邦楽協会の定期公演のナレーションの仕事が終わりました。
今回もいろいろな勉強をさせていただきました。
ナレーション台本を受け取ってから少しずつ演目について調べてきましたが
今回も下調べしていて、一番印象に残ったのは、「梅雨衣酔月情話」という演目です。
あの川口松太郎の「明治一代女」で有名になった、
新橋芸者で酔月楼の女将「花井お梅」が明治26年に犯した箱屋峯吉殺しを題材にした曲です。
この「花井お梅」という女性、
毒婦として当時かなり世に名を知られた人のようですが、
何が凄いって、刑務所で16年間を過ごし出獄したあと、
お汁粉屋などを開業するのですが、なかなか続かず、
結局なにを商売にしたかと言うと
自分が犯した殺人事件を題材に芝居を作り、自身が座長となって全国を廻った…という点です。
とても、常識では理解できない事です。
そんな事を思いながらナレーションを担当させていただきました。
まさに「事実は小説よりも奇なり」ですね!
その「花井お梅」を調べていましたら、
“毒婦”つながりでもう一人、
あの「愛のコリーダ」のモデル
「阿部定さん」についての記事を見つけましたが、
その阿部定さんと並び毒婦と称されている女性に「高橋お伝」と言う女性がいた事を知りました。
奇しくも群馬県は水上出身…。
「花井お梅」「阿部定」「高橋お伝」の3人を“日本三大毒婦”と言っていたそうですが、
3人とも、男性たちに翻弄され不幸な運命を辿る点では共通しています。
とても哀しい話ばかりで…、
いろいろと考えさせられました。
“毒婦”と言われる女性たちの共通点は、…とても情が深いという点です。
生まれた時代が違えば、もしかしたら幸せな人生を送れたかも知れないのに…。
♪ 生まれた時が悪いのか
♪ それとも私が悪いのか…
ふと浮かんだ懐かしいフレーズですが、
これって、ダレの曲でしたかしら??
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/e6/e9942cfd6d2f6a5d0f8db1dc6079740a.jpg)
清水由美☔️
今回もいろいろな勉強をさせていただきました。
ナレーション台本を受け取ってから少しずつ演目について調べてきましたが
今回も下調べしていて、一番印象に残ったのは、「梅雨衣酔月情話」という演目です。
あの川口松太郎の「明治一代女」で有名になった、
新橋芸者で酔月楼の女将「花井お梅」が明治26年に犯した箱屋峯吉殺しを題材にした曲です。
この「花井お梅」という女性、
毒婦として当時かなり世に名を知られた人のようですが、
何が凄いって、刑務所で16年間を過ごし出獄したあと、
お汁粉屋などを開業するのですが、なかなか続かず、
結局なにを商売にしたかと言うと
自分が犯した殺人事件を題材に芝居を作り、自身が座長となって全国を廻った…という点です。
とても、常識では理解できない事です。
そんな事を思いながらナレーションを担当させていただきました。
まさに「事実は小説よりも奇なり」ですね!
その「花井お梅」を調べていましたら、
“毒婦”つながりでもう一人、
あの「愛のコリーダ」のモデル
「阿部定さん」についての記事を見つけましたが、
その阿部定さんと並び毒婦と称されている女性に「高橋お伝」と言う女性がいた事を知りました。
奇しくも群馬県は水上出身…。
「花井お梅」「阿部定」「高橋お伝」の3人を“日本三大毒婦”と言っていたそうですが、
3人とも、男性たちに翻弄され不幸な運命を辿る点では共通しています。
とても哀しい話ばかりで…、
いろいろと考えさせられました。
“毒婦”と言われる女性たちの共通点は、…とても情が深いという点です。
生まれた時代が違えば、もしかしたら幸せな人生を送れたかも知れないのに…。
♪ 生まれた時が悪いのか
♪ それとも私が悪いのか…
ふと浮かんだ懐かしいフレーズですが、
これって、ダレの曲でしたかしら??
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/e6/e9942cfd6d2f6a5d0f8db1dc6079740a.jpg)
清水由美☔️