アマゾンのレヴューで
秀作の評価が多々あったので、
ツタヤで全2巻を借りてみた。
70代の元高校教師と
30代後半の元教え子との
邂逅から恋愛、同棲、死別までを
さらりとした筆致で
淡々と描いている佳作である。
現実には、なかなか
有り難いシチュエーションだが、
それでも、最近、何かと話題の
年齢差婚というのもあるから
まったく寓話とも言い難い。
酒を媒介として
接近する二人の大人の
世界観が違いながらも
日常を楽しむ心が満ちていて
老後はかくありたい、
という気もした。
ヒロインの月子さんのような、
本物志向の中高年に憧れ、
その包容力に包まれたいと
恋愛感情まで持つ
ファーザーコンプレックスの女性が
実際にいることは
心理屋として知っている。
その逆のケースとしては、、
いくつも年上の女性と結婚している
イチローや松坂、原などの
プロ野球選手に見ることができる。
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