1歳の頃から
「ビー、ビー・・・」
と言ってクルマが
大好きなリク坊。
バースデーケーキにも
消防車のデコレーションに
ご機嫌のようだった。
*
家庭内での
バースデー飾りは、
ダンゴ三兄弟にやった
我が家の飾りより派手で(笑)
華やかである。
でも、「お祝い事」を
親子共々に寿ぎ、喜び、楽しむ、
というのは、素敵な「家庭文化」で、
それがきちんとミーム(文化的遺伝子)
として、長男に伝わっているのが
嬉しく思った。
*
バアバは
休日の一日を
本屋さんやら洋服屋さんを
駆け巡って、プレゼントの
詰め合わせを送ってあげた。
両親・祖父母に愛され、
大切にされているリク坊は、
幸せな子である。
*
スーパーで
夕餉の買い物をし終えた時、
レジの外にあった
ケーキ屋コーナーに目が留まり、
(そーだ。
ジジ・ババも
お祝いに与ろう・・・)
と、ちっちゃな、まーるい
ショートケーキを二つ買った。
それが、夕餉のオカズより
高くてビックリもしたが・・・(笑)。
帰宅したバアバに
「こっつぁがねぇこと
(しょーもないこと)
考えて、ケーキ買ってきた」
と、照れながら言うと、
「お祝い事だから、
いいんじゃない・・・」
と、解ってくれた(笑)。
リク坊が生まれてから、
「ハッピニューイヤー・ケーキ」やら
「ジジ・ババ祝福ケーキ」やら
祝い事の「家庭文化」が増えた(笑)。
*
『私的五連休』中だが、
きのうは風邪っぽくて、
午前中は、ずっと伏せっていた。
午後から、少し回復したので、
起き上がり、着替えて、
夕飯の買い出しがてら、
途中、タケノコの生える
竹林沿いの歩道を見に行ったら、
1本発見したので収穫した。
ついでに、竹林内を眺めたら、
1本だけ生えてたので、
それもポキリとやってきた。
どちらも放置されたままだと、
いずれ、市の職員が
伐採せねばならなくなるものである。
*
晩には、
筍ご飯に、酢の物、田楽・・・
なぞの「筍づくし」懐石を拵えた。
京都に旅行してから、
「白味噌」をスーパーで買い、
はんなり甘めの
白味噌仕立ての汁椀を
よく創っている。
デセールとしての
「孫誕祝い」用のアシェットも
組み合わせを考えた。
*
玄関室礼を
節句飾りから改めた。
百枚ほどの色紙類があるので、
この五月の頃に
何を飾るか迷ったが、
ソーちゃんの
『叡王戦』『名人戦』の
タイトル戦と、
『王座戦』への
挑戦者トーナメントがあるので、
それに見合うコンセプトにした。
色紙は、
碧水先生の
「たのしんで
なし得るまでになるまでの
はるかなる道の起伏をおもふ」
を選んだ。
大天才の彼も、また、
幼少の頃は、敗戦のたびごとに
大泣きし、それこそ
「泣き虫ソータ」
と仇名されたことがあった。
プロ転向後も、
深浦九段に負けて
涙を拭いていたことがあった。
それでも、今は、
棋界トップの九段にして
六冠という「最高位」にある。
*
たのしんで
なし得るまでになるまでの
はるかなる道の起伏をおもふ
・・・というのには、
ギターの道もそうだったかも、
と思わされた。
再来週には、
4年ぶりに、音楽堂大ホールの
舞台に立つ。
半世紀以上もの
ギターとの関わりの
現在の「頂点」とも言える
最高の演奏を為したい、
とは思うが、当日、
はたして堂内に棲むミューズは
微笑んでくれるやいなや・・・
である。
精々、この二週間は、
精進潔斎して、
真摯に音楽に身を捧げようと
己れを律したいと思う。
・・・そーだ。
リク坊に向けて
「♪ハピバースデ』を
弾いたように、
心を込めて、全身全霊で
今の彼、未来の彼に向けて
やればいいのか・・・。
なるほど ε= (•̀ .̫ •̀; )
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