『人生を遊ぶ』

毎日、「今・ここ」を味わいながら、「あぁ、面白かった~ッ!!」と言いながら、いつか死んでいきたい。

  

モス・ハンター

2018-10-23 04:34:00 | ガーデニング
近頃、
苔に魅せられて、
我が家の庭も
京都の禅寺みたいに
苔庭にしたいなぁ・・・と、
憧れを抱いている。

裏庭のブロックには
ほどよく苔がついて
そのマットな質感がいい。



いつものコースを
散歩してたら、
前日に苔を剥ぎ取った
路傍の痕が
そのまんまになっていて、
「誰だぁ、コケ採っていったんはー!?」
と可笑しかった。

これからは、
平たい菓子箱と
移植ベラを常に携帯し
「モス・ハンター」
になろうかしらん。

なんだか、
高校英語で習った
「A rolling stone gathers no moss」
(転がる石に苔むさず)
を思い出した。

これは
「流れる水は腐らず」というのと
同じような意味かと思っていたが、
「職業や住まいを転々とすると、
金もたまらず、友人もできない」
というネガティヴな意味もあるようだ。




仕事部屋、寝室、子ども部屋と
それぞれにステレオ・セットが
組んである。

20代の頃は
オーディオに凝っていたので、
その頃の遺産的銘機も
未だに現役である。

子ども部屋のは、
6スピーカーなので、
マーラーの『千人の交響曲』や
ワーグナーの『ワルキューレ』、
『スターウォーズ』のテーマ曲なぞを
フルサウンドでやると
床と窓がビリビリと振動するくらい
超迫力で聴ける。

寝室のはAVセットで、
もっぱら映画を
大画面・大音声で観る用である。

オフ日の真昼間に
遮光カーテンを閉めて
劇場に行ったつもりで、
ラウドネスを効かせて
ステレオ・サウンドで鑑賞する。

いっ時、
サラウンドも試してみたが、
なんだか煩瑣な感じで
やめにした。

仕事部屋のは
もっぱら音質重視で、
ソニーの銘機<TA-F333ESR>の
三台目(三代目)を気に入って
30年来愛用している。

これと
パイオニアの
コンパクト・スピカーの
相性が至極いい。

かつて、
オーディオのカリスマだった
長岡 鉄男氏が推奨していた
コンポーネントである。

ギターやリュートの音を
スッキリ再生できる。

オーディオ・マニアの
叔父さんちには、
200万もする
アキュフェーズの真空管プリアンプや
タンノイの大型スピーカーがあるが、
どうもギター音に関しては
感心しない音色だった。

総じて、
高級オーディオほど
柔らかくモヤッとした音がする。

生楽器の実音は
もっとエッジが効いた
シャープなものである。

亡き親父も
レコード好きだったので、
昭和40年代に
「ナショナル ステレオ 宴」の
セパレート・タイプを買って
長らく聴いていたが、
高校生の頃、
自分がそれを引き継いだ。

それこそ、
レコードが貴重な頃、
擦り切れるほど
聴いたものである。





我が家の古楽器工房は
フミが高校時代に入寮して
空いた部屋から始まった。

その後、
寝室をレールカーテンで
半分にした『夢工房』なるものになり、
今は、アキとナツがいた
12畳の大部屋に落ち着いた。

その三箇所でこしらえた
30本あまりの
ギター属、リュート属は
すべてヤフオクで売れてくれた。

合間に作った
プラモまで全部売れた。

製作した楽器を
愛用して頂いている
ユーザーの方が
工房を訪問されたこともある。

現在は休眠中なので、
足の踏み場もないほどの
物置化しているが、
そろそろ
「木との対話」も
再開しようかと
思ってはいる・・・。





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