『人生を遊ぶ』

毎日、「今・ここ」を味わいながら、「あぁ、面白かった~ッ!!」と言いながら、いつか死んでいきたい。

  

死に方 用意

2011-03-16 03:10:00 | 大震災/コロナ禍


3時10分現在

今朝6時に、原発2号機も爆発し、
今、現在、4号機に火災が起こり
5号機も損傷したという。

現地の現在の放射能量は
400.000マイクロ・シーペルト毎時。
(報道では恐怖感を抑える為に
400ミリに単位を変更した)

人体の許容量が1年間で
1.000-6.000だから
100倍の量である。
これが、さらに加速して
1.000倍、10.000倍となったら…
今、胸の動悸が打ち
手が震えている。
胃の辺りも収縮して痛い。


最悪のメルトダウンが
起こりつつあるかもしれない。
原発関係者も退避したので
最悪の状況かもしれない。
核爆発すると福島県は終わりである。

死の灰が何百キロにも降る。
東北関東は大パニックになるだろう。

原発より
南に110キロ離れている茨城県の東海村と
北に120キロ離れている宮城県の女川の原発で
それぞれ微量ながら
放射能が観測された。

都内でも1μSv/h観測された。

まるで、映像で見た
津波の第一波の先端が
ゆっくりトロトロと
拡がっているようでもある。

それが、南北200キロにすでに
拡散されている。

風向きによっては
東北・関東一円に
放射性物質が向かうだろう。
花粉どころの話ではない。


恐ろしくて
夢なら早く醒めてほしい… 
 


気のせいか随時聴こえている
自衛隊のヘリの音が今止んでいる。
上空での汚染を懸念しての
飛行停止なのかもしれない。

これが、死の静寂なのか…。

関西方面に非難したくとも
電車は止まっているし、
ガソリンもない。

福島県民はこのまま
座して死ね、ということなのか…。

なんだか、悔しくて
涙がでる…。

夢なら、ほんとに早く醒めてくれ!






************

ナッちゃんは
広島、大阪、京都への修学旅行から
昨日、無事、三日遅れで帰ってきたが、
いきなり震度3から4の
余震に何度も見舞われ
しかも、この原発事故である。

家族の元に戻ってきたとはいえ
そのまま、関西に難民として
留まっていてくれた方が
どんなによかったか。

広島では原爆ドームで
被爆体験をされた方の話を聞いて
学習してきたという。

それを自分が体験するかもしれないなんて
何ということだろう。

************

今朝は原発側から風が吹いていて
今、シトシトと雨が降っている。
まさに、広島原爆後に降った
死の「黒い雨」のようなものだ。

気持ちがポッキリ折れそうだけど
子どもたちを守るために
くじけないよう
ガンバらなくてはいけない。

でも、体も心も疲れてきている。

************

津波地区で壊滅し
原発から20キロしか離れていない浪江から
通学していたYちゃんとは
まったく連絡がとれない。
無事、生きていてほしい。

津波で壊滅した相馬に住んでいた
卒業生のHはママになったばかりなのに…
無事、生きていてほしい。


**********


今も地震で揺れている…。

地震に、津波に、放射能…
ヘレンケラーと同じ
三重苦である。

いや、水なし、食料なし、電気なしの地区もあるから
まさに地獄である。

これで感染症が発生したら
救いようがない。
東日本は壊滅である。

今すぐ、できることなら
原子核炉心を摘出して、
ヘリか船で全部、
日本海溝に沈めてほしい。

それには、特攻隊と同じく
決死の自衛隊員の志願が
必要であるが…。






『男たちの戦艦大和』に出てきた
全員が決死の覚悟で望んだとき
上官が甲板で飛ばした檄を思い出した。

「死ニ方 用意」
という壮絶な覚悟である。

まさに、今、そういう心境である。

「万が一」よりも確率が高い
「千が一」「百が一」最悪の場合は
「死んでもままよ」である。

まだ短い人生のアキやナッちゃんたちは
可哀想ではあるが、それも人生である。
少なくとも、父親の目には精一杯
充実してきた日々を過ごしてきている。

仙台体育大学のフミは今
現地でヴォランティアをしているはずだ。

自分が死ぬとして
天災の地震・津波なら
まだしも諦めがつくが
人災の核汚染で犠牲になるのは
なんだか納得できない。

でも、人類で唯一原爆被害を受けた日本人が
またしても愚かな核で犠牲になるのには
人類への教訓としての
「捨て石」的な意味があるのかもしれない。

もしも、もしも最悪の場合…
を想定して、今、生前葬の主催者のつもりで(笑)
あるいは、初めて書く遺書として、
挨拶をしておこう。

 
 これまで、いろいろ、ご迷惑をおかけ致しました皆さん。
 本当に申し訳ございませんでした。
 心よりお詫び申し上げます。
 
 いろいろ、お世話になりました皆さん。
 本当に、ありがとうございました。
 心よりお礼申し上げます。

「あ~。面白かった」
 という、たいへん充実した人生でした。 

 どうか皆さん、お元気で、
 楽しい人生をお送りください。
 



 大地震1時間前の私です。
 
 明日も、
 このブログが書けることを
 祈りつつ…


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