だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

パパラッチの真実

2010-12-16 23:42:57 | 映画
“パパラッチ”(PAPARAZZI)とは、イタリアの方言で“やぶ蚊”を意味するそうです。フェデリコ・フェリーニ監督が、マルチェロ・マストロヤンニ、アニタ・エクバーグ、アヌーク・エーメ主演で ローマを描いた「甘い生活」(59)。

この作品でマストロヤンニが演じたゴシップ記者マルチェロ・パパラッツォを、複数形で呼んだのがパパラッチの由来。有名人や芸能人をつけまわし、個人情報や私生活まで記事にし、マスコミや新聞社などに売り生計を立てているカメラマンのこと。

セレブは、本当に大変です。パパラッチとのいざこざでニュースになったり、果ては暴力沙汰になったりで、さらにゴシップにさらされたり…。1997年のパリでダイアナ元妃が事故死したのも、パパラッチの執拗な追跡の結果でしたね。

このところ、すっかりご無沙汰のメルこと、メル・ギブソン。私生活のゴタゴタで「アポカリプト」(06)以来、作品がない状態です。早くスクリーンに戻って来て欲しいと願う私。それはともかく、メルが製作を担当したのが「パパラッチ」(04)。

ポール・アバスカル監督、コール・ハウザー主演ですが未見。まさに今まで書いたこと、そのまんまのストーリー。では、もしそのパパラッチが13歳のティーンエイジャーだったら?「ティーンエイジ・パパラッチ」(10)の監督は、エイドリアン・グレニアー。

グレニアーは、ウディ・アレン監督「セレブリティ」(98)、ジョン・ウォーターズ監督「セシル・B/ザ・シネマ・ウォーズ」(00)、デヴィッド・フランケル監督「プラダを着た悪魔」(06)などに出演した俳優でもあります。

パパラッチたちに追いかけ回される日々にうんざりしていた彼は、ある日、その中にわずか13歳の少年がいることに気づきます。少年の名前は、オースティン・ヴィスケデイク(本人)。1993年4月15日ロス生まれ。父は家具デザイナー、母は家具メーカーを経営。

祖父はオランダでプロカメランをしていたそうな。そんな環境で育ったオースティンは今時の男の子。パパラッチになったきっかけは、母と行ったスパでパリス・ヒルトンの写真を撮ったこと。映画に登場するセレブは、パリスの他、リンジー・ローハン

エヴァ・ロンゴリア(TV「デスパレートな妻たち」)、マット・デイモンたち。少年パパラッチを通して描く、セレブの世界。興味ある方は、ぜひ。
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引退した超危険な4人

2010-12-14 21:23:22 | 映画
モーガン・フリーマンの代表作と言えば、「ドライビング Miss デイジー」(89)「ショーシャンクの空に」(94)「セブン」(95)「ディープ・インパクト」(98)「ミリオンダラー・ベイビー」(04)「最高の人生の見つけ方」(07)「インビクタス/負けざる者たち」(09)など。

「ミリオンダラー・ベイビー」でアカデミー賞助演男優賞受賞。1937年6月1日メンフィス出身、73歳の名優。そしてジョン・マルコヴィッチの代表作と言えば、「プレイス・イン・ザ・ハート」(84)「危険な関係」(88)「シェルタリング・スカイ」(90)

「二十日鼠と人間」(92)「ジキル&ハイド」(96)「コン・エアー」(97)「マルコヴィッチの穴」(99)「クリムト」(06)など。マルコヴィッチは、1953年12月9日イリノイ州クリストファー出身の57歳。名優です。

そしてヘレン・ミレンの代表作と言えば、「エクスカリバー」(81)「キャル」「2010年」(84)「ホワイトナイツ/白夜」(85)「コックと泥棒、その妻と愛人」(89)「クィーン」(06)「終着駅 トルストイ最後の旅」(09)など。

「クィーン」でアカデミー賞主演女優賞受賞。「終着駅」でもノミネートされたばかり。1945年7月25日ロンドン出身の名女優です。そしてブルース・ウィリス。「ダイ・ハード」(88)シリーズ、「パルプ・フィクション」(94)

「12モンキーズ」(95)「フィフス・エレメント」(97)「シックス・センス」(99)「シン・シティ」(05)など大ヒット作を連発!1955年3月19日西ドイツ出身55歳。この4人が夢の共演を果たしたのが、「RED/レッド」(10)です。

監督は、「フライトプラン」(05)「きみがぼくを見つけた日」(09)のロベルト・シュヴェンケ。フランク・モーゼス(ウィリス)は、年金で静かに暮らす元CIAエージェント。ある夜、フランクは正体不明のハイテク部隊の襲撃を受けます。

自分と関わりを持つ年金課のサラ・ロス(メアリー=ルイーズ・パーカー)を無理やり連れ出し、かつての仲間も元へ。“RED”(引退した超危険人物)と呼ばれるメンバーは、かつての上司ジョー・マシスン(フリーマン)

同僚でライバルだったマーヴィン・ボッグス(マルコヴィッチ)女スパイのヴィクトリア(ミレン)。なぜ狙われるのか?元CIAの4人は、その敵に挑みます!リチャード・ドレイファス、アーネスト・ボーグナインも共演。必見。
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妻ユィアーの決断

2010-12-13 21:11:57 | 映画
「ソウル・キッチン」(09)はドイツのハンブルグを舞台にしていますが、「再会の食卓」(10)は中国の上海が舞台です。同じ食べ物が映画の中心にあって、それぞれそこに登場する人間たちの心模様を描いています。

お国柄、人間性の違いがあっても食卓を囲めば、みんな幸せになれるんですね。上海で、夫のルー・シャンミン(シュー・ツァイゲン)、長男ジュングオ、2人の娘、2人の孫と幸せに暮らすユィアー(リサ・ルー)。

彼女の元に1通の手紙が届きます。それは1949年に生き別れになった、夫リウ・イェンシャン(リン・フォン)からでした。突然の手紙に驚くユィアー。そこには、40数年ぶりに台湾から帰って来ると書かれていました。

戸惑いながらもリウを食事に招き、精一杯のもてなしをする一家。しかしリウには、ある願いがあったのです。『これからの人生、私と一緒に台湾で暮らしてほしい』。予期せぬ告白にユィアーやルー、そして家族の心は揺れます。

果たして、家族の取った行動とは?そしてユィアーの決断とは?そして、この物語の背景にある中国と台湾の歴史とは?監督は、「トゥヤーの結婚」(06)のワン・チュアンアン。「おはよう北京」(90)には、俳優として出演。

ユィアーを演じるリサ・ルーは、ウェイン・ワン監督、ミンナ・ウェン主演の「ジョイ・ラック・クラブ」(93)に出演。それで予告編を見た時に懐かしく思ったのですね。他にリウを上海案内する孫娘ナナをモニカ・モーが演じています。

脚本も書いたワン・チュアンアン監督は、本作でベルリン国際映画祭銀熊賞(最優秀脚本賞)を受賞。「トゥヤーの結婚」でベルリン国際映画祭金熊賞(グランプリ)受賞に続く、快挙ですね。監督は1965年生まれ。

チェン・カイコー、チャン・イーモウたち中国映画第5世代の監督。「長江哀歌(エレジー)」(06)のジャ・ジャンクー、「ふたりの人魚」(00)のロウ・イエたち第6世代.さらには第7世代も活躍する中国映画界です。

映画に登場する食卓には、大きなお皿にたくさんのおかずが盛られ、みんなで取りあいながらご飯を食べます。中国映画にはよく出てくる食卓風景です。しかし2人の夫と妻の取りあい、このシチュエーション、中国ならでは…?

ハリウッド映画にはありえないかも。ユィアーの決断を見に行きましょう。
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心(ソウル)を込めたおもてなし

2010-12-12 21:39:45 | 映画
2008年作「ニューヨーク、アイラブユー」は、NYを舞台にさまざまなエピソードを綴った11人の監督作品。その1人、ファティ・アキン監督の“チャイナタウン”。チャイナタウンで働く若い女性(スー・チー)と、画家(ウグル・ユーセル)の物語。

監督のファティ・アキンは、1973年8月25日ドイツ・ハンブルグ出身のトルコ系ドイツ人。映画監督の他、脚本家、俳優、プロデューサーも務めるマルチな映画人。とは言え、あまりよく知りませんでしたが…。

これまでのフィルモグラフィーには、「太陽に恋して」(00)「愛より強く」(04)「クロッシング・ザ・ブリッジ ~サウンド・オブ・イスタンブール~」(05)「そして、私たちは愛に帰る」(07)があります。脚本も。

最新公開作品は、「ソウル・キッチン」(09)です。韓国ではありません、念のため。監督の出身地ハンブルグを舞台にした、心(ソウル)を満たすレストランのお話です。ハンブルグは、ベルリンに次ぐ大都市なんです。

世界最大と言われる赤レンガの倉庫街、運河沿いの高級レストラン、クラブ、バーが並ぶ観光地。この地にソウル・キッチンを経営するジノス・カザンザキス(アダム・ボウスドウコス)。このところ、まったくついていないジノス。

恋人のナディーンが夢を追って上海に行ってしまい、税務署からはしこたま滞納していた税金の支払いを迫られる。さらに衛生局からは新しいキッチン設備の導入を命じられてしまいます。おまけに食器洗浄機を動かそうとしたら椎間板ヘルニアに!

自分では動けなくなってしまったジノスは、頑固者の天才シェフ、シェイン・ヴァイス(ビロル・ユーネル)を新しく雇うことにします。すると彼の作る料理は大評判!店は連日大盛況!そんなある日、ジノスの兄イリアス(モーリッツ・ブライブトロイ)がやって来ます。

イリアスは、刑務所から仮出所して来たばかり。彼は店のウエイトレス、ルチアにひと目ぼれ。音楽好きな彼女のために、DJセットを盗んでガンガンかけて…。さらにお店は大繁盛。なにもかもうまく行って、絶好調!

でもそれも長くは続かず、店の土地を狙う不動産屋が現れ、乗っ取りの危機に。果たしてジノスの“ソウル・キッチン”はどうなる?いつも“怪優”と呼ばれるウド・キアも出演。おいしい食事とステキな音楽いっぱいのレストランへ出かけましょ。
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イップ・マンとは?

2010-12-11 22:38:29 | 映画
香港映画「イップ・マン 序章」(08)は、未公開作品。なのに「イップマン 葉問」(10)が公開されるので、戸惑っています。序章を見なくても大丈夫なの?予告編を見ると、久々に香港映画らしい作品なので、期待は高まります。

そう思うのは私だけでなく、公式HPに“イップ・マン 序章 公開熱望キャンペーン”というコーナーがありました!公開される「イップマン 葉問」の動員が5000人を超えると「イップマン 序章」が公開されるんですって。行かねば!

「イップマン 葉問」の監督は、「SPL/狼よ静かに死ね」(05)「イップ・マン 序章」のウィルソン・イップ。映画のタイトルとは関係ありません、偶然です。監督は、俳優でアクション監督も務めるドニー・イェンとのコラボがあります。

「SPL/狼よ静かに死ね」(05)「かちこみ!ドラゴン・タイガー・ゲート」(06)そして「イップ・マン」シリーズです。そのイップ・マンとは?中国武術 詠春拳の達人なんですって。あのブルース・リーに武術の心と技を伝えた師匠!

1950年、広東省佛山から家族を連れて移住して来たイップ・マン(ドニー・イェン)。同郷の編集長リャンの好意で、新聞社の屋上に詠春拳の武館を開きます。イップ・マンに挑む若者ウォン(ホァン・シャオミン)。

彼はイップ・マンに心から心服し、仲間を引き連れて入門します。その一方、香港ではさまざな門派がありそれらを仕切るのが、洪拳の師範ホン(サモ・ハン・キンポー)でした。気の荒い多数の弟子たちを抱えた、ホン。

ある日、ウォンはその弟子たちに絡まれ、拉致されてしまいます。ウォンを助けようと、イップ・マンは魚市場へと向かいます。そこでホンと出会うのですが。果たしてその結果は?ウォンを無事に助け出すことができるのでしょうか?

ウォン役のホァン・シャオミンは、1977年11月13日山東省青島出身。中国での“最も美しい中国人”に選ばれた過去を持つ、美男俳優。ホン役のサモ・ハン・キンポーは、1948年12月11日(今日だわ!)香港出身。

ジャッキー・チェンやユン・ピョウと同じ中国戯劇学院に入学。兄貴分として慕われている武術指導者、そして俳優です。本作でもアクション監督として活躍。主演のドニー・イェンは、1963年7月27日広東省広州市出身。

香港、アメリカ・ボストンと移住し母から武術を学びます。密かにファンしてます。カッコイイ!
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日比谷でダ・ヴィンチを…

2010-12-10 22:43:16 | 展覧会
レオナルド・ダ・ヴィンチと言えば、「モナ・リザ」。1974年、昭和49年4月20日~6月10日まで、東京上野の東京国立博物館で『モナ・リザ展』が開催されました。パリのルーヴル美術館から外に出たのは、アメリカに次ぐ2度目。

名画「モナ・リザ」の初来日に絵画ファンは、1日平均入場者数の倍の6万1000人が会場に訪れたそうです。総入場者数は、150万5239人。入場前売り料金は200円。総収入は2億5000万円で、経費は2億1000万円。

この『モナ・リザ展』には私も家族に連れられ、見に行ったのを覚えています。上野公園を延々と並んで、目的の「モナリザ」の絵の前では止まることは許されず、大勢の人の流れに促され、確かに見たのですが一瞬でしたっけ。

展覧会閉会後は、次の展覧会開催地モスクワへと旅立った「モナ・リザ」。今では考えられないことですが、当時はパリに行って見るなんて夢の夢。みんなこぞって見に行ったものでした。もしかして、あなたも並んで見ましたか?

イタリア・ルネッサンス期の芸術家ダ・ヴィンチ(1452年4月15日~1519年5月2日)の「モナ・リザ」は、1503年から3・4年かけて描かれたようです。モデルはフランチェスコ・デル・ジョコンドの妻とされています。

“モナ”は婦人の意。“リザ”はエリザべッタの愛称。婦人の名はリザ・デル・ジョコンド。1911年8月22日、ルーヴル美術館から盗難にあったことがあります。2年後の12月12日、犯人が捕まり「モナ・リザ」も無事戻ります。

犯人は、1910年に保護ガラスを取り付けた職人でした。そんな過去を持つ「モナ・リザ」は他にも多くの謎を秘めています。当時24歳だったリザなのに老けてる?目の位置がズレている?眉毛がないのはなぜ?

日比谷公園ダ・ヴィンチ・ミュージアムで開催の「特別展ダ・ヴィンチ~モナ・リザ 25の秘密~」に出かけましょう。500年前に描かれた「モナ・リザ」の本当の姿を、徹底的に解析して判明した25の真実を紹介してくれます。

合わせて、実物大(460cm×880cm)の「最後の晩餐」を映像で紹介。他にも天才ダ・ヴィンチの発明品も展示。緻密な観察とスケッチ、鏡文字で書かれた手稿(ノート)の全貌も見ることができます。今だからこそできる、展示方法で。

ダ・ヴィンチ好きには見逃せない企画ですね。
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立入り禁止!

2010-12-08 22:23:52 | 映画
山岳映画というジャンルがあります。山を描いた作品ですね。ドキュメンタリー映画を別にしても山を舞台にした作品は意外と多くて、クリント・イーストウッド監督・主演の「アイガー・サンクション」(75)では、アイガー国際登山隊が登場。

マーティン・キャンベル監督、クリス・オドネル主演「バーティカル・リミット」(00)では、K2(ケーツー:カラコルム山脈)が舞台。そのK2を題名にしたのが、フランク・ロッダム監督、マイケル・ビーン主演の「K2/ハロルドとテイラー」(91)。

レニー・ハーリン監督、シルヴェスター・スタローン主演「クリフハンガー」(93)では、ロッキー山脈が舞台。つい最近では、フィリップ・シュテルツェル監督、ベンノ・フユルマン主演のドイツ映画「アイガー北壁」(08)がありました。

実話を映画化した異色作は、1972年に起きた旅客機墜落とその後の生存を描いた、フランク・マーシャル監督、イーサン・ホーク主演「生きてこそ」(93)があります。“アンデスの聖餐”と呼ばれた事件ですね。

他にもたくさんの作品がありますが、いずれも登頂と墜落、遭難を描き、かなりハード。ハリウッド製のハラハラドキドキのアクションも多いですが、山、つまり自然を甘く見るととんでもないことが起きてしまうのです。

しかし、今度のフランス映画「デッドクリフ」(08)はホラー映画。監督はこれが長編初監督のアベル・フェリー。スイス国境近くのフランス・アネシーに生まれ育ち、自身も登山経験を持つ山の愛好家だそう。

クロアチアの大自然の中、車でハイキングに向かう5人。リーダー格で登山経験が豊富なフレッド(ニコラス・ジロー)。彼の恋人で山が好きなカリーヌ(モード・ワイラー)。患者を死なせてしまったトラウマを持つ、物静かなクロエ(ファニー・ヴァレット)。

クロエの恋人で登山初心者のルイック(ジョアン・リベロー)。クロエの元カレのギヨーム(ラファエル・ラングレ)。ルイック以外は高校時代の同級生同士。それぞれがさまざまな思いを胸に久しぶりの再会でした。

5人が目指すその場所に『立入り禁止』の小さな看板が…。それを無視して足を踏み入れてしまった5人に降りかかるとんでもない命の危機とは?崩れ落ちる足場…落下する長い吊り橋…初心者の高所恐怖症パニック…

考えただけでもゾッとします。フランス製のホラー、パニック。山はお好きですか?
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こんなヒーローが見たかった。

2010-12-06 20:13:18 | 映画
スーパーヒーローと言えば、スーパーマン、バットマン、スパイダーマン、ウォッチメン、アイアンマン、ハルク、キャプテン・アメリカ、X-メン、ファンタスティック・フォー、パニッシャー、ゴーストライダー、ヘルボーイ、スポーン、デアデビル、

エレクトラ、ブレイド、ザ・フラッシュ…などなど。まだある?それにしてもみんな映画になっていますね。映画の世界では、ヒーロー役を演じるのはある種、憧れなんでしょうね。日本のウルトラマンや仮面ライダーのようなもの。

そしてヒーローと言えば、特殊能力や超能力を持ち、滅多なことでは死なないし、第一そのコスチュームが印象的。突然現れるにはスーパーマンやバットマン、スパイダーマンのように着替えが必要。ハルクなんて服はボロボロだし。

スーパーヒーローに憧れる少年はどうしたら本物のヒーローになれるのでしょう?そんなことを思うヤツがいた!アンジェリーナ・ジョリー、マカヴォイさん主演「ウォンテッド」(08)の原作者マーク・ミラーです。

映画のタイトルは「キック・アス」(10)。監督・製作・脚本は「レイヤー・ケーキ」(04)「スターダスト」(07)のマシュー・ヴォーン。直訳すれば“尻を蹴り上げろ”みたいな意味ですが、“強烈な、乱暴な”という俗語ですね。

高校生のデイヴ・リゼウスキ(アーロン・ジョンソン)は、NYのごく普通のティーンエイジャー。1年半前に母親を病気で亡くし、父親と2人暮し。ちょっと冴えないデイヴは女友達もいないし、放課後には男友達とお決まりのオタク話。

アメコミ好きでスーパーヒーローに憧れるデイヴは、念願の緑と黄色のコスチュームをネット通販で購入。自分の名前を“キック・アス”と名付け、本気で世間の悪党を退治すべく、パトロールに出向きます。

でもコスチュームを着ればスーパーヒーローになれる…わけはなく、だって超能力なんてないんだもん。最初の任務であえなくケガして入院。やがて退院したデイヴは、再びパトロールを再開。2度目の彼の雄姿が、YouTubeにUP。

その映像のおかげ(?)で、キック・アスはたちまちネット上で大人気!このややこしいNEWヒーローの登場で、マフィア(マーク・ストロング)や本物のヒーロー父娘ビッグ・ダディ(ニコラス・ケイジ)とヒット・ガール(クロエ・グレース・モレッツ)も登場。

主役のアーロン・ジョンソンは、「ノーウェアボーイ ひとりぼっちのあいつ」(09)のあいつ。これは見なくちゃ。
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ドーバーを越えるビラル

2010-12-05 21:22:04 | 映画
「パリ空港の人々」(93)「マドモワゼル」(01)「灯台守の恋」(04)のフランス人監督フィリップ・リオレ。すべてのフランス映画を見ることはできないので、未見です。劇場では見れなくても、レンタルもあるし、いつか見たい映画たち。

そのリオレ監督が脚本を書き監督した最新作が、「君を想って海をゆく」(09)です。2008年2月、イラクに国籍を持つクルド人難民の17歳の少年が、イラクからの4000キロを3ヶ月かけ歩いてフランスにたどり着きます。

そこはフランス最北端の港町カレ。少年の名前は、ビラル・カヤニ(フィラ・エヴェルディ)。彼の目的は恋人のミナが住むロンドンに行くこと。そのためには、目の前の英仏海峡を越えなければならないのです。

ビラルは密航を試みますが、失敗。イラクへの送還をなんとか逃れることができたビラルは、英仏海峡を泳いで渡ることを決意します。カレの町の市民プールで子供や老人のコーチをしているのは、シモン・カルマ(ヴァンサン・ランドン)。

かつて水泳選手として有名だったシモンですが、妻のマリオン(オドレイ・ダナ)とは別居し現在離婚調停中でした。マリオンはボランティアで難民支援の活動をしています。そんな時、市民プールでシモンとビラルは出会います。

ビラルはレッスン料を払い、シモンにクロールの指導を受けることに。やがてシモンはビラルの目的に気付きます。真冬の海を、10時間も泳ぐことは出来っこない…。ビラルはシモンの自宅に招かれ、自分の夢を語ります。

イギリスに無事渡ることができたら、サッカーをしてマンチェスター・ユナイテッドに入団したい!果たして、そんなビラルの夢は叶うのでしょうか?シモンはどうするのでしょう?そしてよく耳にするクルド人とは?

クルド人は独自の国家を持たない、山岳民族です。主にトルコ、イラク、イラン、シリア、アルメニアの山岳地域(クルディスタン)に暮らしているそうです。世界最大の民族と呼ばれ、約3000万人はいると言われています。

フランスで公開5週で100万人の動員を突破し、セザール賞の主要10部門にノミネート。難民の手助けをすることでフランス市民が尋問の対象になる、ということに怒りを表した監督の発言が問題となってしまった本作。

日本人にはなかなか理解しにくい、難民問題。でも映画としては注目の作品です。
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バトラーさん、司法制度と戦う!

2010-12-03 21:53:16 | 映画
大好きなバトラーさんの最近作には、「男と女の不都合な真実」(09)「バウンティー・ハンター」(10)「GAMER:ゲーマー」(09)があります。「男と女の不都合な真実」では、キャサリン・ハイグル相手に過激で下品な恋愛カウンセラー役。

「バウンティー・ハンター」では、ジェニファー・アニストン相手に別れた妻を追いかける賞金稼ぎ役。共に美人相手にデレデレのだらしない男丸出し。ちなみに私はバトラーさんファンなので、誤解のなきよう。でもやっぱりカッコイイ バトラーさんが見たい。

その夢が叶うのが「ゲーマー」ですが、内容がありがちなのでひたすらアクションが楽しみ。しかし!今度のバトラーさんは、待ちかねたバトラーさんなのです。「完全なる報復」(09)がそれ。公開年が前後しますが…。

監督は、「交渉人」(98)「ミニミニ大作戦」「ブルドッグ」(03)「Be Cool/ビー・クール」(05)のF・ゲイリー・グレイ。おおっ、かなりな骨太のドラマが期待できそう。フィラデルフィアで妻と幼い娘と暮らすクライド・シェルトン(バトラー)。

ある日突然、自宅に2人組の強盗が押し入り、妻と娘を惨殺されてしまいます。犯人は逮捕されますが、事件を担当するエリート検事ニック・ライス(ジェイミー・フォックス)によって司法取引をされてしまいます。

10年後、短い刑期を終えた犯人が惨殺されます。姿をくらましていたクライドが殺害したことを認め、家族を貶めた司法制度の不備と整備を訴えます。もし、それができないなら裁判に関わった者、すべての命はないと殺害を予告…。

クライドは収監されますが、1人、1人と暗殺が実行されて行きます。果たして、どうやって独房から命令を出しているのか?う~む、面白そう!脚本を書いたのは、「トーマス・クラウン・アフェアー」(99)「ソルト」(10)のカート・ウィマー。

舞台がフィラデルフィアなのは、ここが合衆国建国の地であること。そして取り上げられるのは、司法取引。日本ではなじみのないものですが、映画ではよく出てきます。しっかり勉強しましょう。共演は、ブルース・マッギル、コルム・ミーニイ

レスリー・ビブ、ヴィオラ・デイヴィス。見ましょうね~。
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