『人生を遊ぶ』

毎日、「今・ここ」を味わいながら、「あぁ、面白かった~ッ!!」と言いながら、いつか死んでいきたい。

  

雲吞

2022-06-09 07:48:00 | 食物・飲物
オフ日のきのう、
初めての皮膚科に行ってみた。

行き付けの近所の先生は
人格者でいい人なのだが、
なにせ1時間待ちが当たり前で、
しかも待合室が狭くて
三密状態なので、
どうしても敬遠してしまう。

きのうの皮膚科は、
ガラガラで
受け付けてしてから5分で
診てもらえた。

カミさんが言う通り、
ボソボソと早口で
アイコンタクトせずに説明する
爺様先生だった。

背中の痒みは
この時季よくある「湿疹」で、
汗疹(あせも)と同じだという。

風呂でナイロン手ぬぐいで
ゴシゴシやると悪化するので、
布タオルに替えたほうがいい
と言われて、さっそくそうした。





院外処方の明細を見るたびに、
いつも「服薬管理指導料」なるものが
取られているのが、二重払いのような
気がしてならない。

薬剤師が
型どおりの症状を聴いて、
クスリの効能を説明するだけで
590円である。

そして、
薬価が170円なのに、
保湿剤と合成副腎皮質ホルモン剤を
混ぜて容器に入れるだけの作業に
800円も取られている。

なんだか、
「薬剤師」や薬局スタッフの
人件費を払ってるようで
どうも腑に落ちない制度である。







給料日だったので、
カミさんに毎月わたす
生活費をおろしてきた。

そしたら、
全部「新券」だったので、
思わず、扇状に開いて
懐かしい「白鳥麗子」みたいに
パタパタ扇いでみた。

新券特有の
独特の香気が漂い
いい匂いだなぁ・・・と、
思った(笑)。

日本人が
あまり投資や投機に
精を出さないのは、
「お札(さつ)」=「お札(ふだ)」
という無意識的な宗教観が
根底にあるからではないか、
という考察がある。

また、日本の造幣技術は
世界一の水準なので、
そこに職人芸の「たましい」が宿り
たんなる「紙きれ」ではない
何か美的なもの
精神性のようなものを
感じているのではないか、
とも言われている。

「kindle」よりも紙製の本、
「ビットコイン」よりもお札、
という昭和人間は
まだまだ多いように思われる。








きのうの
"ぼっちランチ"は
『グリエ・ド・ポール』
(豚肉のグリル)。

1.5㎝くらいの厚さで、
250gほどあったので、
さすがに一食では
カロリーオーバーになるので、
半分はスライスして
夕餉のワンタンメンの
チャーシューとした。









屋台でスープを飲んでいた中国人が
丼の中に空の雲が映り、
それを呑んでみたい・・・
というので
「雲吞(ワンタン)」
というのをこしらえ上げた
というエピソードがある。

なるほど、
あのピラピラとした
食感は雲を呑んでいるとも
言えなくもない(笑)。

てなわけで、
ワンタンを作ってみた。

餃子の皮と違っているのは、
潅水(かんすい)が入っているので、
ラーメンと同じ黄色味を帯びている。

してみれば、
平ったい麺の一種ともいえよう。


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