『人生を遊ぶ』

毎日、「今・ここ」を味わいながら、「あぁ、面白かった~ッ!!」と言いながら、いつか死んでいきたい。

  

ジビエ『ペルドロー・ルージュ』

2023-12-28 07:17:47 | フレンチ

きのうは
三ツ星フレンチで
以前からお願いしてあった
ジビエの『ペルドロー・ルージュ』
(山鶉)のキュイジーヌ(料理)を
楽しんできた。


*

アミューズは
『鰆のヴィネグレット・ソース』

トマト・ジョーヌとの
相性もよかった。



*

ペルドローは
バロンティーヌという
ロール状に巻いたものを
メダイヨン(メダル状)に
カットされて供された。

中心には
フォアグラが鋳込まれている。

ペルドロー自体は
以前に頂いたカイユ(鶉)に近く、
やはり鳥肉の味がした。

ガラから出汁をとった
ソースは味わい深く、
フレンチらしい高貴な味わいだった。

 



*

キュイソー(腿肉)と
クール(心臓)は
チコリと共にサラダ仕立てで供された。

歯応えと香りは
野生のジビエらしく
旨味も濃いものだった。

ハツ(心臓)をも含めて
丸々一羽分を堪能した。



*

ジビエだけに
いささかワイルド感のあった
肉料理の後には、
たおやかな『ガトーショコラ』となり、
なんだか、ホッとする瞬間だった。



*

エスプレッソで一息つくと、
しばし、シェフやマダムとも歓談して、
この一年のフレンチの
「食べ納め」となった。



*

シェフからは
Xmasディナーで用いたという
1ケ5万円もするトリュフを
見せて頂いた。

その大理石のような
ノワール(黒い)マーブル模様と
むせるような芳香は
いかにも妖艶な感じがした。



*

以前に、
シェフから見せてもらった
新書版『パリの味』が
Amazonで文庫が出ていたので
注文した。

溜まっていたポイントで
「0円」で入手できたのは
ラッキーだった。





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