。いずれも代表作ですね。特に「王様と私」では、オスカーの主演男優賞を受賞しています。「荒野の七人」も大好き!

数々の出演作品には、歴史上の人物もいれば、SF世界のロボットまであります。でもやっぱり、ユル・ブリンナーといえば“スキンヘッド”の男らしい男のイメージ。初めて「王様と私」を見た時、その外観のせいか、今まで元気だった王様がアンナが帰国するといったとたん、病気で死んでしまうのが納得いかなかったものです。(ブリンナーは、1985年10月10日没)

「王様と私」は、リチャード・ロジャース&オスカー・ハマースタイン二世の傑作。2人の生み出した作品には、「ステートフォア」「オクラホマ」「回転木馬」「南太平洋」「フラワー・ドラム・ソング」「サウンド・オブ・ミュージック」など、いずれもミュージカルの代表作ですね。冒頭のNHK番組で、それらを見て無性にDVDが見たくなりました。今夜はこれで決まり!

そうだ!「ザッツ・エンタテインメント」も見ようっと。(3本あるけど)がんばろう~♪
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