きのうは
三ツ星フレンチで
以前からお願いしてあった
ジビエの『ペルドロー・ルージュ』
(山鶉)のキュイジーヌ(料理)を
楽しんできた。
*
アミューズは
『鰆のヴィネグレット・ソース』
トマト・ジョーヌとの
相性もよかった。
*
ペルドローは
バロンティーヌという
ロール状に巻いたものを
メダイヨン(メダル状)に
カットされて供された。
中心には
フォアグラが鋳込まれている。
ペルドロー自体は
以前に頂いたカイユ(鶉)に近く、
やはり鳥肉の味がした。
ガラから出汁をとった
ソースは味わい深く、
フレンチらしい高貴な味わいだった。
*
キュイソー(腿肉)と
クール(心臓)は
チコリと共にサラダ仕立てで供された。
歯応えと香りは
野生のジビエらしく
旨味も濃いものだった。
ハツ(心臓)をも含めて
丸々一羽分を堪能した。
*
ジビエだけに
いささかワイルド感のあった
肉料理の後には、
たおやかな『ガトーショコラ』となり、
なんだか、ホッとする瞬間だった。
*
エスプレッソで一息つくと、
しばし、シェフやマダムとも歓談して、
この一年のフレンチの
「食べ納め」となった。
*
シェフからは
Xmasディナーで用いたという
1ケ5万円もするトリュフを
見せて頂いた。
その大理石のような
ノワール(黒い)マーブル模様と
むせるような芳香は
いかにも妖艶な感じがした。
*
以前に、
シェフから見せてもらった
新書版『パリの味』が
Amazonで文庫が出ていたので
注文した。
溜まっていたポイントで
「0円」で入手できたのは
ラッキーだった。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます