『人生を遊ぶ』

毎日、「今・ここ」を味わいながら、「あぁ、面白かった~ッ!!」と言いながら、いつか死んでいきたい。

  

柔道家とJUDO選手

2024-08-02 04:47:16 | フレンチ

きのうから
葉月となりにけり・・・
だったが、
梅雨明け宣言がなされた。

天気予報では、
これから一週間は
ずっと30℃超えの真夏日が続く。

35℃を越す猛暑日がないだけでも
有難く感じる
近頃の夏である。

去年も
38℃くらいの最高気温が
あったと思うが、
試しに外に出てみると、
それこそ肌に紫外線が
ピリピリいうのが感じられた。

*

50㎏ものソーラーパネルと
蓄電池を階下から二階に
カミさんと持ち上げたせいで、
きのうから左足がピリピリ痺れを
感じている。

坐骨神経が
圧迫されたのが
原因かもしれない。

痛みも辛いが
痺れも不快感である。

早く治ってくれればいいが、
歩いた方がいいのか
安静に寝ている方がいいのか
判らない。

*

ソーラーシステムを設置すると
晴れた日には
電力がドンドンたまるのが
楽しみになる・・・
とは、聞いていたが、
まさしく、そんな感じがする。

カンカン照りの日なぞは
丸々一日分くらいの
クーラーが稼働できる
電力が溜まってくれる。

ただし、曇りの時は少なく、
雨の日は全くたまらない。

本来の目的は、
真夏の停電対策用ではあるが、
普段から陽光蓄電してたら
寝室内の電化製品くらいは
悠々と賄えそうである。

**

おとついの
王位戦「第三局」は
ソーちゃんが逆転で勝利し、
これでスコアを
「2-1」と先リードした。

元・三冠で
タイトル31期の渡辺九段は、
さすがに研究が深くて、
中盤まではリードしていたが、
またまた、最終盤では逆転されて、
「いつも、こうなっちゃう・・・」
と漏らしていた。

奥さんが漫画家で
『将棋の渡辺くん』には
赤裸々な旦那の日常が
コミカライズされていて、
ソーちゃんも度々登場する。

作品内で興味深かったのは、
奥さん共々、
病院でIQ検査を受けてみたら、
渡辺九段は「103」くらいで、
奥さんの方が高かった
というオチで笑えたが、
棋士はみな高いと思っていただけに、
意外な結果ではあった。

それでも、
ソーちゃんだけは
135以上はありそうである。

**

『セカスト』に『ノリタケ』の
シリーズ物アシェット
『ノワール・ダルジャン』
『ノワール・ドール』
のセット物があったので、
3000円の廉価で購入してきた。

これで、このシリーズは6枚揃った。

中皿なので、
大皿と組み合わせると
さまざまなヴァリエーションが
楽しめる。


きのうは、さっそく、
『タルタル・ド・クルヴェット』
(甘海老のタルタル仕立て)
を拵えてみた。

塩昆布水に半日
甘海老を浸して
キッチンペーパーで
水分を拭き取ってから
セルクル(丸型)で成形した。

レモンオリーヴ油と
ヴィアン・マリアージュであった。



*

ブリは振り塩で脱水・脱臭し、
グリルパンで焼き上げた。

トマトペーストを
野菜ジュースで伸ばして
生クリームを加え
ソースにした。



*****

先日の女子柔道で、
ウタちゃんが
敗退後、会場で大泣きしたことが、
昭和生まれの柔道経験者には
醜態と目に映ったようで、
あちこちのYouTubeサイトで
酷評を耳にした。

勝敗やメダル獲得を最優先する
「スポーツJUDO」は
本来の「柔道」とは違うのでは・・・
という意見もあった。

なるほど・・・。
本来は、神に奉納する
神事であった「相撲」も、
スポーツ化すると勝敗が優先され、
白鳳が優勝を決定した一番で
土俵上でガッツポーズをした時には
横綱審議会から
「品位に欠ける」
という教育的指導があった。

ウタちゃんも
後になって恥ずかしく思ったのか、
号泣した事を謝罪したという。

彼女に勝って優勝した
ケルディヨロワ(ウズベキスタン)は
畳の上でも、会場を去る時も
喜びを抑えて、惻隠の情で
相手に敬意を払い
泰然自若としていたのは
立派だった。

これこそが
柔道家の姿であろう。

本家の「天才」柔術家
ウタちゃんが号泣して
取り乱したのに対して、
柔道のスピリットを体現したのが
外国の選手だったのは
何やら象徴的な思いにさせられた。


















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